http://www.foster-family.jp/data-room/movie-list/movie-list-shakaitekiyougo.pdf
社会的養護等に関する動画リスト 2015/9/5 更新
放送日 放送局 タイトル 時間 概要 キーワード 所持
2015/8/27 日本テレビ newsevery 家庭だけでは暮らせない 18分 栃木・日光市の住宅街に、4年前から日光市が子どもの居場所づくり事業として始め、地元NPOが運営する施設がある。午後3時過ぎ、学校を終えた子どもたちが集まった。ここに通う子どもたちの多くは、家庭で育児放棄されるなど虐待の可能性があると判断された子どもたち。週に6日、多い日には6人の子どもたちが集まる。子どもたちは食事・入浴・洗濯などの世話を受ける。施設を運営するNPO法人「だいじょうぶ」の畠山由美理事長は、「親に放置された子どもはその影響が様々な行動に現れる」と話す。
施設に通っている3年生のケンジは、風呂に入りたがらない。この日は風呂の時間になっても逃げ回っていた。脱衣所に連れて来られても風呂に入ろうとせず、いたずらを繰り返す。言うことを聞かず、今度は体重計で遊びはじめた。結局、ケンジはわがままを通し風呂に入る前にアイスを勝ち取った。ここに通う子どもたちの多くは、家庭の環境から心の奥底に満たされない思いを強く持っている。そこで大人を困らせ、愛情を確かめる行動を多く取るという。職員は子どもたちを叱らず、強制することもない。
ネグレクト,居場所づくり 録画
2015/8/4 NHK NHKニュース おはよう日本 広島戦災孤児収容所 16分 原爆投下から70年 戦災孤児のくらし 語りつぐ
原爆投下から7年後の広島を舞台に、原爆で親を失い育成所で暮らす子どもたちがひたむきに生きようとする姿を描いた”広島戦災児育成所 童心寺物語”が上演された。広島戦災児育成所は童心寺の住職が戦後間もなく開いた施設。閉鎖されるまでに合わせて171人の原爆孤児が生活をした。保母として働いた杉原さんは、幼い子にはお母さんと呼ばれていた。当時を知る人が減る中、育成所の存在が忘れ去られてしまう危機感を持っていたという。そこで杉原さんは劇を通して育成所を語り継いでいこうとする高校生の存在を知り生徒たちを訪ねた。自分の経験や子どもたちの思いを劇に活かしてほしいと、当時の暮らしぶりを伝えた。生徒たちは思いを汲み取ろうと必死に聞き入っていた。本番では育成所で悲しさをうちに秘めながら明るく暮らす孤児たちの姿を表現した。この劇は原爆の日に上演され、収録したDVDは平和学習の教材として活用されることになっている。
戦災孤児 録画
2015/8/4 日本テレビ newsevery漂流する子供たち すれ違う親子 18分 元ヤンキー校長(34)経験生かし 非行・不登校親子問題解決へ
ワンステップスクール伊藤学校では、親子の間で起きる問題に向き合っている。校長の廣岡さんは、親や子どもから相談を受け、自ら対応にあたる。廣岡もかつては暴走行為やケンカに明け暮れる非行少年だった。24歳で学校のスタッフになり、校長として子ども達の更生に力を注いでいる。
父の虐待に母は見ないふり トラウマ消せぬ少女(15)は今日も1通のメールが。送り主は15歳の少女で、かくまって欲しいとの内容だった。幼い時から父親に虐待を受けており、離婚してから父の虐待はなくなった。しかし、祖父母は父親との血のつながりを攻め続けた。今ではシンナーや飲酒、万引きに手を染めた。父の虐待に対して母は見て見ぬふり。廣岡は母親と向き合わせることが必要だと感じた。一時寮で預かることにした。
寮では約30人の男女が共同生活を送っている。費用は月に約20万円。身の周りのことは自身で行う。また5人の専門スタッフが常駐している。スタッフの多くはこの学校の卒業生だ。また定期的に心理カウンセラーが訪れ、心のケアをする。心理カウンセラーは今回の少女に対して、「再決断療法」をとった。再決断療法とは、悩みの元となった過去の経験にさかのぼり新たな経験で上書きすることだ。少女は、温かい気持ちになったと話した。入寮から約3週間、自宅へと帰った。
不登校 録画
2015/6/19 NHK NHKニュース おはよう日本
進学の児童養護施設の子供に低額住宅
2分 埼玉県 全国で初めて提供 進学の児童養護施設の子に低額住宅
子供の貧困対策法が成立して2年となる。埼玉県は、児童養護施設で育った子供が高校を卒業後に大学や専門学校に進学した場合、低額で住宅を提供する全国で初めての取り組みを始めた。県借り上げの部屋などを月1万円程度で提供するということで、最大9人程度の利用を見込んでいる。また、住宅には社会福祉士が定期的にまわり、社会に出るまで相談に応じる方針。
児童養護施設,進学 録画
2015/6/11 日本テレビ newsevery”家庭崩壊そして貧困”漂流する子供たち 19分 漂流する子どもたち 食料支援の現実
川崎市多摩区に生活困窮者を支援する団体・フードバンク川崎がある。食品メーカーなどから消費期限切れが迫る食品を集めて生活困窮者にとどけている。高齢者や失業者、母子家庭など96世帯を支援している。全体の約3割が母子家庭になる。高橋実生代表は「お母さんが元気じゃないとお子さんも不安定になりがち」と気にかけている。

漂流する子どもたち 家庭崩壊に娘は
高橋さんが訪れたある母子家庭では妊娠の経過がすぐれず感情のすれ違いから夫は家を出ていってしまった。夫とは婚姻届を提出しておらず、生活費の支払いは途絶えた。そうした中、父親が塾に連絡し前払いの授業料を返せと連絡してきた。通いづらくなって塾をやめていた。娘は編集者になるのが夢で勉強に励んでいた。自律神経失調症となった。裁判所の調停で夫から月5万円ほど振り込まれるようになった。車を手放すわけにはいかず生活保護はあきらめた。母親は産後体調が悪かった。貯金は減り続けていた。夕食はフードバンクから届いた水炊きだった。長女が1歳のとき最初の夫を離婚した。母は昼も夜も働いて娘を育てた。余裕はなかったが親子二人で幸せに暮らしていた。母親はお見合いパーティで出会った人と再婚した。長女は高校にいけなくなってしまうかもしれないと心配していた。育児を手伝っている間にも「公立高校に行かなきゃいけない」と不安になることもある。
子どもの貧困 録画
2015/6/11 NHK NEXT未来のために「おっちゃんは君らの未来をあきらめへん」 29分 京都では、企業経営者でつくる「中小企業家同友会」のメンバーが、児童養護施設の子どもたちを職業体験に招き、働くことの意味や人と人とのつながりを感じてもらおうという取り組みを続けている。「小さい時に苦労した子どもたちだからこそ、必ず幸せになってほしい」。熱き思いを胸に子どもたちと向き合う“おっちゃん”“おばちゃん”たちが、子どもたちの心を少しずつ動かしている。子どもたちのすばらしい笑顔を、ご覧下さい。 児童養護施設,自立 録画
2015/6/9 NHK 首都圏ネットワーク
児童養護施設 18歳の自立支える 就職情報サイト
7分 親が養育できないなどの理由で児童養護施設で暮らす子どもは全国で3万人。こうした施設は18歳になり高校を卒業などした場合、出なければならない。卒業後、7割の若者が働く道を選ぶのだが、自宅がないため住み込みの仕事を優先することも多く、自分に合った仕事を選べない傾向がある。また、就職後も身近に相談できる家族がいないため、悩みを抱え込んで仕事を辞めてしまうなどの課題が指摘されている。こうした課題を少しでも解消しようと、施設の若者たち専用の求人情報を集めた就職サイトが今月オープンした。
 先週、横浜市中区で児童養護施設向けの就職情報サイトの内容を紹介する会合が開かれ、サイトに期待を寄せる協力企業や施設関係者らが集まった。サイトの名前は「18スタート」。18歳で自立する若者たちを応援しようと名付けられた。サイトを立ち上げたフェアスタート代表の永岡鉄平さんは、「施設の若者たちは苦労してきた経験とか、働かなくてはいけないという思いが非常に強いので、企業からみても雇って育てるうえですごい可能性を持った若者がたくさんいる」と話す。
 最初の就職がうまくいかず、離職を経験した23歳の中島希望さんを取材。中島さんは家庭の事情で11歳で児童養護施設に入所。高校卒業後、建設会社に就職するも、仕事の内容や対人関係に悩み半年で退職した。そんな中島さんの状況を変えたのは施設から紹介された永岡さんとの出会いだった。一緒に企業を探し、再就職することができたのだ。中島さんは今、都内のIT企業で正社員として働いている。
 先月、中島さんが働くKCCSキャリアテックが就職情報サイトへの協力を申し出た。この会社ではサイトを通じて全国から中島さんのような若者を採用したいとしている。永岡鉄平さんは、「若者たちが人材育成に熱心な会社としっかり出会っていって、魅力的な社会人として育っていってほしい。小さな一歩からになるが実現していきたい」と話している。
児童養護施設,自立 録画
2015/6/5 NHK NHKニュース おはよう日本18歳の自立どうささえる 6分 児童養護施設で暮らした若者が社会に出た際の未職率をみると、就職して2年も経つと3割以上が転職、1割近くは無職が続くなど不安定 な暮らしに陥っている。 (NPOブリッジフォースマイル調べ 2014年) 川崎市川崎区に住む23歳の中島希望さんは 離職を経験。11歳で施設に入所し、高校卒業と同時に退所した。離職後は生活のためアルバイトに追われて再就職への活動ができず不安定な生活から抜け出せなかった。
 施設出身者の自立後の問題を解決しようと横浜市中区のベンチャー企業が動き出した。フェアスタート代表の永岡 鉄平さんは、施設を出た若者の多くが 経済的支援や再就職の情報がなく苦しい生活を送っていることを知り、生活支援を始めようと思ったという。協力してくれる企業を募ることにして、この日は東京・港区の企業に足を運び、社内の雰囲気や人材育成の取り組みなどを確認した。永岡さんたちは今週、児童養護施設向けに就職情報サイト「18スタート」を立ち上げ、協力を申し出た企業の求人情報の掲載を始めた。 一方、中島希望さんは、永岡さんの探し出した都内のIT企業に再就職し、現在、正社員としては勤務している。 就職先では、身寄りのない中島さんを気遣い、1、2か月に一度、面談も行なってくれる。
児童養護施設,自立 録画
2015/6/2 NHK ハートネットTVシリーズ戦後70年 第3回「家なき子たちの戦後 29分 第3回のテーマは“児童養護”。様々な事情で親と暮らせない子どもたちを、日本はどう社会で育てようとしてきたのでしょうか。終戦直後、町には戦争で親を失った戦争孤児たちが溢れていました。こうした孤児を収容するために戦後多く作られた「児童養護施設」は、その後、親の離婚や蒸発で家庭を失った子どもたち、非行や不登校に陥った子どもたち、虐待を受けた子どもたち、と受け入れる子どもを次々と変え、今に続いています。先進各国では親と暮らせない子どもの多くが里親などの家庭的な環境で育てられていますが、日本は今も9割が施設暮らしです。どうしたら子どもの利益を最優先にした児童福祉に立ち返れるのか、考えます。 戦災孤児 録画
2015/5/28 NHK NHKニュース おはよう日本
不登校の子供、つまづきを補え
10分  小・中学校の不登校数は約11万9,000人。(平成25年 文部科学省調べ) 不登校の子どものなかには発達障がいの診断を受ける子どもも少なくないが、興味のあることをとことん突き詰める力を持つ場合がある。そうした力を伸ばし、つまずいているところをいかに補い社会に順応させていけるのか、月に数日間行われる授業で探る取り組みが東京大学と公益財団法人のプロジェクトとして始まった。全国の600余から選ばれた小中学生15人が参加。プロジェクトのリーダー、東京大学先端科学技術研究センター(東京・目黒区)の中邑賢龍教授は、「ちょっと変わっているとか、能力が突き抜けて偏っているとか、そういう子どもたちが小中学校のなかで興味をなくして学ぶ機会を失っている。彼らが学べる場を作っていこうじゃないか」と話す。
 参加者の1人、濱口瑛士君は、幼少の頃から絵が得意で、頭のなかで思い描いた物語を描き続けてきた。中世の歴史や宇宙をモチーフに、1日100枚描くこともあるという。だが昨年夏からはほとんど学校に行っていない。原因は、書字障害があること。自分の名前を書くにも難儀し、同級生からもからかわれることで次第に学校にいることが苦痛になっていった。プロジェクトではタブレット端末により、写真撮影やキーボードの使用により文字を書かずに授業に集中でき、ざわついた教室に居ることが困難な子どもは、雑音をカットするヘッドフォンを使用。中邑教授はこうしたテクノロジーの活用によって子どもたちのつまずきを補えると手応えを感じている。
不登校 録画
2015/5/25 NHK ハートネットTV「特別養子縁組はいま」 29分 予期せぬ妊娠や貧困、虐待などの理由で親と暮らせない子どもは3万6千人にも上ります。日本では、こうした子どもの8割以上が乳児院や児童養護施設など施設で暮らしています。国は「今後15年間で家庭での養育を全体の3割以上に引き上げる」と目標を掲げていますがなかなか進まないのが現状です。この問題の解決の切り札として注目を集めているのが『特別養子縁組』。母親が育てられない赤ちゃんを、出産直後などなるべく早い時期に「新しい家庭」で受入れ、‘親’の愛情のもと育てる仕組みで、戸籍上も実子となります。
3歳の長男を特別養子縁組で迎えたある夫妻は今、第2子を縁組しようと考えています。「兄弟が同じ境遇を持つ仲間として支え合いながら生きてほしい」と考えたためです。番組では家族が病院を訪れ、命が誕生する瞬間に立ち会う様子などに密着します。また、養子として迎えられた子どもはにはその後、どんな壁があるのか、周囲のどんな助言が助けになるのか…。大人になった当事者の想いを聞き、こうした試みが広がるための課題を考えます。
特別養子縁組 録画
2015/5/24 BS-TBS 週刊報道LIFE里親制度を知っていますか〜家族とは〜 37分 経済的な事情や虐待などにより、生みの親と暮らせない子ども。その数は実に4万6千人にものぼります。
そんな彼らをできるだけ家庭的な環境で育てようと、国は今年度から「里親」による養育を増やす計画をスタートしました。あまり知られていない里子と里親の実像を、MBS毎日放送が1年にわたり密着取材。
幼い子どもでいる事を許されなかった子… 産みの親と暮らせる日を夢見る子…そして、子どもたちを全力で見守る里親の姿を通し、「里親制度」の在り方を考えます。
里親,虐待 録画
2015/5/7 NHK NewsWEB里親制度 普及阻む“壁” 6分 児童虐待などで保護され親元を離れて暮らさざるをえない子どもはおよそ4万6000人。平成5年以降で最も多くなっています。国は家庭的な環境で育てるべきだとして「里親」への委託を進めていますが、なかなか広がっていません。その背景には、ある「壁」が立ちふさがっていることがNHKの取材で分かりました。社会部の牧本真由美記者が解説します。 乳児院,児童養護施設,里親委託 録画
2015/5/7 NHK NEXT未来のために「小さき命のバトン 〜赤ちゃん縁組の現場から〜」 29分 熊本・慈恵病院が8年前に開設した日本で初めての“赤ちゃんポスト”。同時に病院では幼き命を救うため、予期せぬ妊娠をした女性たちの相談に乗り、どうしても子どもを育てられない場合、「赤ちゃん縁組」という選択肢も提示してきた。そして、不妊に悩む夫婦たちにも救いの手を差し伸べてきた。赤ちゃん縁組を通して、つながった小さき命と新たな家族。かけがえのない命を救うため奮闘する病院スタッフに密着。 こうのとりのゆりかご 録画
2015/5/7 日本テレビ newsevery特集児童保護施設の現実・子供たちの声に責任者は? 20分 東京都児童相談センター一時保護所。
子供たちに対する行き過ぎた指導は行われていないのか、一時保護所の責任者である課長に話を聞いた。
「個別指導は集団になじめない子供を集団から話すためのもので罰則ではなくケア、子供に説明し許可を得てから指導している。
30分100周走は体力づくりの一環、目標設定をさせ達成させるための指導。
保護所を出てから連絡を取り合わないように個人情報の話を禁止、それ以外が禁止していない。
目を合わすことは脱走行動などの行為につながるので禁止」と話す。
子供によると来客や管理職が訪れると職員の態度は一変するという。
児童相談センター,東京都,一時保護 録画
2015/4/25 NHK ETV特集 NEXT未来のために「小さき命のバトン」 59分 熊本・慈恵病院が8年前に開設した日本で初めての“赤ちゃんポスト”。同時に病院では幼き命を救うため、予期せぬ妊娠をした女性たちの相談に乗り、どうしても子どもを育てられない場合、「赤ちゃん縁組」という選択肢も提示してきた。そして、不妊に悩む夫婦たちにも救いの手を差し伸べてきた。赤ちゃん縁組を通して、つながった小さき命と新たな家族。かけがえのない命を救うため奮闘する病院スタッフに密着。 こうのとりのゆりかご 録画
2015/4/7 NHK クローズアップ現代「“ポスト”に託された命 〜赤ちゃん100人のその後〜」 26分 熊本の病院が8年前に開設した「赤ちゃんポスト」に、これまでに全国から預けられた子どもたちは100人を超えた。多くの命が救われた一方で、その後の「養育」の責任を誰が持つのか、フォロー態勢は十分に整っていない。今回、NHKでは「ポスト」に預けられた子どもたちの“その後”を追跡取材。その結果、預けた後に親が子どもを再び引き取るケースも見られ、十分な支援も得られないまま、のちに母子心中した親子までいることが初めて明らかになった。親の都合で預けられた子どもの尊厳を、どう守るのか。日本に先駆け全国100か所余りで「ポスト」を運用しているドイツでは、子どもの福祉を最優先に考え、一定期間を経たのちに親権を剥奪し引き取りを認めないなど、様々なルールを設けている。これまで「ポスト」の存在を事実上“黙認”し、その責任を現場に委ねてきた日本。今後の運用をどうすべきか、あらためて考える。 こうのとりのゆりかご 録画
2015/3/22 日本テレビ NNNドキュメント「戦争孤児たちの遺言 地獄を生きた70年」 46分 「戦災孤児」―70年前、空襲の焼け野原に何万人もの子どもたちが放り出された時代があった。昭和20年3月10日の東京大空襲は、一夜にして10万人以上の市民を殺した。空襲で両親を亡くした「戦災孤児」たちは、その後、国からの援助もなく、過酷な生活を強いられた。終戦は、孤児たちにとって生きるための戦争の始まりだった。自らも孤児である金田茉莉さん(79)は一人奮起し、同じ境遇にさらされた孤児たちがその後どんな人生を送ったのか、約30年調査を続けている。番組では、金田さんの調査活動の足跡をたどりながら、戦災孤児たちの悲劇を明らかにする。戦後70年を迎える今、多くの孤児たちが重い口を開いた。あの時代の暗部を生きた孤児の言葉は、哀しみと怒りに満ちていた。 戦災孤児 録画
2015/3/15 BS日テレ 少年少女と夢の交流!ジャイアンツ選手会10周年SP 25分 スタートから10年。オフシーズンだからこそ出来る「ジャイアンツ選手会プロジェクト」。今年もジャイアンツナインが東京ドームを飛び出して、全国の少年少女と夢の交流。そこには普段テレビで見られない選手たちの素顔がありました。
小学生たちとスクールランチ。養護施設の少年との交流の記録。母校の大学病院を訪ねる選手。ときには子供ならではの禁断の質問も!どうするG戦士たち!?ジャイアンツ選手会が日本列島縦断!全国の子供たちとの心と心の交流を描きます。
児童養護施設,ジャイアンツ 録画
2015/2/26 NHK 国際報道2015孤児育むミャンマーの慈愛の母 12分 130以上の少数民族を抱える多民族国家ミャンマー。半世紀以上にわたり政府軍と各民族勢力が内戦を続け、その結果、様々な民族の戦災孤児が路上に放り出されてきた。そんな彼らを引き取り、ひとりひとりに愛情を注ぎながら育てている尼僧がいる。ドーワナティリさん(48)。8年前に7人を引き取って始めた孤児院に、今では230人が身を寄せている。様々な宗教・言語・習慣を持つ少数民族の子供たちに共生の精神を教えながら、各々の心の傷を癒していく日々。彼女はいつしか「ミャンマーのマザー・テレサ」と呼ばれるようになった。いまミャンマーでは少数民族との和平をめざす動きが進んでいるが、ドーワナティリさんの教えのもと助け合いながら暮らす子供たちの姿は、ミャンマーがめざす国家の縮図のようでもある。価値観や文化をどのように乗り越え共生の道を開くのか。ひとりの尼僧と孤児たちの日々を見つめた。 ミャンマー,孤児院 録画
2015/2/26 日本テレビ newsevery漂流する子供たち〜貧困からの叫び〜 22分 大阪・守口市で助けを求めてきたナツミ(仮名・小学3年生)は1か月半後、児童相談所が母親が暴力をふるっているとして子供5人を2か月間一時保護することにした。しかし、牧師の山本さんは児童養護施設に送られ家族が離ればなれになることが心配している。駆け込み寺となっている教会に毎日やってくる子供の中にタケル(仮名・小学2年生)と姉サリナ(仮名・小学6年生)がいる。母子家庭で暮らしていたが2年半前母親が亡くなり、山本さんが親代わりだ。ある日支援者の男性と公園で遊んでいるとタケルが突然叫びはじめた。 児童養護施設,貧困 録画
2015/2/22 テレビ朝日 ポータルANNニュース「私も孤児だった…サヘル・ローズ」 3分 「ポータル ANNニュース&スポーツ」で、2月21日に放送した特集のディレクターズカット版で­す。戦争で家族全員を失い、少女時代を孤児院で過ごしたイラン出身のタレント、サヘル­・ローズさん。養母と深い絆で結ばれた彼女が語る“家庭”で育つ重要性。日本“養子縁­組1%”の現実を考えます。 養子縁組,孤児,サヘル・ローズ 録画
2015/2/18 NHK 戸籍のない子どもたちU 
どうしたら救えるのか
26分 昨年5月にクローズアップ現代で放送した「戸籍のない子どもたち」。夫の暴力から逃げ続け離婚できぬ母親が出生届を出せず、子どもが無戸籍になる実態を明らかにした。ある32年間「無戸籍」の人は、住む場所も仕事も限られ困難に直面していた。国は初めて実態調査に着手、全国に少なくとも533人の無戸籍の人がいることが判明した。しかし、NHKの取材で、行政や裁判所等に窮状を訴えたものの、救済されずにいる人が少なくないことが分かってきた。更に取材を進めると、その背景に、行政の縦割りや法曹界、社会の無関心などがあることが浮かび上がってきた。戸籍のない子供たちをどうしたら救えるのか。取り組みを始めた自治体や無戸籍の当事者自身の動きなどもあわせて伝える。 無戸籍 録画
2015/2/11 NHK ニュースウオッチ9▽不登校と向き合う元教師 9分  1人男性が10年前に学習指導などを行う施設をフリースクールを立ち上げるまでの苦難の道のりを描いた映画が今月公開される。現在の教育の枠に入ることが出来ない子どもを救うために何が必要なのかきょう映画のモデルにもなったフリースクールの理事長に話を聞いた。
 長岡さんが芸西16年に立ち上げたフリースクール「侍学園」でこれまでおよそ100人の子どもに向き合ってきたという。きっかけについて20歳で出会った小学生から強い衝撃を受けたと話した。現在14歳から41歳までの人たちがいて人に必要とされたい欲求を得られてないという。
サムライフフリースクール上田市(長野)
 映画「サムライフ」で子どもと同じように苦しむ親に語りかけた言葉が印象に残ったと話した。「大丈夫、ここからだ」という前向きな言葉について長岡さんは「変えられること」に限られた財産を使って欲しいだけと話した。昨年度の不登校の子供の数が17万人を超えたという。年間30日以上休んだ小学生から高校生の数だという。
不登校,フリースクール 録画
2015/2/8 TBS ニュースバード 神奈川・伊勢原 虐待のケア施設 オープン 1分 神奈川・伊勢原に子どもの虐待防止を取り組むNPO法人が運営するケア施設「子どもの権利擁護センターかながわ」がきょうオープンした。虐待を受けた子どもは繰り返し話しを聞かれることでトラウマを深く負うケースもあるため、センターでは専門研修を受けたスタッフが面接し、複数の機関の人が同時に見られる部屋を設置している。運営側は子どもの負担を減らし、多機関連携型のケアを目指したいとしている。 児童虐待,ケア施設 録画
2015/2/9 NHK クローズアップ現代「少年犯罪・加害者の心に何が〜「愛着障害」と子供たち〜 26分 16歳の少女が通信アプリ・ラインでつながった同世代の少年少女に殺害された「広島強盗殺人事件」。去年秋、主犯格の少女に1審判決が下された。残忍な犯行に酌量余地はないものの、幼少期の「愛着不形成」の影響が大きいことなどが加味され、求刑より減刑となり、注目された。いま、幼少期に周囲との信頼関係が育まれない「愛着不形成」に関する研究が進んでいる。脳の特定部位が萎縮を起こす、自己の行動抑制ができなくなるなど、「精神症状」や犯罪行動につながるメカニズムを解き明かそうというのだ。さらに愛着形成に失敗した少年たちの更正や回復をどうするかの研究も始まっている。福井大学病院では、愛着形成と関わりの深いホルモンを投与することで、脳へ働きかけ、治療につなげようという取り組みが行われている。一度生じた「愛着不形成」の克服には時間がかかる。広島の強盗殺人の主犯格の少女も、母親との手紙のやりとりなどを通じて、親子関係修復への第一歩を踏み出そうとしている。子どもたちの「愛着形成」を、社会全体で支えていく仕組みを考える。 愛着障害 録画
2015/1/29 日本テレビ newsevry密着!児童自立支援施設 18分  児童自立支援施設の子どもたちに密着。北海道遠軽町に児童自立支援施設がある。この施設では小学校から高校生までの男子27人が生活している。取材のカメラに向かった笑顔な子どもたち。だが、この子供たちの8割が虐待を受けているという。かつては不良行為などの非行少年を対象としていたこの施設だが、最近は多くが家庭に問題を抱えているという。1914年に開設し、東京ドーム約93個分の広さがあるというこの施設。施設内には4つの寮がある。子供たちはそれぞれのグループにわけられ、共同生活を送っている。施設には小中学校の分校が設置され、子供たちは寮から通っている。学年に応じた学力に達していないものも多く、能力別のクラスが設けられている。また、学習の他に農作業などで汗を流し、規則正しい生活をし、家庭への復帰を目指す。
 取材班はこの施設で直人くん(中学3年生)と出会った。彼は以前女の子とトラブルを起こしていた。児童相談所の判断でこの施設へ来たとのこと。学習などに積極的に取り組む直人くん。今は寮でリーダーとなっている。施設では夏休みと冬休みに2週間の帰宅が許される。しかし、久しぶりに会った友達の視線は皆冷たかったという。中学卒業後退所する予定だが、彼は進学する高校選びに悩んでいた。もう一度やり直したいと願っているが、地元では以前のように暮らすことができなくなっていた。彼は地元を離れ学生寮がある学校への進学を目指すとのこと。
この施設で20年前から寮長を務める楠哲雄さんが面倒を見るのは、中学2・3年生の男子7人。子供たちの食事は妻の美和さんが作る。美和さんは、夕食の支度の合間には子供たちと話すようにしているとのこと。子供たちと多く接する時間が大切と感じているからとのこと。楠哲雄さんが受け持つ子供たちの入所のきっかけは、不良行為が6人、不登校が1人。共通するのはみんな家庭に問題を抱えていること。
(特集)
児童自立支援施設の子供たち 「家に居場所がない」
学校での学習が終わった放課後、楠さんの寮で暮らす広行くんが職員に連れられていった。同級生ともめごとを起こし、職員に叱られていた。彼は不良グループと問題行為をして2ヶ月前にこの施設へ来た。広行くんの家庭は母子家庭。新たな父親ができたが彼は好きになれなかったという。親から見放されていたという広行くんは、不良行為をするようになるまで時間はかからなかった。父親から暴力などを振るわれ家に居場所はなくなった。不良グループの仲間たちは同じ境遇で次第に彼らが心のよりどころになっていったという。
(特集)
児童自立支援施設の子供たち 13歳少年が向き合う今
11月下旬、楠さんの寮に新たな男の子、賢治くんが加わった。彼は深夜に徘徊するなど問題行為を起こし、5日前にこの施設へきた。中学生が暮らすこの寮では1年生の賢治くんが1番年下。だが彼は1つ年上の広行くんを見下しているように見えた。 最上級生の指示には素直に従うが、俯いた表情は不満そうだった。その翌日、賢治くんは初めて授業を受けることになった。ここでは広行くんと一緒だった。突然賢治くんが年上の広行くんに挑発的な言葉を投げつけた。その態度に広行くんきれた。教員が二人の仲裁に入った。なぜこのような態度をとるのか、取材班は賢治くんに話を聞いた。彼は一度腹を立てると自分を押させることができないという。そして賢治くんは胸のうちを語り始めた。
(特集)
密着!児童自立支援施設 心に傷を持った子供たち
児童支援施設で生活する賢治くんは深夜徘徊などの問題行動を起こし、1週間前この施設にやってきた。彼は母親が面倒を見ることができず、伯母の元に預けられた。小学生の時、突然現れた母親。それまで彼は伯母を母親だと思っていた。その後、彼は母親に引き取られ、一緒に住むこととなった。しかし時間に不規則な仕事をする母親が彼の面倒を見ることはあまりなかったという。子どもたちが施設にやってきた理由は様々だ。不良行為をした子供、虐待で苦しめられてきた子供、彼らについて校長の仁原さんは「なんとか親に気に入られたいとか愛されたいとみんな思っている」と話す。全国の児童自立支援施設で暮らす子どもたちは約1500人だという。
児童自立支援施設,北海道 録画
2015/1/13 フジテレビ リアル×ワールド 「養子を迎えることにしました。」 23分 「結婚したら、子だくさんの家庭にしたいね」当たり前のように思い描いていた未来が実現できないとわかったとき、あなたならどうしますか…?
何年も続けた不妊治療の末、2度の流産を経験したご夫婦。お腹の中で命を守れなかった自分を責める日々・・・。
子どもを育てたい・・・。血のつながりは、関係ない。
様々な事情で実の親の元で暮らすことの出来ない子どもたちは、全国で約4万人ほどいるといわれています。そのうちの85%以上が施設で暮らす日本の現状は、海外から批判を浴びています。
今回、取材を受けてくださった二組のご夫婦は、特別養子縁組という制度で血縁のない子どもを家族に迎えました。
彼らの元にやってきた子どもたちの、実の親たちは、どうにもならない事情で手放す彼らのことを想い、施設でなく、子どもを望む夫婦たちにわが子を託しました。
番組では、子どもと新しい両親との始まりの日々には、どんなことが起こるのか?血縁のない親子がどんな問題に向き合って暮らしているのか?家族つくりに向き合う夫婦と子どもとの日々を見つめました。
家族の数だけ、家族のカタチは存在する。それでいいじゃないか。取材を通して、二組の家族の姿は、私にそう教えてくれたように感じました。
赤ちゃん縁組,特別養子縁組 録画
2015/1/12 テレビ朝日 スーパーJチャンネル「過酷…厳寒の新宿ホームレス」 16分 路上生活を続ける人たちに密着。新宿西口の様々な場所にダンボールが設置されていた。夜になるとダンボールを手にして駅に向かう人達が現れた。シャッターが閉まると集まっていた人たちはダンボールを組み立てて寝床を作っていた。
午前1時すぎ、ホームレス50人以上が寝泊まりしていた。東京都で行われたカレーライスの炊き出しには多くの人が集まっていた。駅周辺では炊き出しが週に10回以上行われている。現在新宿区のホームレスは約102人、そのほとんどが孤独に生き抜いている。
路上生活を続けるカップルに密着。ほとんどのホームレスは1人で生き抜いているが、2人は珍しいカップルホームレスだった。2人は収入源になるアルミ缶を拾い、お金を得ていた。女性は化粧品を大切に使い続けている。2人でいれば気が休まることは多いが、それでもホームレス生活の苛酷さが変わるわけではない。クリスマスイブ、女性がクリスマスケーキを持ってやってきた。
2人のカップルがホームレスとなった理由を伺う。男性は高校1年で中退後仕事を転々としていた。18歳の時に両親が離婚、22歳の時に歌舞伎町で働き始めた。女性は約1年前までは主婦だったが、ギャンブル依存症の夫と離婚し、あてもなくやってきたのが歌舞伎町だった。そんなとき2人は出会い、去年10月に交際がスタート。やがて所持金が底をつきてホームレス生活が始まった。
2015年1月1日。2人は初詣に来たが、女性は男性が何も変わらないので涙を流していた。男性は職を探し、ホームレスの年始めに密着。1月5日の仕事始めになるも山谷のハローワークには求人が無くなってた。
ホームレスの年始めに密着。1月8日、ハローワーク上野の玉姫労働出張所には多くの人が集まっていた。仕事始めからの4日間で民間企業からの求人件数はわずか1件と低調なスタートとなった。
ホームレス 録画
2015/1/8 NHK クローズアップ現代「不登校12万人のかげで〜広がる子どもの睡眠障害〜 26分 不登校の子どもが6年ぶりに増加し12万人に上ることがわかった。さらにこの文部科学省の調査によると、3人に1人は、不登校のきっかけが「睡眠など生活リズムの乱れ」だという。ゆとり教育からの揺り戻し、部活や塾の長時間化、ゲームやスマホの浸透など、ここ数年子どもを取り巻く環境が変化し、睡眠不足が深刻になっているのだ。「午前中から眠くて仕方がない」と答えた小学生は3割を超え、心身に変調をきたす子どもも急増している。治療にあたる医療現場では、治療した子どもが退院しても再び悪化するケースが後を絶たない。子どもの脳に悪影響をもたらすメカニズムも解明されつつあり、子どもの生活環境そのものの改善が重要だという。いかに子どもたちの眠りを守り、不登校を減らしていくのか。学校と地域ぐるみで不登校を減少させた取り組み事例も交え、子どもの睡眠障害がもたらす深刻な影響と、その解決策を探る。 不登校,睡眠障害 録画
2015/1/3 フジテレビ 20150103 第23回FNSドキュメンタリー大賞「刹那を生きる女たち最後のセーフティネット」 50分 近年、働く単身女性の3人に1人が貧困状態にあるとの調査結果が報告され、彼女たちの実情が徐々に明らかになる一方、その中に顕在化しない見えづらい貧困を抱えた女性たちが存在する。生活保護や障害年金など、国の社会保障制度を頼らず、風俗店、女性支援のNPO、シェアハウスをよりどころとしながら、刹那を生きる女性たちだ。番組では、彼女たちの日常と、取材で見えてきた日本のセーフティーネットの現状に迫る。 女性の貧困,BONDプロジェクト 録画
2014/12/29 TBS 緊急!公開大捜索SP 122 テレビの力で行方不明者を家族の元へ!
行方不明者や記憶喪失による身元不明者の情報提供を呼びかける
特別番組を生放送します。
行方が分からないのはなぜなのか…捜査のプロが残された手がかりを
徹底分析し真相に迫ります。
そして、再会を願う家族が生出演。一日でも早く帰ってきて欲しいと
カメラの前で呼びかけます。
行方不明児 録画
2014/12/28 NHK NHKスペシャル「子どもの未来を救え〜貧困の連鎖を断ち切るために〜」☆ 58 過去最悪の16.3%。国が発表している「子どもの相対的貧困率」は年々悪化し、今、子どもの6人に1人、およそ300万人が国が基準としている“貧困ライン”(一人世帯122万円未満)以下で暮らしている。今年8月、政府は「子供の貧困対策に関する大綱」を閣議決定し、関連法の整備に乗り出すなど、国をあげた課題となっている。「子どもの貧困」の背景にあるのが「女性の貧困」。日本のひとり親世帯の8割以上が母子家庭だが、全体の半数以上が貧困ライン以下の状態にあるといわれている。そうした世帯で育った子ども、中でも女性は、成人しても貧困状態に陥ることが多く、さらなる連鎖を生む悪循環が起きているのだ。番組では、現場の克明なルポを通して、連鎖の実態や社会保障制度の課題を探る。識者との議論も交えながら、次の世代へ「貧困の連鎖」を生まない社会のあり方を考えていく。 子どもの貧困 録画
2014/12/27 テレ玉 ライフライン「児童養護施設さんあい」 25 埼玉県深谷市にある児童養護施設「さんあい」のスタッフ、高瀬一使徒さんは、長年、NPO法人のスタッフとして世界の貧困に苦しむ子どもたちを支援してきた。十年程前から、日本国内の特に虐待に苦しむ子どもたちの現状に目を向けるようになり、2014年からは、自身の叔父・叔母が設立した児童養護施設「さんあい」で働いている。高瀬さんに、現在の働きと、虐待に苦しむ子どもたちの現状などを伺う。 児童養護施設,さんあい 録画
2014/12/25 BS11 20141225 報道ライブ21_INsideOUT「虐待された子供たちの声」 40 年々増加する児童虐待。そこで被害を受けた子どもたちは、保護者など引き取り手のない場合、児童養護施設などに入る。私たちは実際に、そこで生活をする子どもたちを取材。家族や将来の夢、そして思い出したくない過去など、子どもたちは何を考え日々過ごすのか。彼らの生の声を聞く。
そして、スタジオではゲストから今の虐待と過去の虐待の違いなどを聞き、行政がどういう取り組みをすれば、前進するのかなど討論する。
児童虐待,児童養護施設 録画
2014/12/25 NHK 20141225 情報まるごと「児童養護施設のクリスマス」 17 きょうはクリスマス。今年もランドセルが児童養護施設や里親のもとで暮らす子どもたちに届けられた。送り主はタイガーマスクの主人公・伊達直人を名乗っていた。このような寄付は4年前に始まり善意の輪として広がったが、一時期と比べ数は減っている。
一方、毎年少しずつお金を送り続ける人、ボランティアの形で支援を続ける人もいる。地域の人の協力で先日クリスマス会が開かれた神奈川県相模原市の児童養護施設「中心子どもの家」を取材。3〜18歳の45人が親と離れて暮らしている。虐待や経済的問題など入所理由は様々。クリスマスを迎えたこの時期、毎年子どもたちに善意の贈り物が届く。袋詰のお菓子は地元企業から。小さな袋に現金を届け名乗らず立ち去った年配の男性もいた。子どもたちを支援したいという申し出は1年を通じ様々な形で寄せられる。NPO法人が開いている学習教室。塾に通えない子供に大学生などが勉強を教える。美容院を営む女性は毎月子どもたちの散髪に訪れる。この日、クリスマス会の準備が進められていた。地元ラジオ局のパーソナリティなどが10年以上前から支援を続けている。活動の中心は歌手の*mika*。母子家庭で育ち子供の時期に父親から愛情を注いで貰えなかったという経験から活動に参加。
児童養護施設,支援,中心子どもの家 録画
2014/12/24 日本テレビ newsevery保育園子供の声で訴訟も 8 “子どもの声”で訴訟も…
練馬区の保育園では部屋の窓を開けないようにする貼紙が…この保育園では騒音レベルを超えるとして訴えられ、現在も裁判が行われている。園には防音フェンスが設置されており、大声を出す子供には保育氏が注意しているという。この様なトラブルは全国で相次いでおり、東京都では子供の声を対象から外す条例が見直された。他にも地面から掘り下げて作られた保育園や園全体にフェンスを設置するなど対策している保育園もある。
中野区では保育園建設前から反対している声があり、反対する住民は行政の説明の不十分さに不満を持っていた。世田谷区の保育園では近隣住民に運営方針を説明するなどして近隣住民の理解を得たという。近隣の住民も園が地域に溶け込んでいるという。また千葉県の保育園では高齢者の介護施設で高齢者との交流する時間を持っているという。
保育園,騒音 録画
2014/12/22 BS日テレ 深層NEWS▽震災から3年以上が経過し、被災地の子どもたちが抱える課題とは☆ 41 東日本大震災からまもなく4年。被災地の子どもたちは、経済的な問題や学習意欲の低下など、いまだ多くの課題を抱えている。いま求められている支援とは何か検証します 被災地,学習支援,震災児支援 録画
2014/12/22 NHK 20141222 NHKスペシャル「調査報告“消えた”子どもたち〜届かなかった“助けて”の声 43 学校に通わないなど社会とのつながりを失い、どこにいるのか、何をしているのかわからなくなってしまった子どもたち。
ことし5月、厚木市で男児が白骨化して見つかるなど、事件が相次いでいる。
しかし、こうした社会から“消えた”子どもたちについて、これまで詳しい調査はほとんどなく、その広がりや実態は明らかになっていない。
そこで、NHKは、全国の関連施設に独自アンケートを実施。
浮かび上がってくるのは、虐待・ネグレクト・DVといった現代の闇が複雑に絡み合うなかで、子どもたちが声も出せないまま苦しんでいる実態、そして、こうした子どもたちの異変に気づけない社会の現実だ。
現代日本の片隅で助けを求めている“消えた子どもたち”、その実態に迫るとともに、子どもたちの命と人生を守るために、いま社会が向き合うべき課題は何か、問いかける。
所在不明児 録画
2014/12/19 NHK ファミリーヒストリー「山本寛斎〜逆境が力に 母との別れの真実〜」 48 山本寛斎さんは、7歳の時に両親が離婚。父に引き取られるが、その後、児童養護施設に預けられた。辛い記憶だったので、昔を振り返ることを遠ざけてきた。今回、祖父や両親の人生が明らかに。祖父は高知で、和紙を機械ですく技術者だった。謎だった祖父の足跡が判明する。そして、母が寛斎と別れざるをえなかった理由。90歳の母が初めて語る真実。そして、誰にもみせたことがなかった一枚の写真。寛斎さんは涙が止まらなかった。 山本寛斎,児童養護施設 録画
2014/12/19 NHK ニュースウオッチ9▽児童虐待「思いもよらない行動に」 10 10数年前に起きたという強盗事件は男の子による自作自演だったことがわかり、事件の被害者とされた20歳の男性を取材。男性は小学生の時に親から虐待を受けていて、気づいてもらうために嘘の事件を作ったのだという。男性は友達や先生に親からの虐待を打ち明けられず、小学生の同級生は虐待の兆候に気づかなかったという。
警察なら虐待を見抜いてくれると思って強盗の被害者を演じた男性は現在、運送会社で働いている。事件の後、児童養護施設に保護された男性は今年の春から家を借りて新たな生活をスタートさせている。事件から10年あまり、男性は今も学校が虐待に気づいてくれていたらと思うという。
学校は虐待に気づいていなかったのかを当時の担任に話を聞くと、男性の認識とは違う事実を語り始めた。当時の担任は“無言のサインに気づき、記録にも残していた”という。学校内で情報を共有し、担任は男性に話を聞いたが答えてくれず、親にも事情を尋ねたが虐待は強く否定。結果、その後は踏み込んだ対応は取らずに虐待を心配しているということも伝わらなかった。
虐待の事実を口にできない子とどう向き合うのかについて、専門家は周囲の大人は“SOSの気づきを行動に変える”ことが重要だと指摘している。10数年間先生に気づいて欲しかったと思い続けてきた男性に取材した当時の担任が気づいていたと話すと、その時に何かひと言でも欲しかったと語った。
児童虐待,児童養護施設 録画
2014/12/18 日本テレビ news zero 「心の病支える人をどう支えるか」 10 恋人が“心の病”…支える彼氏の「苦悩」
もし恋人が心の病だったら。心の病を抱える人も、その人を支える人も多くの悩みを抱えている。あるカップルを取材した。大学4年生の男性長谷川さん(仮名)22歳には2年半付き合っている彼女ナオコさん(仮名)がいる。電車に乗る際は一番前や後ろに乗る。ナオコさんは人混みや大きな音で極度の不安を感じるからだ。中学生の頃、家族関係のストレスが原因で、髪の毛をむしったり、リストカットをするようになった。高校生の時は鬱やパニック障害で精神科に通院。その後は全般性不安障害と診断された。デートも人が居ない場所を選んでいる。長谷川さんはナオコさんの診察にも付き添う。診察室に入ることも主治医に許されている。ナオコさんが忘れてしまったこと、自分では言えないことを主治医に伝える。毎日の病状を記録し、投薬の管理もする。主治医の鈴木二郎医師も、長谷川さんの存在が治療に重要な役割を果たしていると語る。
 夜、長谷川さんはナオコさんをダンスに誘った。ナオコさんにとって一番の楽しみで、出会いも大学のダンスサークルだった。ナオコさんは体調の悪化で大学は休学したが、ダンスには毎週通う。ダンスの後で長谷川さんはナオコさんを実家まで送り届け、寝付くまで寄り添う。長谷川さんは終電で帰宅し、翌朝早くに大学に向かう。「自分が疲れているとしんどい時もある」と長谷川さんは語る。今年8月には潰瘍性大腸炎で入院し今も治療は続いている。長谷川さんにとってはうまく彼女を支えられないことがストレスになる。 たとえば、彼女がダンスに誘ってくれても、上手く応えられないと、リストカットをしたと告げられてしまう。自分の支え方が正しいのか不安になる。
 支える側の人が集まる場がある。NPO法人ライトリングは、支える人を支援し、悩みの相談やケーススタディなどの学習の場を提供する。石井綾華代表理事は「支える人は、孤立感や無力感、自責感を感じている」と語る。長谷川さんも10月から参加しはじめた。心の病を抱える人の増加とともに、支える人のケアも求められている。
リスカット,自傷行為,支援 録画
2014/12/17 日本テレビ news every「リストカットが止められない」 18  18歳の少女の腕には無数のリストカット痕、嫌なことが有るとリストカットをせざるを得ないという。医療現場では幼児のように泣き喚く女の子や突17歳の少女の首には自傷行為の痕が…。
 横浜市の精神科の病院には18歳の少女が医師の問診を受けていた。18歳の少女は男性への恐怖心が強く、約4ヶ月前から入院生活をしている。少女は突如小さな悲鳴を上げ耳を塞いだ…少女には幻聴の症状が出始めたという。彼女の左腕には無数の傷跡があり、気持ちが不安定になるたび自傷行為に走るという。
 再び病院に訪ねると少女は浮かない表情を見せており前日にも手首を切っていた。父親が面会に訪れ父親は40代半ばの会社員、父親は自傷行為を責めたりしないという。また父親は少女について中学3年という。少女は「止めたいけどやめられない」と話した。
 自傷行為が止められない子供たちに特化した広島の松田病院、ドアノブがなかったり窓がわずかしか開かない、また自傷行為に使える私物は没収している。道具を失った子どもはそれでも自分の身体を壁にぶつけるなどして自傷行為をしている。1ヶ月前から入院している17歳の少女の首には痛々しい自傷行為の痕が…少女も自傷行為をすることで気を落ち着かせるという。中学生時代にうけた言葉の暴力を引き金に自傷行為をしているという。
 少女は心理状態を図るべく空欄に適当な言葉を書く心理テストを実施、少女はネガティブな言葉を書き綴り、家庭でも居場所を失った少女は自傷行為を続けているという。それでも自傷行為は無理矢理止めさせないほうがいいという。自傷行為を止めさせるため作業療法という治療法で楽しい経験を積み重ねていく。
 SNSで誹謗中傷を受けた18歳の少女は退院のためあるプログラムを行うという...。
 リストカットが止められない18歳の少女、入院して5ヶ月目に退院に向けた最終訓練を実施、自宅に戻って3日間過ごすだけの訓練だが、少女は病院を離れ自傷行為をせずにいられるのか…。少女の訓練は10回目、これまで殆ど手首を切ってしまったが…。翌日には買い物するなどしてリフレッシュを行い、少女はこの訓練を無事乗り切ったという。
リスカット,自傷行為 録画
2014/12/16 NHK 首都圏ネットワーク 性犯罪被害の支援教諭対象の研修会 2 性犯罪被害に遭った中高生が相談に来た場合の対処方法などについて学んでもらおうと東京都内の中学校・高校の教諭を対象にした研修会が開かれた。臨床心理士の資格を持ち警視庁で被害者のカウンセリングをしている菅原卓人警部補は性犯罪被害者の7割近くが恥ずかしい、偏見がこわいという理由で誰にも相談しなかったという調査結果があると述べた。その上で学校に来ない生徒が被害にあっていないかきにかけること、言葉の掛け方にきをつけること、相談窓口を紹介することなどをアドバイスした。アメリカで性犯罪被害にあった大薮順子さんは少しでも安心して相談できるような対応を求めた。 性犯罪被害,中高生,研修会 録画
2014/12/10 NHK クローズアップ現代「子どもの性同一性障害〜揺れる教育現場〜」 26 「性同一性障害」と見られる子どもは全国に600人以上。制服や更衣室、部活動の選択などでどう配慮し、周囲の理解を得ていくのか。対応に揺れる教育現場の模索を伝える。 子どもの性同一性障害 録画
2014/12/8 日本テレビ news every「この子の親になる!特別養子縁組への決意」 10 普通養子縁組は戸籍に生みの親との関係が残るが、特別養子縁組は戸籍上育ての親の実の子となり6歳未満の子どもが対象。富岡さん夫妻は特別養子縁組として家庭裁判所の許可を得て悠太くんと実の親子になった。富岡さん夫妻は子どもを切望していたが願いが叶わず養子縁組をしようと考えたという。光子さんは産みの母親と別の病棟でミルクの与え方などを習った。
特別養子縁組は児童相談所と民間団体で行われ、去年は全国で474件が成立した。全国の不妊治療の件数は年々増加し年間32万件を超えている。一方で望まない妊娠に悩む女性もおり、子どもの虐待死の加害者の約7割が母親だという。それを防ぐための一つの対応として特別養子縁組は非常に有効な対応。
光子さんは悪戦苦闘しながらも日々成長する息子の姿に母としての喜びと自覚が芽生えている。しかし一方で夜泣きでずっと泣いていると産みのお母さんを呼んでいるのかと思うこともある。佐世保市で月に一度開かれている「里親サロン」に参加している。悠太くんが成長した時養子縁組であることを伝えようと心に決めている。
悠太くんには産みの母親の写真も手紙もない。光子さんは養子縁組であること話すときのために2人のお母さんからと作られた絵本。子どもたちの命を救い繋ぐ特別養子縁組には血のつながりを超えて絆を育もうとする親子の姿があった。
特別養子縁組,真実告知 録画
2014/12/2 NHKBS1 BS世界のドキュメンタリー選「ロッキーとエイズ孤児たち」 49 エイズや外国人に対する偏見と戦いながらインドで子どもたちと生きることを選択したアメリカ人男性、ロッキーに密着する。祖国アメリカを捨てインドのエイズ孤児院で働くという親友ロッキー。ロッキーに同行したスティーブがチェンナイで見たものは、ロッキーを兄と慕う子どもたちと、病気に冒された彼らにできる限りの愛情とケアを与えようとするロッキーの姿だった。 エイズ,孤児院,インド 録画
2014/10/29 NHK クローズアップ現代 子どもって迷惑? 
〜急増する保育園と住民のトラブル〜
26 今、「子供の声がうるさい」と地域でトラブルが相次いでいる。神戸市や練馬区などでは、保育園を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。こうした事態に対し、子供を抱える施設では、外遊びを制限する保育所など本来の保育の質を落としたり、地域の中で孤立したりしている状態に陥っている。問題の背景として専門家が指摘するのは、「地域社会の人間関係の希薄化」と「少子高齢化による子供の異物化」。特に、少子化によって子供の声が少なくなっていたことに慣れていた地域では、子供の存在を排除する傾向が強いと指摘する専門家もいる。現在、各地で頻発する保育所などのトラブルの実情と、地域住民が「子供の声」こそ自分たちの将来を支える存在として“騒音”問題を解決した事例から、社会の寛容力の必要性を見つめる。 保育園,騒音 録画
2014/11/30 TOKYO MX2 少年と自転車(2011年・ベルギー/フランス/イタリア) 87分 愛する父親に拒絶された現実を受け入れられず、心を閉ざしてしまう少年。壊れかけた心を回復させてくれたのは-。 名匠ダルデンヌ兄弟が贈る感動のヒューマン・ドラマ。
もうすぐ12歳になる少年シリル。父親は彼を児童養護施設に預けたまま行方知れずに。シリルは自分が捨てられたとは露とも思わず、父親を必死で捜し続ける。そんな中、美容師のサマンサと出会う。彼女は、なくなった大切な自転車を取り戻してくれた。そしてシリルは、サマンサに週末だけの里親になってくれと頼み、2人で父親捜しを続ける。やがて、ようやく父親を見つけ出すのだが…。
ベルギー,里親,児童養護施設 録画
2014/11/30 フジテレビ FNSドキュメンタリー大賞「刹那を生きる女たち最後のセーフティネット」 47分 近年、働く単身女性の3人に1人が貧困状態にあるとの調査結果が報告され、彼女たちの実情が徐々に明らかになる一方、その中に顕在化しない見えづらい貧困を抱えた女性たちが存在する。生活保護や障害年金など、国の社会保障制度を頼らず、風俗店、女性支援のNPO、シェアハウスをよりどころとしながら、刹那を生きる女性たちだ。番組では、彼女たちの日常と、取材で見えてきた日本のセーフティーネットの現状に迫る。 女性の貧困,BONDプロジェクト 録画
2014/11/29 日本テレビ  newsevry「特集少女たちの心の闇 密着!漂流する子供たち」 18分 行き場のない少女たちを支援するNPO団体「BONDプロジェクト」。代表の橘ジュンたちは繁華街で少女たちに声をかけ話を聞く。トラブルに巻き込まれる前に少女たちの保護や支援に取り組んでいる。家出を繰り返す少女を紹介。毎週水曜日の夜は電話による相談を受け付けている。いじめに会っている少女から電話。電話してきた家出中の少女を保護。援助交際をやめられない少女からメール。橘は少女にあって話を聞くことにした。 援助交際,性虐待,BONDプロジェクト 録画
2014/11/24 中京テレビ 伝える’14「ずっと一緒に〜“赤ちゃん縁組”の30年〜」 50分  日本では一般的でない養子縁組。しかし赤ちゃんの命を救い、不妊の夫婦の望みをかなえる手立てとして注目を集めている。養子縁組で生まれたある家族を追う。(再放送) 赤ちゃん縁組,特別養子縁組,Baby ぽけっと 録画
2014/11/20 NHK 首都圏ネットワーク「里親・里子が体験語る」 2分 親の病気や虐待など、さまざまな理由で親元で暮らせない子どもを一般家庭に引き取って育てる「里親制度」。この制度を知ってもらおうという催しが、東京・八王子市で開かれた。30年近く里親を続け、16人の里子を育てた坂本洋子は、“自分が選んだのではない境遇の中、前を向いて生きるしかない子どもたちだ。
帰る場所のあるありがたさは、彼らの思いからすれば本当に切実だと思う”と話した。
また、坂本の家庭で育った大学生・山之内歩は“里子であることは何も悪くない。
子どもには何の罪もない。誰から生まれてくるかより、どうやって生きるかが重要”との坂本の言葉を紹介した。都内には、親元で暮らせない子どもが約4000人いるが、里親家庭で育つ子どもは1割に留まっている。
里親,里子,体験発表会 録画
2014/11/20 日本テレビ news every「子どもが育つ場所」 5分 国際人権団体などが主催するシンポジウムが行われ、親が養育できない子どもの育つ環境がどうあるべきか意見が交わされた。日本では望まない妊娠などで親が育てられない子どもは36000人以上おり、この内85%は乳児院や児童養護施設など「施設」に入り、15%は養子縁組や里親など「家庭」で育てられている。一方で欧米などは70%〜90%が「家庭」で育てられていることから、国連から「家庭での養育を」と改善を求められてきた。政府は2011年に「里親が育てることを優先」するべきだという里親委託ガイドラインを策定し、委託率を3割以上に引き上げる目標を掲げた。しかし現状はその目標に届いておらず、その要因は「実の親の同意」が挙げられる。実親は子どもを取られたくない、いつかは自分たちで養育するつもり等の理由で「今は施設に預けたい」と考える家庭が多いため里親委託が進まないと見られている。一方で大分県は、児童相談所は担当職員を配置して、実親に里親制度の啓発を丁寧に説明した結果、2012年度の里親等委託率を27.8%まで上げている。この問題は、まず「里親制度を知ること」がポイントだとしている。 HRW,里親,養子縁組,児童養護施設,乳児院 録画
2014/11/2 TBSテレビ Nスタ特別編「なぜ母は殺人者に」謎に迫る真実のドラマ・防げ!虐待の連鎖   71分  児童虐待の恐ろしさを浮き彫りにするこのドキュメンタリードラマのタイトルは「なぜ母は殺人者に」。滝藤賢一、西原亜希、岡本玲らの出演と綿密な取材で世間を震撼させたある事件の謎に迫ります。
娘を殺した母が拘置所で心理学の専門家・長谷川博一氏に語った児童虐待の影とは・・・。番組では併せて、虐待の後遺症と闘う人々や彼らを支援する人々への取材から、「負の連鎖」を断つための道筋を探ります。
児童虐待 録画
2014/10/30 日本テレビ newsevery「なぜ少女は売春を…漂流する子供たち」 18分 東京・渋谷で自分の居場所が見つからず街をさまよう少女たちの実態を追った。
私服警察官の警視庁少年育成課が少年少女の補導を行っていた。
午前0時過ぎ、渋谷駅前で警察官が少女に声をかけた。少女は15歳でイベントに参加するため午前0時30分に渋谷駅前で待ち合わせをしていた。
警察官は保護者に連絡を取り2人を帰宅させた。東京・秋葉原では10代とみられる制服姿の少女たちが男性にチラシを配布していた。女子高生と会話やゲームをする店に誘う。
1年前、同じ場所にはJKお散歩と呼ばれる店があふれていた。女子高生とのデートを売りにする店だが客と2人きりになった際に少女への性的被害が多発、警視庁は有害な業務に当たるとして18歳未満の少女を補導の対象とした。
それから10ヵ月後の秋葉原では18歳以上の少女を使って商売を続けていた。
こうした女子高生を商品にするビジネスは秋葉原から大阪、名古屋など全国に拡散。
女子高生ビジネス,虐待,子供の貧困 録画
2014/10/20 NHK ブレイクスルーFile.16
“伝えたいこと”があるから ―女優・サヘル・ローズ―
29分 第16回の主人公は、バラエティ番組のリポーターや、女優として活躍するイラン人のサヘル・ローズさん(29)。天真爛漫な笑顔と前向きな性格が受け、今、人気急上昇中です。高校時代から、バラエティ番組やラジオを中心に芸能活動をしてきましたが、今、最も力を入れようとしている仕事は“女優業”です。しかし、舞台で客席の後ろまできちんと声を届けられないなど、まだまだ成長の途中。それでも女優にこだわるのには理由があります。それは、「伝えたいことがあるから」。
サヘルさんは、3歳の時に紛争で家族全員を失って天涯孤独となり、孤児院で育ちました。食べ物はいつも奪い合い。信頼できる大人はいませんでした。そんな時、ボランティアの学生だったフローラさんと出会い、養女となって新しい人生をスタートしました。新たな母と二人、知人を頼って来日。しかしその後も公園でホームレス生活を送らざるをえなくなるなど、極貧生活を強いられました。
サヘルローズ,イラン,孤児院,養子縁組 録画
2014/10/18 中京テレビ 中京テレビ開局45周年記念ドラマ
「マザーズ」
70分  両親の愛情に包まれ、お人好しでフツーな19歳に成長した浪人生、山瀬健太はある日突然、自分が養子であることを知ってしまう。実の親と信じて疑いもしなかった父母とは血のつながりがなかった…。健太は自分の出自と産みの母のことを知りたいと、特別養子縁組の仲介をおこなったNPO「スマイルベビー」を訪れる。
 そこは、様々な深刻な事情を抱えた妊婦たちが身を寄せる駆け込み寺的な場所だった。どうしても赤ちゃんを育てられない妊婦たちは、出産後すぐに「スマイルベビー」代表、奥田貴子の仲介で特別養子縁組を行い、養父母に実子として託す。
 特別養子縁組は、子供のための制度。「ひとりでも多くの赤ちゃんの命を救いたい!幸せな人生を送らせてあげたい!」…日々奔走する貴子は、明るく豪快、全てを包み込む包容力の持ち主。そして自らも悩みながら養女を育てるシングルマザー。健太の出自を全て知る彼女に促されるまま、しばらく「スマイルベビー」で過ごすことになった健太は、貴子や妊婦たちとふれ合うなかで、産みの母、育ての母の思いを知ってゆく。
赤ちゃん縁組,養子縁組 録画
2014/10/13 日本テレビ  NNNドキュメント「傷つく子どもなくしたい 施設で育ったオレの夢」 24分 7月、児童養護施設や里親のもとで育った人たちのスピーチコンテストが、福岡市で初めて開かれた。あらかじめ面接や書類などで選ばれた出場者5人は、一時金30万円と学校を卒業するまで毎月3万円の奨学金を受けることができる。スピーチの条件は自分の過去や将来と向き合い、夢への決意を強くすること。両親から虐待され、施設で10年間過ごした宮本一幸さん(21)。3人の市民ボランティアとともに原稿を練り上げていくが、大人を信用せずに生きてきた宮本さんは、支援者たちに心を開くことができない。しかし、時間を共有するうちに少しずつ気持ちに変化が…。迎えた本番、聴衆300人の前で伝えた思いとは?過去と向き合い、将来の夢につなげた宮本さんと支援者の3か月間の軌跡。 児童養護施設, 録画
2014/10/4 NHK 目撃!日本列島「生い立ちを知りたい〜虐待の過去と向き合う〜」  24分 親はどんな人?なぜ、家庭で暮らせないの?今、児童養護施設では子どもと生い立ちを振り返る取り組みが始まっている。16歳の少女が初めて知った出生のエピソードとは。司さん(16)は、生い立ちを知らない。幼いころの写真も見たことがない。9歳で虐待を理由に児童養護施設に預けられ、親から生い立ちを聞く機会がなかったからだ。そんな司さんは今、「ライフストーリーワーク」に取り組んでいる。施設の職員と、生まれてからの日々を整理することで、人生を捉え直しておこうというものだ。探し出された写真、育児日記に書かれた両親の別れ…過去と向き合い、乗り越えようとする姿を追った。 児童養護施設,虐待,ライフワーク 録画
2014/9/26 NHK ニュースウオッチ9「”赤ちゃんポスト”7年で101人」 11分 熊本の赤ちゃんポスト設置から7年経った。これまでに預けられた赤ちゃんは101人になると伝えられた。そこでの検証で浮かび上がった実態について伝える。赤ちゃんポストを利用した女性は、ポストがなかったら子供だけ殺していたか、自分も一緒に死んでいたかなと思うと語った。また検証報告書が熊本市長に提出されたと伝えた。
赤ちゃんポストを利用した女性は学生時代に妊娠して、親に相談できずに悩んでいたと語った。相手の男性に伝えることが出来ず、中絶できる時期が過ぎたと語った。そこで自宅のトイレで男児を出産したと伝えた。しかし育てられないと思い赤ちゃんポストを利用したと伝えた。
赤ちゃんポストは熊本市の慈恵病院にある。赤ちゃんが置かれるとブザーがなって看護師に知らされると伝えた。赤ちゃんポストを利用した女性は、周りに信用できる人がいなかったというのが一番大きいと語った。山縣文治教授は女性がポストを利用せざるを得ない状況に追い込まれる現実がなくならないのが問題と語った。
慈恵病院ではこうした状況を救おうと、24時間電話相談に応じていると伝えた。相談は月に300件になると伝えた。相談件数は年々増えている。田尻由貴子相談役は、死亡事例が出てからでは遅いと語った。赤ちゃんポストに預けられた子が元の家族に引き取られたケースは101人のうち18人だと伝えた。
スタジオでは赤ちゃんポストについて話題になった。預けられた子どもの半分は里親や養子など新しい家族に迎え入れられているケースがあると伝えた。また乳児院などの施設で暮らす子どもがいるのも実態だと山室桃は語った。また匿名性については、検証チームは容認出来ないとしていると伝えた。ただ慈恵病院としては匿名性を貫かなければ親は預けに来なくなり、救えるはずの命が守れないと語っている。
こうのとりのゆりかご,乳児院,養子,里親 録画
2014/9/25 NHK クローズアップ現代「おなかいっぱい食べたい〜緊急調査・子どもの貧困〜」 26分 「夏休みが終わる頃、体重が減る子どもがいる」学校教育の現場では、給食がない夏休みに食事を十分取れず、体調を崩す子どもの存在が危惧されている。背景にあるのは、貧困世帯における「食の貧困」だ。7月の厚労省の調査では、「相対的貧困」状態にある子どもの割合は6人に一人と、過去最悪の値。今回、貧困問題に取り組むNPO、新潟県立大学と共同で調査を実施したところ、「子ども一人当たりの食費が一日329円」と、子どもの成長に必要な栄養が取れないほどにまで食費が圧迫されている実態が見えてきた。食の貧困はなぜ起こり、どのように子どもに成長を脅かすのか。調査で明らかになってきた実態を分析するとともに、どうすれば貧困の連鎖を断てるのか、学校や地域で始まった先進的な取り組みを合わせて紹介する。 子どもの貧困 録画
2014/8/15 テレビ朝日 世界の村で発見!こんなところに日本人 85分 バングラデシュ 内戦に翻弄された村にいるたった一人の日本人
マハムニ村(バングラデシュ)マハムニ母子寮仏教月刊住職
しかし実際に母子寮を訪れると、貧困にあえぐ子どもたちという現実があった。貧困の連鎖を断ち切るため、仏教の布教を二の次にいまやれることを考え、母子寮の教育改革に着手した。さらに子ども達に視野を広げてもらうため日本語の授業も行い、空き時間には車の運転も指導する。
山本さんは、ゆくゆくはこの地に骨を埋める覚悟できたと話し、自分を鼓舞する言葉「初発心時 便成正覚」を紹介した。

南米ボリビア アンデス山脈 峻険な山々に囲まれた町にいる日本人
運命的な出会いが…人生を変える!
ボリビアにいる日本人・岡野真幸さんに話を聞く。当時タリハに戻るため児童養護施設でボランティアを始めたが、クリスティーナさんのアピールの末、付き合ったが実はクリスティーナさんは孤児でそれは禁断の恋。施設から強制退去されたが、タリハに行く絶好の機会で、昔の知り合いを頼りにひとりタリハに移り住んだ。
タリハ(ボリビア)
タリハの役に立ちたいとの夢を叶えるべく準備を進めていたが、クリスティーナさんが年齢的に孤児院を出なければならなくなり、岡野さんは彼女をタリハに呼び寄せ、2人で生きる道を選んだ。貯金を切り崩し生活していたが、子どもを授かり結婚、生きていくためインターネットカフェを開いた。節約する日々が続くが、古くからの知り合いと合うのが息抜き。
バングラディッシュ,ボリビア 録画
2014/8/11 NHK  ニュースウオッチ9「所在分からない子どもたち」 11分 所在のわからない子どもたち “学校に一度も通えず”女性の証言
 児童虐待が後を絶たない中で、学校に姿を見せずに所在がわからない子どもたちが問題になっていると伝えた。福岡市で母親から外に出してもらえず、学校にも一日も通えなかった女性から話を聞くことになった。女性は「年中カーテンを閉め切って、外に出してもらえなかった」と語った。河浦龍生課長は「もっと能動的に対応できていれば違った結果になったかもしれない」と語った。
 姿の見えない子どもには命に関わる危険があるとして、最悪の事態を想定して取り組みを進めている自治体がある。旭川市教育委員会では、30日以上連続で欠席している子どもについて、毎月学校に報告を求めている。子どもの姿を直接確認することを目指していると伝えた。この取組を始めてから子どもに会えるケースが増えてきたと伝えた。白石真主査は「会いづらいと、虐待を先に疑わないといけない」と語った。
所在不明児 録画
2014/7/30 NHK シリーズ “施設”で育った私「反響編」 29分 今、虐待や貧困、離婚などが理由で、実の親と暮らせない子どもたちが増えています。第4回は、寄せられたカキコミやメールをもとに、テーマについて考える反響編。施設で育っても、どんな環境に生まれても、安心して社会で自立していけるために何が必要なのか。放送中に視聴者の皆さんから寄せられるツイートも取り上げながら考えていきます。 児童養護施設,自立 録画
2014/7/26 NHK NHKニュース おはよう日本「家族と向き合い“自立”を支える」 11分  全国で215万人に達した生活保護受給者。こうした人達は家族との問題を抱えていることが多いことがわかってきており、そのストレスからアルコール依存や精神疾患、孤立などを招き身動きがとれなくなっている。そこで注目が集められているのが支援センターの取り組み。家族と向き合い“自立”を支える支援の現場に迫る。
 生活に困窮する人を支援する取り組みとして家族にまで目を向けた活動を行っている千葉県中核地域生活支援センターの取り組みを追う。
 千葉 浦安に住む男性は職を転々し酒に依存し生活があれた。支援に入ったのが中核センターの宮本さん。話し合いの家庭で男性が実家との連絡を一方的に絶ち、孤立感を深めていることを知り実家への連絡を促した。そして男性と事情を理解した家族の何人かとの間でやりとりが始まる。連絡をとり始めて7年。男性が酒に依存することはなくなった。
 男性を支援した中核センター「がじゅまる」の職員は7人で支援策を検討している。センター長の朝比奈ミカさんは支援するなかで家族関係にまで手を広げる必要性を感じるようになった。それは背景に家族の問題が原因になっていることが少なくなかったからだ。
 中核センター「長生ひなた」の所長 渋沢茂さんは家族との面会すら難しいケースを見てきた。現在支援している20代の男性は生活保護を受け暮らしている。男性は幼少期に父親から虐待を受け、見かねた母親は離婚。母親と2人で暮らすが男性は引きこもるようになり次第に母親へ攻撃的になった。母親は男性を児童養護施設に預け、それから連絡を絶っている。親子関係を改善したいと渋沢さんは母親のい会いに行ったが母親自身も精神科に通院していた。そこで母親から手紙を預かる。男性は手紙を読み、離れ離れになって初めて母親を感じれるようになった。男性は今、仕事を探すようになっている。
 スタジオで千葉県内にある中核センターの取り組みについて、首都大学東京の岡部卓教授は”家族の関係を築きなおすことで孤立を防ぐという視点は新しく非常に重要だ”というコメントを紹介した。
生活保護,児童養護施設 録画
2014/7/15 テレビ朝日 テレメンタリー2014「この子のために〜命をつなぐ特別養子縁組〜」 25分 特別養子縁組で、生後まもなく、産みの母親から育ての親へとリレーされる命。「この子」たちの存在を、どれだけの人が知っているだろう。望まない妊娠をしたミホさん(仮名24)は、おなかの子を手放すことにした。ミホさんが過ごすのは日本海沿岸の民宿。NPO法人Babyぽけっとの母子寮を兼ねている。経営する豊浦夫婦の子どもも養子。 長男(7)はすでに、産みの母親の存在を知っている。子と、父と、母と、産みの母。それぞれの思いを追った。 養子縁組 録画
2014/7/13 TBS ホムカミ〜一家離散のタイ人姉弟が初めて故郷へ 45分 日本で生まれ育ったタイ人の姉弟が、足立区で行われた成人式の式典に参加した。タイ人の姉弟が、子供時代を過ごした児童養護施設を訪問した。スギちゃんが、タイ人姉弟の里帰りに同行する。タイ人の姉弟が母親の自宅を訪れ、離婚後にタイに帰った父親に会いに行くことを伝えた。 児童養護施設 録画
2014/7/9 NHK オイコノミア「“子どもを持つ”ってどういうこと?(後編)養子縁組を考える」 24分 桃太郎、赤毛のアン、スティーブ・ジョブズ。3人には共通点がある。みな、「養子」だということ。今、養子制度について、経済学でも分析が始まっている。
アメリカでは年間12万件の養子縁組が行われており、その半数は血のつながりのない子どもを迎え入れ育てるというものだ。実は日本でも8万件の養子縁組が行われている。ところが内訳は驚くほど違う。7割近くが大人の養子、いわゆる婿養子なのだ。古くは徳川将軍家で行われ、歌舞伎の世界などでは今でも珍しくない。今、経済学的手法で過去から現在にかけての制度設計を比較・分析し、よりよい制度を目指した模索が始まっている。
養子 録画
2014/7/8 NHK 首都圏ネットワーク「児童養護施設で夢を目指す日々」 6分 “夢をかなえたい”児童養護施設の高校生 児童養護施設 夢語るスピーチ大会
 さいたま市の高校3年生の高橋真由美さんは児童養護施設で暮らす高校生や出身者のスピーチ大会に参加した。高橋さんは小学2年の時は母親をなくし以来児童養護施設で暮らすが施設には高校を卒業するまでしかいられない。卒業後の進路にも不安はあり何より進学する上での経済的負担が大きな悩みだ。そんな中出場すると奨学金が受け取れるスピーチ大会を知ってNPOのボランティアと話し合い自身を見つめなおした。大会当日、自分の夢や希望を叶えたいという多いを力強く話した。
児童養護施設,自立,カナエール 録画
2014/7/8 NHK NHKニュース おはよう日本「わが子の情報知らない里親を支援」 5分 虐待や経済的な問題で実の親と暮らせない子どもは全国でおよそ4万6,000人、その大半が児童養護施設などで暮らしていますが、家庭的な環境で育てることが必要だとして、子どもを里親へ預ける「里親制度」を国は、推し進めています。ただ、個人情報の保護などを理由に、預かる前の子どもの情報がほとんど伝えられないことから、戸惑う里親が後を絶ちません。こうした課題をどう解決するのか。山梨県の取り組みを取材しました。

小学生の男の子を育てている57歳の里親。
初めて里親になったのは8年前。預かったのは、2歳と1歳のきょうだいでした。突然怒ったり、他人に甘えたり、情緒が不安定な状態に悩んだと言います。しばらくして、虐待が原因で子どもの心が不安定になる「愛着障害」だったことが分かりました。
里親には、当初、家庭環境など子どもの詳しい情報は知らされていませんでした。

里親の女性は「愛着障害という言葉も知らなかったから、私の愛し方が足りないのかなとか、育て方が悪いのかなとか、どんどん自分を責めるようになった」と話していました。

もっと子どもの情報が知りたい。こうした里親の声を受け、山梨県は子どもの詳しい情報を里親に知らせることにしました。

医師や児童心理士などが、子どもの発達の状況や家庭環境、それに子どもの心理的な特性など、きめ細かい情報をまとめたファイルを里親に渡します。

山梨県中央自動相談所の笠井和佳所長は「児童相談所が、その子どもの特性や育ってきた経過など、100%でなないが傾向は言える。それが里親の子育ての役にたてばいい」と語ります。

子どもの情報は、里親に大きな役割を果たしています。
2人の子どもを育てている54歳の里親。子供が食事中も落ち着きがないなど、ものごとに集中できません。「下の子は他の子どもと関わるのが苦手で、トラブル続きで大変だった」といいます。
渡された弟のファイルには、「発達障害」の疑いがあると記載されていました。事前に情報を知ったことで、何とか子どもの行動を理解できたと言います。

女性は「里親になってみて分かるんですけど、意外と孤立するんです。情報があったことによって、本当に読み返し、読み返し、毎日の子どもたちの様子を見ながら、夫婦で話し合って、これからの教育や子育てに対して話し合いがもてたという面でよかった」と話していました。

さらに、県は専門スタッフの派遣も始めました。
子どもの個人情報を守る義務があり、悩みを打ち明ける相手がほとんどいない里親をサポートするのが狙いです。

里親「保育園でも、自分だけが違うことをするのをすごく嫌がる。違うことするのが不安みたい。1人にされるのがすごくイヤみたい」
相談員「不安な気持ちがあるんだよね」
里親の心情に寄り添い、悩みを聞き出します。

里親支援専門相談員は「里親だけで抱えられないものもある。子どもの特性を特性としてとらえられなかった里親さんもいる。その里親の負担を減らすことが私たちの仕事だと思っている」と話していました。

里親のなかには「先入観を持ちたくないので子どもの情報を知りたくない」という声もあるということです。情報共有の取り組みは、全国的にもまだ少ないということで、今後、情報をどのようにいかして子育て支援につなげていけるかがポイントになりそうです。
虐待,里親,児童相談所 録画
2014/7/3 NHK シリーズ“施設”で育った私 第3回 “最後の砦” 自立援助ホーム 29分 7月特集「“施設”で育った私」第3回の舞台は、虐待などで親と暮らせずに育ち、自立することが難しい若者たちの“最後のとりで”と言われる「自立援助ホーム」。虐待で心に深い傷を負い、生きることへの意欲がわかない人。基本的な生活の仕方を身につけることができずに育った人。自立への大きな課題を抱える若者たちをどのように再生に導くのか。地域でのネットワーク作りや徹底した就労支援など、試行錯誤を重ねる現場に密着。 児童養護施設,自立 録画
2014/7/2 NHK シリーズ“施設”で育った私 第2回 “巣立ち”に寄り添う児童養護施設の試み 29分 7月の特集では、親に頼れず「施設」などで育つ若者たちが、社会へと巣立ち、”自立”していくために何が必要なのかを考えます。
第2回は、子どもたちの自立をサポートする児童養護施設の取り組みを伝えます。施設で暮らす子どもたちがスムーズに社会に出て自立できるために、東京都が新たに配置した専門職が「自立支援コーディネーター」。日常生活の支援に追われる施設職員(ケアワーカー)とは完全に独立して、進学や就職に向けてのサポートや退所後の生活支援に専念します。また、都内のある施設では、進学した子どもたちのために専用の寮を用意して、お金と生活の援助を手厚く行い、退所後大きな問題にぶつかることを防ごうと取りくみ始めました。

施設にいるうちから社会へ出る準備をサポートし、いつでも相談できる存在を作ることで、退所後の自立を支えようという試みに密着します。
児童養護施設,自立 録画
2014/7/1 NHK  シリーズ“施設”で育った私 第1回 漂流する施設出身の若者たち 29分 今、虐待や貧困、離婚などが理由で、実の親と暮らせない子どもたちが、増え続けています。児童養護施設や里親など「社会的養護」で育つ子どもは、全国でおよそ4万7千人に上ります。ハートネットTV・7月の特集では、親に頼れず「施設」などで育つ若者たちが、社会へと巣立ち、”自立”していくために何が必要なのかを考えます。

第1回は、施設出身の若者たちが、次々と社会からドロップアウトしている実態に迫ります。施設を出た後、実家などの頼る場所もなく、虐待など深い心の傷を抱えた状態で一人、社会での自立を迫られる若者たち。アパートの保証人が見つからずホームレスになる人、性風俗で働かざるを得なくなる人、自殺に追い詰められる人・・・。最近行われた調査では、施設出身者は一般家庭に育った子どもたちに比べて、大学などへの進学率が低く、収入も少なく、生活保護の受給率も高いなど、深刻な格差の実態が明らかになりつつあります。

施設で育っても、どんな環境に生まれても、安心して社会で自立していけるために何が必要かを考えます。
児童養護施設,自立 録画
2014/6/3 NHK シリーズ 選ばれる命 第1回 問われる出生前検査 29分 イギリス
出生前検査を希望する妊婦に無料で提供する一方で、生まれてきた障害児に対しては様々な支援を行っている。学校は障害児の受け入れが義務付けられており、障害児の通うクラスには専門の教師が一人配置され皆と一緒に学べる体制がとられている。学校を卒業した後も、就職や1人暮らしを支える活動が国と民間団体が協力して行われている。
★日本
・さいたま市児童相談所
保護される子供の中に、「知的障害」や「発達障害」のある子供が急増。親が育てづらく、育児放棄につながっているからだ。保護した子供は児童養護施設で生活することになるが、施設の定員に空きがなく見つけるのが困難な状況にある。
・児童養護施設(場所や所在地は公表できません)
施設で暮らす子供のうち、障害のある子供の割合は年々増え、この施設でも2割に達している。これまで通り同じ職員で面倒をみることが難しい状況だ。国は打開策として里親制度の普及に取り組んでいるがなかなか進まない。

・里子のともき君(仮名)と里親の岩木さん
7年間施設で生活していたともき君は、去年4月から里親の岩木さん夫妻の元で生活し始めた。ともき君に軽度の知的障害があるが、岩木さん夫婦はゆっくりと成長を見守っていきたいという。
障害,里親 録画
2014/5/29 CSTBS ニュースバード ニュースの視点
「社会的養護下の子どもたち」
54分   HRW,国連ガイドライン 録画
2014/5/21 NHK 戸籍のない子どもたち 26分 毎年、日本では「無戸籍」となる人が少なくとも500人以上いる。学校に一度も通ったことのない人や、無戸籍のまま30年以上生きてきた人もいることがNHKの取材で明らかになった。背景には、DVや離婚の増加がある。夫の暴力から逃げ出し、居場所を知られるのを恐れて離婚もできずに歳月が経ち、新たなパートナーとの間に子供が生まれた場合、法律上は「夫の子」と推定され、「夫の戸籍」に入る。そのため、母親が出生届けを出せず、子どもが無戸籍になってしまうのだ。実の父親の戸籍に入れるには裁判所での手続きが必要だが、前夫が関与することを恐れて、断念する人が多い。法律ができたのは明治時代。DV、離婚、そしてDNA鑑定など、家族を取り巻く環境が大きく変わる今、無戸籍の子どもをどうしたら救えるのか考える。 無戸籍 録画
2014/5/1 yutube 家庭環境を奪われた施設入所の子どもたち 15分   HRW,国連ガイドライン 録画
2014/4/21 日本テレビ NNNドキュメント「マザーズ 特別養子縁組と真実告知」 46分 性的被害を受け妊娠した女子高生が赤ちゃんを産んだ。血縁関係のない夫婦に実子として託す“特別養子縁組”に委ねる決意をする。ある夫婦がその子を養子に迎えたいと手をあげた。「将来生い立ちの真実も伝える」夫婦の決意は固い。この制度、予期せぬ妊娠による新生児の遺棄や虐待を防ぐ有効な手段だが「子どもに真実をどこまで伝えるのか」「どこまでオープンにするのか」当事者達は頭を悩ませている。究極の現場を取材した。 特別養子縁組,ベビーポケット 録画
2014/4/16 日本テレビ NewsEvery「特集14歳母から育ての母へ託された命」 20分  さまざまな女性が産んでも育てられないという女性が選ぶのは特別養子縁組という形。岡山県ので特別養子縁組で子どもを受け入れた夫婦がいた。3年前の取材で幸太郎くんのお母さんの取材をしていた、母親は妊娠したとき中学2年生だった。母親は特別養子縁組という形で赤ちゃんを託した。特別養子縁組は一度も子どもを施設に入れないという特徴がある。妊婦シェルターでは特別養子縁組を希望する女性があつまっている。
 育ての親としての登録は面接を受けてからでしかなれない。NPO Baby ぽけっとではケースごとに違うが出産費用、スタッフ人件費などで80万前後がかり、養子を迎えた夫婦は50組以上となっている。三木夫婦は3年前に育ての親として登録したあとその1年後に中学2年の女の子が産んだ男の子を特別養子縁組で引き取った。
 幸太郎くんの2歳の誕生日にお母さんのコミュニティで養子であることを告白した、ななえさんは養子でも家族になれること、家族の形は一つではないことを伝えたかったという。中学2年生の母はいまは高校に進学し、夢は助産師になりたいと語った。
特別養子縁組,Baby ぽけっと 録画
2014/4/8 NHK 地方発 ドキュメンタリー▽私と里親、そして弟たち〜大分・ファミリーホームの日々 43分  ひとつ屋根の下で生活する、血のつながらない6人の姉弟。虐待、育児放棄…さまざまな事情で親と暮らせない子どもたちが、一緒になって葛藤を乗り越えようとする姿を描く。
 大分県杵築市のファミリーホーム「大柳ホーム」。親と同居できない子どもたちを、ベテランの里親が家庭的な環境で育てている。ここでは、中3の涼子さんをはじめ、下は小2までの6人が、兄弟のように支え合いながら暮らす。そして、なにか問題が起きると「家族会議」が開かれ、子どもたち自身で解決策を見つけようとしている。ともに成長していこうと歩む涼子さんたちの半年間を見つめる。
里親,ファミリーホーム,里子 録画
2014/3/27 日本テレビ News Every「明日へのキボウ
児童養護施設の子どもへ“勇気の贈り物”」
6分 全国の児童養護施設などを訪問し、歌を歌う活動をしているヴォーカルグループ・VOXRAYを取材。活動の発起人であるVOXRAYの渡井隆行さんは児童養護施設出身者。取材に対し渡井さんは、「中学生ぐらいの時に自分で勝手に劣等感を持ってしまって。そんな時に音楽が自分を救ってくれた」と語った。
ある日、VOXRAYのメンバーは福島市にある児童養護施設を訪れ、児童養護施設から巣立つ子どもたちにスーツをプレゼントした。この活動は3年前から始めたもの。きっかけは、渡井さんが成人式の会場に行った時に劣等感を感じたという実体験によるものだった。全国からの募金で作ったオーダーメードスーツに袖を通した子どもの1人は、「着る機会がなくても自分の部屋に飾って眺めたい」とコメント。この日、VOXRAYは子どもたちに「A・R・I・G・A・T・O」という曲を贈った。
VOXRAYの活動についてスタジオの小山慶一郎が、「今回の歌やプレゼントは渡井さんが児童養護施設出身という、子どもたちと同じ境遇だからこそ渡せた心に寄り添ったものだと感じました。子どもたちにとってもこれからの社会の中で自分の立ち位置が見つけられるような素敵な贈り物だなと思いました」とコメントした。
児童養護施設,VOXRAY,福島県 録画
2014/3/15 BS朝日 いま日本は
「知ってほしい"社会的養護" 経験者が語る児童養護施設の現状と課題」
36分 テレビドラマの題材に取り上げられるなどで社会的にも注目を集めている児童養護施設。虐待などから子どもたちを守るために必要な養護施設とは、どのような運営がなされているのか?その現状と改題を施設経験者へ取材。今後へ向けた改善策などを施設運営者やNPOにスタジオで話を伺います。 児童養護施設,社会的養護 録画
2014/3/3 日本テレビ  NNNドキュメント「ひとりじゃない 震災遺児は、今」 24分 東日本大震災の発生から3年。未曾有の大災害で、被災地では多くの子どもが親を失い「遺児」としての生活を強いられた。宮城県内だけで、遺児は1000人を超えている。石巻市の小学4年生・辺見佳祐くん(10)は、津波で両親と祖母、3歳年上の姉と一緒に暮らしていた家族全員を失った。一人になった佳祐くんを引き取ったのは仙台で一人暮らしをしていた伯母の日野玲子さん(54)。子育ての経験がない中、我が子のように愛情を注ぐ。明るく元気に毎日を過ごす佳祐くん。玲子さんはそんな姿を見るとかえって心配になる。どんな思いで日々を過ごしているのか…。時間を重ね、ゆっくりと「家族」に近づいて行く2人。2人が過ごした3年を追った。 震災遺児 録画
2014/2/28 NHK NHKニュース おはよう日本「特別養子縁組 注目の背景は?」 10分  望まない妊娠などをした人から親権を切り離し、育ての親と実の親子関係が結ばれるという制度で児童相談所と民間団体が担っているという。こうした活動を23年前から行っている「環の会」では年間100件の問い合わせがあるといいこれまでに300件の縁組をしてきたという。
 環の会の理事は両方をうまぐつなぐことによって子供達が幸せになればいいなどと話した。そしてこうした斡旋会社は全国に15あるが平成23年度の特別養子縁組の件数が127件と5年で6倍になったという。こうした中、金銭の問題が発生し行政指導が行われたということで動揺が広がっていた。
 保育料として一律の金額を受け取っていたことに行政指導があったということでこれらを解説。平等にするため団体では120万円と決まっていたというが預かる前の金額は個別に違い120万円に届かない場合が余分に受け取るため営利目的とみなされた。こうしたことに理事は真摯に受け止めて対応していきたいなどと話したが今後の事業への不安がでているという。
 神奈川県の夫婦もこの特別養子縁組で娘を育てていたが悩みを抱えていた。まだ娘に養子だということを知らせていなく不安を抱えておりこの女性はわからないことも多いが同じ境遇の人達と交流が出来るのはすごく心の支えなどと話していた。
 スタジオで解説しながら話をした。斡旋事業を継続させていく上で育ての親が金銭を払うのだが具体的な期間などが決まっていないため基準を作る必要があるといい、又、財政支援の必要があり海外では補助金などもあるため国内でも支援の必要があるなどと話した。
特別養子縁組,環の会 録画
2014/2/16 日本テレビ 「僕は里子です」
18歳 みんなに伝えたい想い
24分  虐待など何らかの事情で生みの親と暮らせず、里親家庭で育てられる「里子」。ある男子高校生(18)は4歳の時に児童養護施設から里親家庭に預けられた。そこは6人の里子が暮らす家。血縁はなくとも家族と暮らす幸せを感じる一方、自分が里子だという事を友達に言い出せずに生きてきた。社会からの見えない差別…それは、多くの里子たちが抱えている孤独と不安。彼は1歳年上の里子の兄と「里子の会」を結成した。同じ境遇同士で気持ちを分かち合い、支え合っていけるように…。そして、高校の仲間についに告白する。「僕は里子です。」どうしても伝えたかった思いとは?自分の運命をどう受け入れ、どう生きていこうとしているのか?18歳までの彼の姿を追った。 里親,里子 録画
2014/1/30 NHK ハートネットTV「信じて待つ〜はぐるまの家“母”と“子”の日々〜 29分 福井県にある「はぐるまの家」は、非行や家庭内暴力などで家にいられなくなった子を預かり、“生き直し”の支援を行っている。代表・坂岡嘉代子さんは、14歳から20歳までの子供と共同生活を送っている。はぐるまの家の特徴は、徹底的に話し合う時間と、和太鼓の演奏を重視していること。心に傷を負った子供が、坂岡さんとの交流で変わっていく姿を通し、子供の可能性と回復力、そしてそれを支える大人の役割について描く。 自立支援,不登校 録画
2014/1/27 NHK クローズアップ現代 あしたが見えない 
〜深刻化する“若年女性”の貧困〜
26分 貧困状態に苦しむ若い女性が増えている。親の生活苦の影響を受け、早朝と夜間のバイトを掛け持ちしながら家計を支える10代の女性。困窮を抜け出そうと苦学して専門学校に通ったものの、正社員になれない20代の女性。中でも、先の見えない生活を強いられているのが若くして子どもを産んだシングルマザーである。国の成長戦略で「女性が輝く」ことがうたわれる中、深刻化していく若い女性の貧困。現場のルポから現代社会の新たな課題を浮き彫りにしていく。 シングルマザー,女性の貧困 録画
2014/1/23 テレビ朝日 スーパーJチャンネル「目撃 育てたい親へ-命のリレー-」 10分 育てられない母たち〜その苦悩と現実〜
茨城・土浦市を拠点に活動するNPO法人Babyぽけっとは、望まぬ妊娠で悩む女性を支援し養子縁組を取り持つ団体だ。岡田卓子代表のもとには女性からの相談が日々寄せられる。岡田代表はある女性に会うため横浜市へ。待ち合わせた女性は2歳になる男の子を連れていた。だが現在お腹にいる赤ちゃんは性犯罪に巻き込まれて出来た子で、女性のご主人の子どもではないと話した。中絶も考えたが女性の体が危険な状態になるため出来なかったという。そのため自分で育てようと思ったがこの先のことを考え生まれる子どもは養子に出すことになった。
 茨城・土浦市のNPO法人Babyぽけっとには母子寮がある。出産に困る女性を保護しているのだ。一ヶ月後に出産を控えている26歳の女性は子供が出来たと相手の男性に伝えるとその男性は逃げてしまい音信不通だという。女性は最悪のことも考えたが産んだ母親が育てるのが子どもの幸せだと思うが経済的な問題から今は育てられないと語った。また18歳の女性は性犯罪により望まぬ妊娠をした。顔もわからない人の子どもで、育てていく自信もないと話してくれた。この団体に寄せられる相談の2割近くが性犯罪による妊娠だという。
 母子寮でスタッフとして働く26歳の女性もまた1年前にこの寮で過ごし子どもを養子に出した。現実的に育てられないと考え子どもを手放したのだという。岡田代表が何をきっかけにBabyぽけっとを立ち上げたかを聞くと、養子縁組で娘を授かった自分と同じ立場で悩んでいる人のお手伝いができると思って始めたのだそうだ。中学生になる娘の愛未さんは養子であることを教えてもらって良かったと話した。また実の親にも、産んでくれてありがとうと言い大人になってからでもいいので会いたいと話してくれた。
岡田代表は北海道札幌市にきた。岡田代表が緊急で手配した病院である女子が出産したのだ。出産間近の女性を急に受け入れてくれる病院は少ないのだという。清田ウィメンズクリニックの萬豊理事長は、生まれくる子どものことを考えたらできるだけく協力してあげたいと話した。出産した27歳の女性の子どもは養子に出すことがきまっている。Babyぽけっとが進めるのは特別養子縁組だ。養父母の実子になる制度だという。
横浜市に住む堀口秀司さんはと妻の堀口典子さんは子供が授からなくて悩み特別養子縁組で子供を授かることに決めた。堀口さん夫妻には岡田代表を介し子供を授けた。その子は先日北海道で生まれた子供だ。夫妻は岡田代表に感謝の言葉を述べた。
Babyぽけっと,養子縁組,赤ちゃん縁組 録画
2014/1/15 NHK クローズアップ現代 “親子”になりたいのに・・・〜里親・養子縁組の壁〜
26分 虐待等の増加で、親元を離れ施設で暮らす子どもはおよそ3万1000人。一方、6組に1組の夫婦が不妊に悩む今、養子や里子を望む人は急増し、およそ1万人に上る。それにも関わらず、養子や里子として家庭で暮らせるようになる子どもは年間1600人ほどにとどまっている。特に乳幼児は特定の大人から愛情を注がれる必要があるとされているが、施設で暮らす子どもの割合は、日本は世界でも突出して高く、国連から改善を勧告されている。背景には、児童相談所が虐待対応に追われていることに加え、実の親の同意を得ることが難しいこともあることなどがわかってきた。その実態に迫るとともに、各地で動き始めた対策を取材。「家庭が必要な子ども」と「子どもが欲しい大人」をどう結びつけていけばいいのか、考える。 養子縁組,赤ちゃん縁組 録画
2014/1/11 TBSテレビ 報道特集「国際養子縁組は犯罪? 女の子はなぜアメリカへ」 24分  我が子を国際養子縁組した女性にインタビュー。女性は、子どもは先天性の病気があったため、日本では引き取り手がなく、国際養子縁組したと述べた。子どもを養子として引き取った、コール・ヤンガー&レイニ・ホランド夫妻にインタビュー。
 アメリカ国務省の調査では、年間30人前後が日本からアメリカに国際養子縁組される。障害や病気のある子どもの国際養子縁組を専門に行っているフェイス・インターナショナルでは、60人の日本の子どもをアメリカやカナダに国際養子縁組している。
 名古屋市在住のルーブル・シンシアさんは、ダウン症の日本人の男の子を養子として育てている。現在日本で親元で暮らせない子どもは4万7千人いて、その9割が乳児院や児童養護施設に送られる。乳児院に預けられた子どもが、他の施設が満杯で移れないケースもある。
乳児院,赤ちゃん縁組,国際養子縁組,障害児 録画
2013/12/28 NHK ドキュメンタリーWAVE「子供たちの声が聞こえますか〜ロシア・孤児たちの冬物語〜 49分 厳しい冬を生き抜くために、駅や廃墟となったビルに暮らす子供たち。ロシアで孤児が急増している。その数65万人、20年前の9倍だ。背景にはプーチン政権が進める急速な市場経済化がある。失業者が増え、貧困層が拡大。アルコールや麻薬に溺れ、子どもの親権を失う親が増えているのだ。去年、政治的な理由でアメリカへの養子縁組を禁止にしたことも孤児の増加に拍車をかけた。野党や市民からの強い反発を受け、政権は養子の受け入れ先に資金援助する制度を始めたが、今度は金目当てに養父母になる者が現れ、支給金を受け取った後に孤児を捨てるケースが頻発した。孤児を救おうと立ちあがった人々を通して、ロシアの今を見つめる。  ロシア,養子縁組,孤児院,国際養子縁組 録画
2013/12/11 NHK クローズアップ現代「心と体を救う トラウマ治療最前線」 26分 なかなか治らないうつ病や依存症、長年続く腰痛や頭痛などの背景に、幼い頃に受けた虐待やいじめ、性被害などによる「心の傷」“トラウマ”が関わっている場合が多いことが、アメリカ精神医学会の調査で明らかとなった。トラウマは戦争や災害、事件事故などの大惨事で負うものとは限らない。日常生活の中の身近な問題であっても、長期間さらされるとトラウマになり、心や身体に様々な不調をもたらすとされ、医療現場で注目されるようになった。そこで最近ではトラウマを和らげる新たな治療法が登場し、多くの人が辛い過去の記憶から解放されている。トラウマがもたらす影響と治療について、最前線の現場から報告する。 虐待,性虐待,トラウマ 録画
2013/11/26 NHK 地方発 ドキュメンタリー「“赤ちゃん縁組”で命を救え」 42分 生まれたばかりの赤ちゃんの虐待死が後を絶たない一方で、欲しくても授からない人は増えている。この「命のギャップ」を埋める、ある児童相談所の試みが注目を集めている。
中高生の妊娠や経済的な理由から、やむを得ず母親が育てられない赤ちゃん。愛知県では、そうした赤ちゃんの養育をめぐり、新生児の時に里親に託して戸籍上も実子とする、新生児特別養子縁組が行われている。健やかに育つ家庭が必要な赤ちゃんと、望んでも子どもに恵まれない夫婦をつなぐ試みとして、全国の自治体から注目されている。血縁を越えた絆をつむぐ、新しい家族の姿を見つめる。
赤ちゃん縁組,養子縁組,児童虐待 録画
2013/11/25 TBSテレビ こうのとりのゆりかご
「赤ちゃんポスト」の6年と救われた92の命の未来
95分 2007年5月。熊本市内の私立病院・聖母子病院の壁面に設けられた小さな扉の前に、大勢の報道陣が集まっていた。“こうのとりのゆりかご” ──そう名付けられた。匿名で赤ちゃんを預けることができる施設、いわゆる“赤ちゃんポスト”の運営がこの日、開始されたのだ。
 遡ること半年。熊本県内で相次ぐ嬰児遺棄事件に心を痛めていた看護部長の安田裕美子(薬師丸ひろ子)と理事長の速水啓二(綿引勝彦)は、事情があって子育て出来ない親が匿名で赤ちゃんを預けられる施設を作ることを決意した。しかし、その前例のない取り組みに警察や市は難色を示し、マスコミや世間からも安易な子捨てを助長するとの批判が相次いだ。それでも裕美子らは、妊娠を誰にも相談できず放置する親や、子を育てる気のない親によって赤ちゃんが危険にさらされる前に、「とにかく命を救いたい」──その思いを前向きに、根気強く訴え続けた。その甲斐あって市長の片山幸文(佐々木蔵之介)の了承を得て、ようやく実現にこぎつけたのだった。
こうのとりのゆりかご 録画
2013/11/24 TBSテレビ テレビ未来遺産特別編「赤ちゃんポストの6年」〜命を救え!挑戦の記録 42分 赤ちゃんポストの6年捨て子を預かる唯一の病院▽生みの母が語る
こうのとりのゆりかごとは、慈恵病院が始めた赤ちゃんを匿名で預けることのできる、国内唯一の施設である。こうのとりのゆりかご計画を慈恵病院が始めた時は、安部総理から批判を受けるなど、賛否両論の評価だった。こうのとりのゆりかごとに赤ちゃんを匿名で預けた女性が、事情について語った。
こうのとりのゆりかごでこれまでに保護された赤ちゃんは、8割が親が判明している。
こうのとりのゆりかごに預けられた男の子と養子縁組して、親子として暮らしている女性を取材。慈恵病院の蓮田太二理事長は、子どもが幼い段階で養子縁組を行うべきだと述べた。
こうのとりのゆりかごを始めた慈恵病院では、妊婦向けに24時間受付の電話相談を行っている。慈恵病院で出産し、我が子を養子に出すことを決めた10代少女を紹介。
こうのとりのゆりかごに預けられた男の子を、養子として育てている森崎家を取材。男の子は養子であることを知らないが、両親は小学校に上がる頃には本当のことを伝えたいと考えている。悠貴くんは慈恵病院とは別の愛知の病院で生まれ、麻紀さんは産んだ女性からへその緒と悠貴くんに宛てた手紙を預かっていた。麻紀さんは「理解できるときに言ってあげて、それでもこの家で良かったと思ってもらえたらいい」などと話した。
こうのとりのゆりかご 録画
2013/11/23 TBSテレビ 報道特集「新たな親子の形 赤ちゃん縁組で結ばれる“絆”」 26分  2012年10月、福井県で遊ぶ一組の親子。森崎悠貴くんに、テレビ関係者が会ったのは、1年前。森崎千春さん、森崎麻紀さんと福井県で暮らしている。森崎千春は森崎夫妻の実の子ではなく、本人はそのことをまだ知らない。生まれたばかりの赤ちゃんを育ての親に託すのが、新生児委託、通称赤ちゃん縁組。特別養子縁組は、戸籍上も実の親子になる。森崎夫妻は、結婚後、子どもができないことを医師から告げられた。子どもを諦めたくないと並んだそんな時、赤ちゃん縁組を知った。そして、2009年3月、愛知県の産院で生まれた悠貴くんを引き取った。 赤ちゃん縁組,養子縁組 録画
2013/11/20 TBSテレビ NEWS23「“赤ちゃんポスト”92人預けられた赤ちゃんは今…」 12分  熊本市の慈恵病院にあるこうのとりのゆりかご。匿名でも赤ちゃんを預かる国内で唯一の取り組み。約6年間で92人が預けられた。3分の1は乳児院などで生活す一方で、半数は育ての親の下で新たな生活を送っている。そして親が育てられない子を社会でどう育てていくのか、その現状について。 こうのとりのゆりかご 録画
2013/11/15 NHK かんさい熱視線「子どもたちに“家庭”を〜なぜ進まない養子縁組〜」 25分 育児放棄などで実の親と暮らせず、施設にいる子どもは全国で3万6千人。国は2年前、施設の子どもたちを家庭で育てるよう方針転換し、里親や養子縁組制度に力を入れた。民間レベルでの取り組みも始まっているが、さまざまな壁が立ちはだかっている。どうすれば養子縁組ができるのか、私たちは新しい親を求めるある男の子を継続取材してきた。男の子に“家族”は見つかるのか、養子縁組を進める鍵はどこにあるのか、追った。 乳児院,養子縁組,里親 録画
2013/11/15 NHK名古屋 ”赤ちゃん縁組”で命を救え 43分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2013/11/13 日本テレビ news every特集「急増する”虐待”の現状“児童養護施設の子供たち”」 18分  児童養護施設の子供たちに密着。羽生市のあゆみ学園には68人の子どもが過ごしているが、約7割が虐待の経験を持つ。今年3月、賢一くん(仮名)が漢字の練習を行っていた。賢一くんは8年前から施設で暮らしていて、母親が来ないので会いたいと語った。
 あゆみ学園では指導員31人が交代で子供たちの世話をしている。子供たちは共同生活を送っている。指導員の神山智秋さんは、子供の世話をしたい想いから就職したという。神山さんは、賢一くんと光一くんと施設で暮らしている。
 それから1週間、神山さんが指導する新しい人が発表された。賢一くんと光一くんの部屋に顔なじみの新しい男の子良介くん(仮名)が来ることになり、2人は喜んだ。神山さんは3人の子供たちとお風呂に入った。
 今年5月、両親が離婚し5年前に施設にきた良介くんは絵を書くことが好きだと話し、親が施設に来てくれないことを語った。良介くんの心の支えは1枚の写真となっている。
 あゆみ学園の子供たちに密着。良介くん(仮名)は5年前に施設に来てから、数回しか父親と会っていないと話す。良介くんは小学校の入学記念に撮った写真の父親を見て、一時帰宅したい想いを語った。
児童養護施設 録画
2013/11/1 NHK ニュースウオッチ9「育児放棄・虐待なぜ止められないのか」 8分 被害者が語る 児童虐待の実態
 虐待を受けながらも表面化しないままずっと耐えてきた人の事は余り知られていない。虐待を受けた経験が掲載されたホームページには生々しい実態が綴られている、ホームページを開設した精神科医は患者の話を聞くうちにこの凄絶な体験を伝えなければと感じたという。
 自らの体験を伝える事で虐待を防ごうとしている女性がいる、3年前から講演会で虐待の体験を語っている。この女性は両親が離婚し父親の再婚相手から虐待を受けたという、中学2年生の時にクラスの担任が虐待に気づき養護施設に保護されたという。
児童虐待,児童養護施設 録画
2013/11/1 テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」 4分 兄弟がいっぱい 今週のテーマは『養育家庭』。
これまで22人の里子を養育した若狭さん夫婦には、2人の娘がいます。2人がまだ幼かった17年前、3人の子供を同時に里子として受け入れました。その娘も里子の兄弟とともに成長し、現在は大学生と高校生になりました。
長女の毬乃さんは気付いたら何人かは常に里子が家にいるという環境で、戸惑いはなかったと言います。
そして里子の兄弟に囲まれて暮らすことで、プラスアルファが築けたとも語ります。
養育家庭,里親 録画
2013/10/31 テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」 4分 里子6人の大家族 今週のテーマは『養育家庭』。
17年前、3人の子供を同時に里子として受け入れ、現在は6人の里子を養育している若狭さん夫婦は、里子の数だけ子供の成長の喜びがあると言います。そしてその喜びが人の何倍もあるのが自慢で、ずっと父親と母親である人生を歩み続けると語ります。
そんな若狭家の食堂には沢山の箸や皿、どんぶりが置かれ、夕食のために炊くお米は2升!使う中華鍋はビッグサイズ!! 今は自立した里子も加わり、大勢で食卓を囲みます。
養育家庭,里親 録画
2013/10/30 テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」 4分 本当の親だと思って… 今週のテーマは『養育家庭』。
里親歴25年の内田さん夫婦の初めての里子は3歳の女の子でした。
幼い子供を里子として受け入れた内田さん夫婦にとって大きな節目となったのが、子供に里子であることを告げる“真実告知”。内田さん夫婦はなかなか言い出せず、里子が10歳の時でした。
電車の中で里子から突然「どうして名前が違うの?」と問いかけられ、内田さん夫婦は動揺したそうです。
幼い子供に「自分の産んだ子じゃないよ」と告げる辛さは忘れられないと言います。
養育家庭,里親 録画
2013/10/29 テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」 4分 帰って来られる場所 今週のテーマは『養育家庭』。
里親歴14年の青葉さん夫婦はこれまで18人の里子を養育し、そのほとんどが中学生、高校生の男の子でした。
毎日が喧嘩などで大変だった反面、楽しかったと振り返ります。今では青葉家を巣立ち自立している里子達ですが、戻ってきて一緒に食卓を囲むことも多いそうです。青葉さん宅は里子達にとって、いつでも帰って来られる場所なのです。
養育家庭,里親 録画
2013/10/28 テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」 4分 芽生えた絆
今週のテーマは『養育家庭』。
「養育家庭」とは様々な理由で親元から離れて生活しなければならない子供を、養子縁組をせずに原則18歳になるまで里子として養育する家庭のこと。
去年、初めて子供を里子として受け入れた伊藤さん夫婦。約3カ月間の交流期間で子供との面会、外出、外泊など徐々に接する時間を増やし、関係を深めました。
少しずつ家族になっていく過程は不思議な感覚で、今では日々子供の成長を実感しているそうです。
養育家庭,里親 録画
2013/10/14 日本テレビ NNNドキュメント'13 児童養護施設を出た後で…孤独、自立おっしゃん先生の教え  24分 児童養護施設で暮らす子どもが、施設にいられるのは原則18歳まで。社会に出ても仕事や生活面でなじめないケースは少なくない。35年間、児童養護施設に勤めた戸谷隆典さん(69)は去年、子供たちの独り立ちを支えようと長野市に自立援助ホーム・夢住(むす)の家を開設した。週6日泊り込み子供たちと向きあう戸谷さんだが、周囲から甘やかし過ぎと言われる。複雑な思いを抱えた子供たちを自立に向かわせることはできるのか? 児童養護施設,自立,自立援助ホーム 録画
2013/10/10 日本テレビ News every「児童養護施設の子供たち 自立を目指す少年の1年」 18分 急増する“虐待”の現状“児童養護施設”の子供たち
埼玉・羽生市にある児童養護施設「あゆみ学園」には、男女68人の子供が暮らしている。その約7割近くが虐待の経験をもっている。拓也くん(仮名)は6年前に父を亡くし、母は育てることができず施設に預けることになった。拓也くん自分の子供には同じ想いはさせないと話し、自立を目指していた。
今年5月、拓也くんは門限も守らず素行が目立つようになっていた。丑久保恒行園長によると、お金を稼いで施設を出たいと思っていると話す。指導員の神山智秋さんは約5年間拓也くんのめんどうを見てきた。それから1週間後、拓也くんが施設に帰ってきた。拓哉くんは施設をやめたいと話し、好きだった野球も辞めていた。
神山さんが拓也くんを呼び出し、今後の方針を話しあった。拓也くんは建設会社で働くことを決め、高校は中退するこになった。園長は拓也くんの意志を尊重するしかなく、あとは見守ることしかできないと話した。
拓也くんが施設を離れる日、拓也くんは施設で暮らした7年間を振り返り、母親について語った。拓也くんは新しく1人暮らしをすることになった。拓也くんは7年間お世話になった神山さんの存在を語り始めた。
埼玉・羽生市にある児童養護施設「あゆみ学園」の拓也くん(仮名)に密着。拓也くんは7年間過ごした施設を出て一人暮らしをすることを決めた。最後に拓也くんは7年間お世話になった神山智秋さんに対して、感謝の言葉が照れくさいと話した。鎌田實は若いのに自分で自分の人生を決めることは大変だと話した。
児童養護施設,自立,あゆみ学園 録画
2013/10/9 NHK クローズアップ現代「父子家庭 急増の陰で〜虐待死事件の波紋〜」 26分 先月、父子家庭が抱える課題の一端が浮き彫りになる事件が起きた。東京・江東区の4人の子どもを抱える45歳の無職の父親が、5歳の長男を虐待の上、死に追いやったのだ。男は4年前、勤めていた建設会社が倒産し失職。1年前に妻と離婚し4人の子どもを引き取り育てていたさなかに起きた事件だった。毎日、手作りの弁当を作るなど「子育てに熱心」だったという父親。一方で、地域住民とのつながりはなく、家庭の実像を知る人も殆どいなかった。今、父子家庭は全国で22万世帯。7年前の調査に比べ25%増している。ひとり親の支援を行うNPOは「父親は母親に比べ、親同士のネットワークや地域のつながりが弱いため、社会から孤立しているケースは少なくない」として、母子家庭とは異なる支援の必要性を訴えている。家族の形が多様化する中で、急増する父子家庭。江東区の事件を入り口に、社会に何が求められるのか、検証していく。 児童虐待,父子家庭 録画
2013/10/9 NHK ハートネットTV「おかえり〜非行に走る子供たちの居場所〜」 29分 昨年のある統計に世相が映し出されました。刑法犯少年が6万5448人と戦後最少を記録したものの、再犯者の割合が33,8%と統計史上最高となったのです。
この両極端の事実が物語るのは、特定の層の子どもが非行から抜け出せずにいるという実態です。原因の一つと考えられているのが子どもたちの置かれた家庭環境。生まれた環境で「負のスパイラル」に巻き込まれていく子どもの姿が、非行を通して見えてきます。
そんな中、30年にわたって、さまざまな家庭の事情を抱え非行に走ってしまう子どもたちと向き合ってきた女性がいます。広島市の公営住宅で暮らす中本忠子(ちかこ)さん(79歳)。中本さんは、空腹のため万引きなどに手を出してしまう子どもたちを自宅に招き、手料理を振る舞うなどして、子どもたちの声に耳を傾け、その多くを更生に導いてきました。
番組では、中本さんのもとに通う子どもとその家族を取材し、過酷な生活環境が非行へと向かわせる現実と、中本さんと関わり更生していく様子を通して、必要な支援さえあれば子どもたちの未来が開ける実態を伝えます。 
少年非行 録画
2013/9/26 日本テレビ news every「虐待死を防ぐ 病院が特別養子縁組をあっせん」 9分 今月8日、全国19ヵ所の産婦人科病院が連携して、特別養子縁組の斡旋に取り組むと発表した。背景には、虐待死を減らしたいという医師らの思いがある。特別養子縁組を利用した女性を紹介。女性のもとには、子どもの成長を伝える手紙や写真が届くという。厚生労働省は望まない妊娠は虐待につながるケースも多いと分析。親からの虐待で亡くなった子どもの43%は0歳児。厚生労働省は、医療機関などが妊娠中から何らかの支援をすれば防げるのではないかと指摘している。これをうけ、全国19ヵ所の産婦人科病院が特別養子縁組の斡旋に取り組むと発表した。
特別養子縁組の斡旋ネットワークに参加している福田病院では、今年5月から斡旋に取り組んでいる。この4か月の間に4人から養子に出したいと相談があり、うち2人の赤ちゃんが育ての親に託された。一方育ての親の対応も同じく院内で行う。今回立ち上がったネットワークでは、育ての親の条件を夫婦ともに47歳以下、児童相談所で里親登録を受けているなどとしている。育ての親が赤ちゃんと対面するのは分娩室となる。また、育ての親にも数日間入院してもらって育て方の指導も行っているという。
ネットワークでは、特別養子縁組の斡旋だけが目的ではないとし、自分で育てられる環境づくりも重視している。ネットワークの代表を務めるさめじまボンディングクリニックの鮫島代表は、個人的に60組の特別養子縁組を斡旋してきたが、一方で9人の女性は自分で育てることができるようになった。医師らは、ネットワークに参加する病院をさらに増やしていきたいとしている。
特別養子縁組,全国,産婦人科病院,新生児 録画
2013/9/14 NHK ETV特集「トラウマからの解放」 59分 治り難いうつ病や薬物依存などの背景に虐待や性被害による心の傷「トラウマ」が関わっている場合があることが明らかになってきました。最前線の治療の現場からの報告です。薬の効きづらいうつ病、摂食障害などの複雑な心の病、自傷行為・薬物依存などの問題行動の背景に、幼いころに受けた虐待や性被害の心の傷「トラウマ」が深く関わっている場合の多いことが、最新の研究から明らかとなってきた。そうした中で、トラウマを解消する新たな治療法が登場し、効果を発揮している。アメリカと日本の最前線の治療現場を取材した。 虐待,トラウマ,治療,EMDR 録画
2013/8/18 BS日テレ プレシャスタイム「I am Sam アイ・アム・サム」 102分 サムは知的障害のため7歳程度の知能しかなかったが、娘のルーシーの母親が彼の元を去った後、1人で奮闘して彼女を育てていた。だからサムとルーシーは大の仲良し。だがルーシーが7歳になったとき、彼女は父親の能力を追い越すのを恐れ、勉強に身が入らなくなる。それを心配した担任教師やソーシャルワーカーはサムに教育能力がないと判断、ルーシーを施設に入れた。そこでサムは彼女を取り戻すべく、法廷で闘うことに。そしてサムはエリート弁護士のリタとともに裁判に臨む。果たしてサムは自分が立派な父親である、ということを証明できるのだろうか…。  アメリカ,里親,知的障害 録画
2013/7/24 TBS ニュース23
命の橋渡し?人身売買?養子縁組斡旋規制の是非.mpg
11分 民間団体の養子縁組は規制すべきか?
 生みの親が育てられない赤ちゃんが民間の養子縁組仲介団体の斡旋で新しい親と養子縁組するケースが増えている。中には海をわたって海外の親の養子となる赤ちゃんもいるが、民間団体の活動を規制する動きも出ている。人身売買か。それとも命の橋渡しか。議論はわかれているとして民間の養子縁組仲介団体の職員が都内のホテルにいる新しい両親に渡すところを取材した。この日渡すことになったコール・ヤンガーさん夫妻はアメリカ・ノースカロライナ州から来た夫婦だ。またこの両親はともに医師ですでに2人の日本人の子を養子に迎えていたが、家庭に恵まれない子を助けたいともう1人養子を迎えることにした。
 この2日後この団体の職員とともにアメリカ大使館を訪れた産みの母親は女の子が養子としてアメリカに渡るためのビザを取得するために面接に来た。この女性は去年初めての子となる女の子を出産した。しかし、交際していた男性とは妊娠判明前に音信不通となっていた。一時は1人で子どもを育てていこうと決めたが、経済的な理由から同居する両親に反対され諦めた。また一時は周囲に妊娠が気づかれないよう親から外出を禁止されていたという。その後インターネットで見つけた養子縁組斡旋団体に相談し、中絶ではなく子どもを産んで養子に出すという道を選んだ。そしてこの女性は養父母となる夫婦に一度会っておきたいという希望で対面する場が設けられ、面会が終わり養父母は3日後にアメリカへと戻っていった。
 厚生労働省の調べによると民間団体による養子縁組は増え続け、2011年度には127人になりその内24は海外へ渡った。だがその一方で批判も高まっているとして今年4月に国会内で行われた民間団体との会議で自民党の野田聖子総務会長は、直接規制する法律が何もない現状では悪質な団体による人身売買も起きかねないと主張した。そのため法律の思案では民間団体を届出制から許可制にし、海外への斡旋を禁止にするとした。この法律について公明党の遠山清彦議員が話した。
 今月からは厚生労働省の支持を受けた自治体の立ち入り調査を行なっている。これは養父母から受け取る費用が高く営利目的ではないかという指摘が出ているためだ。例えばベビーライフでは4年間に83人を国内外の養父母に斡旋し、その際国内の養父母からは一律180万円、海外の養父母からは一律2万5500ドルを受け取ってきたが、これは運営費も含めた実費で活動のためだとしている。このことついてこの団体の篠塚康智さんが話した。
 そもそもこのようなことを民間団体が行なっている理由は愛知・刈谷児童相談所などが30年前から親が育てられない赤ちゃんを育ての親に斡旋する取り組みをしてきた事以外このようなことを行なっている自治体がほとんどないからだ。これは虐待などの対応が忙しいということが理由だという。このことついて愛知教育大学の萬屋育子特任教授が話した。とくに赤ちゃんに病気や障害がある場合は斡旋が難しくなる。また先程の国会内での会議では、海外斡旋の禁止に民間団体からは国内では見つからない赤ちゃんにとって海外斡旋は最後の砦だと懸念の声が出た。このことついて障害を持っている男の子を養子として受け入れたルーブル・シンシアさんが話した。
 (ニュース)
“親元で育てない”4万7000人にも
スタジオで膳場貴子アナは、厚生労働省の調べによると親元で育てられない子どもは国内に4万7000人いるとされていて、その9割近くが養護施設などで暮らしていると話した。このことついて岸井成格は国民の理解をしっかり得て、仕組みづくりをしっかりすることだ大切だと話した。
民間,養子縁組,海外 録画
2013/7/23 NHK 地方発 ドキュメンタリー「彼女たちの出産〜2013 ある母子寮の日々〜」 43分  予期せぬ妊娠で子どもを授かった女性。経済的な問題やパートナーとの不安定な関係のため、産んでも育てることができないとき、女性たちが駆け込む場所がある…。
 茨城県土浦市にあるNPO法人。予期せぬ妊娠をして子どもを産むことになった女性たちが日々の生活に追い込まれてやってくる。NPO法人では彼女たちに無料で母子寮を提供して出産までをサポート。生まれた子どもと不妊に悩む夫婦との特別養子縁組を仲介している。NPO法人には月に60件ほどの相談が寄せられている。命を抱えてさまよう女性たちの母子寮での日々を見つめる。
養子縁組,母子寮,予期せぬ妊娠 録画
2013/7/22 NHK チェンジ・ザ・ワールド〜働く子どもたちの未来〜 13分 マララ・ユスフザイさん
「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えることができます。」
イスラム過激派に銃撃されながらも、奇跡的に一命を取りとめたパキスタンの少女、マララ・ユスフザイさん。
彼女がこれまで一貫して訴え続けているのが、すべての子どもが等しく教育を受ける権利です。
世界には、社会の偏見や貧しさなどから、教育を受けられず、労働を強いられている子どもたちが今も2億人以上もいます。
中には、重労働や危険と隣り合わせの現場もあります。
子どもたちが生き生きと、笑顔で暮らす社会の実現には何が必要なのか?
今朝は、働く子どもたちの現状を見ながら、それを改善するためのヒントを探ります。
インド,児童労働 録画
2013/6/19 フジテレビ  スーパーニュース
「スーパー特報 規制か?促進か? 養子縁組に法整備は…?」
20分  養子縁組の現状を特集。養子を引き取ったハーシャ・マーシーさん夫婦は日本の養子を希望する理由について、育て親候補者の多いアメリカでは3〜5年待つこともあり、日本で新生児の養子を希望した。
 今回自分でハーシャ夫妻に子供を受渡した女性は、身体の障害を抱え生活は困窮。相手の男性とは音信不通になり、苦渋の選択をしたという。
 高橋夫妻は長年の不妊治療に見切りをつけて産まれてすぐの子供を養子に迎え入れた。特別養子縁組は新たな家庭で実子と同じ扱いになる仕組みで、最高裁判所の統計では平成23年度374組が成立した。高橋夫妻が申し込んだベビーライフは民間のあっせん団体で、篠塚康智理事長は最近は経済的な問題というのが増えていると話した。
 友人関係にあった男性の子供を妊娠し、養子に出すことを決めた女性は、アルバイト生活で不安定な収入で、両親は離婚しており、母親を早くに亡くしているため頼れる身内がいないという。日本の養子縁組は公では児童相談所が行なっており、多くは民間あっせん団体に頼っている現状がある。
 こうした中、養子あっせんを法規制する動きが出ており、野田聖子議員は養子を希望するも夫婦共働きということであっせん団体の育て親になる条件に合わず養子を断念した。現在は卵子提供で授かった子供を育てており、法案を検討中。養子縁組の現場からは3ヶ月の同意について問題点を指摘する声があがっており、産みの親の気持ちが変われば赤ちゃんを返さなければならない可能性もある。
 もう1つの問題点は現行の国際養子縁組の禁止。ベビーライフでは実績のあるアメリカのあっせん団体と提携して国際養子縁組も行なっており、アメリカ国務省の統計によると2011年に日本からアメリカに渡った養子は27人。法規制の動きの背景にはかつて海外にわたった子供が不明になっていたり、人身売買の温床になっているのではとの懸念がある。
 日本から海外にわたったウェンディ・ブライアント・ゴウさんはアメリカ人男性と日本人女性の間に生まれ、55年前に日本の養子あっせん団体を通じて養子としてアメリカにわたった。
法規制が検討されている国際養子縁組を特集。アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたウェンディ・ブライアント・ゴウさん、ウェンディさんの母親が養子あっせん団体に宛てた手紙には、未婚でアメリカ人男性との子供を育てることへの絶望など悲痛な思いが記されていた。
 野田聖子議員は国として国際養子縁組を規制しようとする理由について、少子化といいながら日本の子どもたちが海外に行ってしまっている現実を放置できないことが一つと話した。
養子縁組,国際養子縁組,児童養護施設,虐待 録画
2013/6/12 NHK 首都圏ネットワーク「シェアで児童養護施設を出た若者支援」 8分 変わる住まい シェアハウス
シェアハウス シェアで児童養護施設を出た若者支援
家賃を抑えることができる上、個室のプライバシーと共同生活の便利さを兼ね備えているとして、若者を中心に利用者が増えているシェアハウス。このシェアハウスの仕組みを利用して児童養護施設で暮らしていた若者を支援しようという取り組みが始まっている。児童養護施設は高校を卒業する18歳になると原則として退所することが法律で定められている。東京都が一昨年に行った調査で、施設を出た若者の約3割が孤独や孤立を感じていることがわかった。
 児童養護施設を出た子どもを支援している横浜市のNPO法人を取材。子どもたちには社会にでるまでの準備期間が必要だと考えている林恵子代表が、「自立のプロセスがもっと緩やかで段階的であるべきだと思います。18歳の若さで求められるものが非常に高い」と話した。林さんはシェアハウスに目をつけ、6人の入居者を募集。そのうちの3人は児童養護施設で暮らしていた人に限定した。施設で暮らしてきた3人は緩やかな共同生活を通じて社会人としてのマナーやルールを学んでいく。
 幼い頃に両親を病気で亡くし、児童養護施設で暮らしてきた瀬古良美さんを取材。19歳となった彼女は現在、林恵子さんが支援しているシェアハウスで共同生活をしている。瀬古さんの不安の解消につながっているのが同居者との雑談。ある日、同居者の社会人2人に急いで自立しなければという焦りを打ち明けた。すると、「私もちゃんとしてない。あんなでも社会人やっているんだという安心を持って欲しい」と答えてくれた。瀬古さんが取材に対し、「一人暮らしを経験している社会人の人もいる。すごく心強いと思ってます。落ち着いて進める気がします」と話した。
 林恵子代表のプロジェクトはまだ問題が多く、3件のシェアハウスのうち2件は途中で断念せざるを得なかった。施設で過ごした若者を住まいを通じて支援しようという森代表のプロジェクト。定着させていくためにはしばらく模索が必要。林代表が取材に対し、「何がどこまでできるか自分たちの中で結論が出ていない。私自身、自立支援という問題に対してもう少し冷静に考えて次につなげたい」と話した。
児童養護施設,自立,シェアハウス 録画
2013/6/5 NHK クローズアップ現在
「子どもの居所がつかめない」
26分 4月、横浜の雑木林で死後9カ月たった女の子の遺体が発見された。大阪では2月、小学校に入学するはずの女の子が、生後間もなく殺されていたことが発覚している。各地で、居所がつかめない子どもが、死亡して見つかる事件が多発している。
子どもたちは健診や入学式などに現れず、行政が行方を把握できないのだ。その数は小中学生だけでも1000人近くにのぼると見られる。
事件を受け、自治体では居所のわからない子どもを捜す動きが始まったものの、対策は容易ではない。
“消えた子ども”に何が起きているのか。どうしたら命を救えるのか、考える。
虐待,居所不明 録画
2013/6/4 NHK ほっとイブニング”育てられない”赤ちゃんを守る 注目集まる「愛知方式」 10分 愛知県の児童相談所が長年取り組んでいる新生児の特別養子縁組制度が「愛知モデル」として注目を集めています。最大の特徴は妊娠期から実親の相談にのること。愛知モデルの意義と制度普及の課題を考えます。 養子縁組,赤ちゃん縁組 録画
2013/5/30 NHK ハートネットトTV 子どもの虐待 どう救うのか?(6)みなさんの声にこたえて 29分 全国の児童相談所に寄せられる、子どもへの虐待の相談件数は年間およそ6万件。増え続ける虐待の実態と対応策について考えてきたシリーズ。
最終回の第6回は、視聴者からの反響を手がかりに、虐待から子どもを守るためにはどうすればいいのか、探っていきます。
これまで番組に寄せられたカキコミやメールは300件を超えます。育児の孤独から子どもをたたいてしまうという悩み。権限が強化される児童相談所の一時保護を痛烈に批判する親の訴え。そして、声を上げ始めた性的虐待の被害者たち。自らの体験を切々とつづったメールには、虐待の問題を考える上で重要なテーマや課題が浮かび上がってきました。
番組では、視聴者の声を紹介しながら、MCの山田アナウンサーと、虐待の問題に関心の深いタレントの小島慶子さんが、メールを寄せてくれた人々や当事者、専門家を直接取材。テーマを掘り下げながら、解決の道筋を探っていきます。
児童虐待 録画
2013/5/26   ありがとう!チィ先生〜カンボジアの子供たちに夢と笑顔を〜 46分 北海道芦別市出身の田中千草さんは、カンボジアで奮闘する小学校教員だ。それまで現地になかった音楽の授業を、6年前からボランティアで行っている。子供たちに学校の楽しさや大切さを伝え、登校者の数を増やし、今も日常的に横行している人身売買や虐待から子供たちを守るためだ。彼女の活動は着実に成果を上げ、5,000人もの児童が通う地元小学校の名物授業にもなった。しかし一方で親たちの意識はほとんど変わらない。靴も与えないまま、自分の子供を深夜の労働に向かわせるという実態に、田中さんは苦悩する。子供たちが、「なりたい自分になれる」未来のために、異国の地で奔走する“チィ先生”のスペシャル・ドキュメンタリー第二弾。 カンボジア,貧困,人身売買 録画
2013/5/25 NHK 週刊 ニュース深読み「6人に1人! どうする“子どもの貧困”」 43分 子どもの貧困が深刻化している。貧困状態にある子どもの割合は6人に1人。「食事が学校給食のみ」「経済的な理由で進学を断念」といった深刻なケースも少なくない。この状況を改善しようと、貧困対策に取り組むための法案も提出された。日本の将来を支える子どもたちが、貧困によってどんな状況に追い込まれているのか? 今後どんな対策が必要なのか? 徹底的に深読みする。 子どもの貧困 録画
2013/5/21 PKK熊本放送 夕方いちばんニュース ゆりかご開設6年「相談の先に…」 13分   こうのとりのゆりかご,養子縁組,赤ちゃん縁組 録画
2013/5/20 NHK ハートネットTV 子どもの虐待どう救うのか?(5)
完璧な子育てなんてない―育児漫画家・高野優さん―
29分  全国の児童相談所に寄せられる子どもへの虐待の相談件数は年間およそ6万件。増え続ける虐待を減らすためには何が必要なのか、その解決の道筋を探るシリーズ。第5回は、育児の悩みを抱える全国の母親たちから絶大な人気を誇る育児漫画家の高野優さんをスタジオに招き、虐待を踏みとどまるにはどうすればいいのかを親の立場から考えていきます。
 高野さんは、幼少期に両親から「お前はダメだ」「なぜ生まれてきたのか」などと“言葉の暴力”を受け続けてきたことから、自分が母親になったとき“虐待の連鎖”におびえていたといいます。しかし、小学校の先生から受けた「愛情」や臨床心理士から学んだ「自己肯定感」など、周囲の人たちから支えられ、連鎖を断ち切ることができたといいます。高野さんは、12年前から「育児に悩む親たちに救いの手を差し延べたい」と自らの生い立ちや育児体験を元に全国各地で講演活動を続け、会場はいつも涙と笑いであふれています。
 番組では、育児の悩みを抱えている人や辛い経験を乗り越えてきた親も参加。 「親を追い詰める育児の孤立」「理想の子育てに縛られる苦悩」など虐待につながる背景を考えながら、親が虐待にいたらないためにはどうすればいいのか、高野さんとともに本音のトークを繰り広げていきます。
児童虐待 録画
2013/5/13 NHK ハートネットTV  子どもの虐待 どう救うのか?
第4回 虐待の傷と向き合う
29分  全国の児童相談所に寄せられる、子どもへの虐待の相談件数は年間およそ6万件。増え続ける虐待を減らすためには何が必要なのか、その解決の道筋を探るシリーズ。第4回は、番組のホームページに寄せられた“カキコミ”の声から考えます。
 カキコミの中でも数多く寄せられているのが、虐待を受けた経験のある人たちからの意見。「言い表しようのない恐怖。いつも助けを求め心の奥底で叫んでいました。でも声を出せない」「物心ついたときからずっと、消えたい、死にたいと思いながら、それもできず葛藤の中を歩いてきました」。カキコミの声からは、苦しくても助けを求められない現実や、何年たっても癒えない傷の深さが伝わってきます。
 虐待の傷と向き合い、未来に向けて一歩踏み出すためにはどうすればいいのか。みなさんの声とともに考えていきます。
児童虐待 録画
2013/5/8 NHK ハートネットTV 子どもの虐待 どう救うのか?
第3回 「埋もれた性虐待」
29分  厚生労働省の統計では、虐待相談件数のうち、性的虐待は年間1500件。全体のわずか3パーセントを占めるにすぎません。しかし、子どもが虐待を認識できなかったり、被害が身体に残りにくいなどさまざまな要因により“数値は氷山の一角で、実態はその数倍”と指摘する専門家が数多くいます。
 最新の調査結果では、児童福祉施設で暮らす子どもの10パーセントが性的虐待を受けていたことが判明し、少しずつですが実態が明らかになろうとしています。また、治療困難とされてきた性的虐待によるトラウマに対しても、さまざまな治療法が開発され、児童精神科の入院病棟などで被害者の本格的な治療も始まっています。
 医療や福祉の支援の最前線を取材し、性的虐待の実態に迫るとともに、社会がどのように向き合っていけばいいのか、考えていきます。
児童虐待,性虐待 録画
2013/5/7 NHK ハートネットTV 子どもの虐待 どう救うのか?
第2回 「“ハイリスク妊婦”からのSOS」
29分  全国の児童相談所に寄せられる、子どもへの虐待の相談件数は年間およそ6万件。増え続ける虐待を減らすためには何が必要なのか、その解決の道筋を探るシリーズ。
 今、虐待を未然に防ぐため、妊娠中から予防しようという新たな取り組みが始まっています。厚労省の調査によると、虐待によって死亡する子どもの40パーセント以上が0歳児。背景には、「望まない妊娠」「若年妊娠」「妊婦健診の未受診」といった妊娠中の問題があるとされています。
 大阪府では、妊娠の悩みに答える相談窓口「にんしんSOS」を開設。「予期せず妊娠をして困っている」「お金がなくて病院にも行けない」といった女性たちを支援することで虐待を防ごうとしています。岡山県では、産婦人科や助産院で“気になる妊婦”が見つかると、自動的に自治体の支援につながる連絡システムを構築。きめ細かな支援を提供しようと模索しています。
虐待につながりかねない“ハイリスク妊婦”のSOSを受け止め、虐待を未然に防げるのでしょうか。支援の最前線の現場から考えていきます。
児童虐待, 録画
2013/5/6 NHK ハートネットTV 子どもの虐待 どう救うのか?
第1回 「児童相談所はいま」
29分  全国の児童相談所に寄せられる、子どもへの虐待の相談件数は年間およそ6万件。増え続ける虐待を減らすためには何が必要なのか、その解決の道筋を探るシリーズ。第1回は、虐待の問題に対応する最前線の児童相談所に密着します。
 死亡に至るような深刻な虐待が相次ぐ中、「親権停止」など児童相談所の権限は年々強化されています。名古屋市の児童相談所は去年4月、「児童虐待・緊急介入班」を発足。子どもへの深刻な虐待が疑われるケースに対して迅速に親から引き離す「一時保護」を強化しています。
 一方、大阪では虐待した親たちを集め、過去の過ちと向き合うプログラムを実施。子どもを虐待のない安全な家庭に戻す「家族再統合」を目指しています。
どうしたら子どもの安全と命を守ることができるのか、児童相談所の現場から考えていきます。
児童虐待,児童相談所 録画
2013/4/24 NHK NHKニュース おはよう日本「自立援助ホーム”家庭”が支える子どもの自立」 6分 自立援助ホーム “家庭”が支える子どもの自立
15歳から19歳の子どもが働きながら暮らし、自立できるようになるまで支える自立援助ホームに注目し、前橋市の「ぐんま風の家」に取材した。同施設では現在6人の少女が暮らしており、アルバイトをしながら1人暮らしを目指して生活している。それぞれの事情があり大人を信用しておらず非行に走ってしまう子どももいるなか、チームでフォローすることで徐々に心を開き、次第にホーム長である佐藤さんの部屋にくるようになるという。
ぐんま風の家自立援助ホーム
今年2月に退所した20歳の飯塚さんは自暴自棄になり精神科に通うようになった経験もあるが、同施設での生活を通して現在はアパートで暮らし働きながら美容師を目指している。佐藤さんは飯塚さんのように退所した子どもへの長期のケアも行っている。
施設を出た子どもたちが自立するには地域の理解が欠かせないため、風の家ではホームの活動を記録したDVDを製作し、今後市民団体などに広く配布する予定であるという。佐藤さんは「ここは子どもたちにとって第2の家庭 いつまでも家庭として 過ごした家庭として残してあげたい」と語っている。
自立援助ホーム 録画
2013/4/16 フジテレビ LIVE2013 ニュースJAPAN&すぽると!「“児童時の性的虐待”賠償棄却」  4分   児童虐待,性虐待,損害賠償 録画
2013/4/8 NHK アスリートの魂「生きるためリングへ ボクシング 来家恵美子」   44分  女子ボクサー来家恵美子選手は、世界タイトル3階級制覇したかつての第一人者。37歳になった今も体力の限界や引退勧告をはねのけ闘い続ける。リングにかける日々を追う。
 長年、日本の女子ボクシングを引っ張ってきた来家恵美子選手。彼女にとってボクシングとは“生きること”。3歳から児童養護施設で育った孤独を癒やし生きる喜びを与えてくれた。強烈な右ストレートを武器に世界タイトル3階級を制覇、彼女に憧れプロ入りした若手も多い。そんな来家選手も現在37歳。肉体のダメージは大きく周囲から引退を勧告された。一戦一戦に、生きる場所をかけて挑む来家選手のリングへの熱い思いを見つめる
児童養護施設,ボクシング,自立 録画
2013/3/26 テレビ朝日 「“3.11”を忘れない 3人で生きる〜震災孤児 兄弟が歩んだ732日〜」     25分  兄弟3人での生活が始まる  津波は、子どもたちから親を奪い、多くの遺児・孤児を生み出しました。東日本大震災で、両親とも死亡・行方不明となった孤児は、被災3県で241人に上っています。
 石巻市の武山翔平さん(震災当時19歳)は、両親と祖父を失いました。翔平さんには、高校生の妹と中学生の弟がいます。20歳になると、2人の未成年後見人、事実上の親代わりとなりました。
 古里を離れ、仙台で暮らし始めた兄弟。両親の思い出を胸に、支え合って生きる兄弟の2年間の記録。
震災孤児 録画
2013/3/25 日本テレビ NNNドキュメント'13
「もう死なせない 児童虐待対応班の270日」
24分  この日、保護した女児には、たばこを押しつけられた火傷や殴られた痕が10か所以上あった。保護者から日常的に虐待されていたのだ。福岡市の「こども総合相談センター」虐待担当の河浦龍生さん(61)は、17年間子どもの虐待などに対応してきたベテランだ。「子どもが虐待されているのではないか」そんな通報から家庭を訪問。家族から話を聞き、今後の対応を考える。改善がみられない場合は強制的に子どもを保護する“職権保護”の判断をしなければいけない。「あなたを殺してやる!と母親から罵声を浴びせられこともあります」そう話す河浦さん。命を左右する現場で、少しでも多くの子どもの笑顔を取り戻そうと奮闘する河浦さんの姿を追った。 児童虐待,児童相談所,福岡市 録画
2013/3/23 BS-TBS NEWS21 サタデースコープ
労働や復興作業体験…ひきこもりの自立支援
20分   自立支援,ひきこもり 録画
2013/3/17 NHK NHKニュース おはよう日本
性虐待「見えにくい被害その実態は」
15分  性的な虐待は身体的な虐待に比べて、外見では発覚しにくいために被害の実態がわからず、対策が進んでこなかったことがある。
 対策の必要性を訴えたいと、性虐待を受けてきた辛い体験を語りはじめた女性を取材した。
 女性が性虐待の被害者だと自覚したのは、大学に入り性暴力について学ぶ講義を受けてからであった。
 さらに、大学の勉強会では性虐待の被害を受けている人がたくさんいることを知り、自分の体験を伝えなければと思うようになったと語った。
児童虐待,性虐待,司法面接 録画
2013/3/8 NHK 特報首都圏「それでも私は生きた〜いま明かされる戦争孤児の実像〜」 25分  3月10日東京大空襲。こうした空襲で親を奪われた戦争孤児は全国で12万人以上。孤児たちは悲惨な実態を自ら記録に残す活動を。戦争は子どもの人生をどう変えたのか。
 1945年3月10日、約10万人が命を失った東京大空襲。こうした空襲で親を奪われた戦争孤児は全国で12万人以上。しかし、浮浪児となるなど厳しい体験を重ねたため、実態やその後の人生は明らかにされてこなかった。孤児たちは80代。「歴史を記録に残す」活動を始めた。孤児体験を初告白する女性。心の傷を絵にする男性。孤児の「絵」「証言」などから、知られざる実像を記録。戦争が子どもの人生をどう変えたか見つめる。
戦争孤児 録画
2012/3/7 NHK  おはよう日本
望まない妊娠〜女性たちの現実〜
   妊娠がわかったときに、女性自身が妊娠を喜べない、前向きに捉えることができない状況に陥る「望まない妊娠」。そこには経済力のなさ、パートナーの不在、未成年での妊娠など様々な理由があります。全国各地で産まれたばかりの赤ちゃんが捨てられる事件が相次ぐ中、その背景としても「望まない妊娠」が指摘されています。
こうした望まない妊娠をした女性たちの出産を手助けし、産まれた子どもを養子に出す活動をしているNPO法人を取材しました。
 茨城県土浦市のNPO法人「Babyぽけっと」には、全国各地の妊娠に悩む女性たちから、毎日のように昼夜問わず、相談が電話やメールが寄せられています。その数、年間700件にのぼります。
経済力がなく妊娠中にも関わらず住む家がない、出産間近なのに一度も病院に診てもらっていないという相談は少なくありません。
そこでNPOでは、無料で部屋を提供し、病院にも通わせて出産までの面倒をみています。代表の岡田卓子さんは「一番、身近で救ってもらえるはずの家族には言えない、誰にも言えない、友達にも言えない。経済力がなく生活できないという女性が多い」と話していました。
 このNPOが用意した寮に、妊娠9か月でやってきた26歳のさおりさんという女性に話しを聞かせてもらいました。
 さおりさんは、18歳で東北地方から上京し、ずっとキャバクラで働いてきました。妊娠に気づいた時にはすでに中絶できる時期を過ぎていて、相手の男性に告げると連絡は途絶えた言います。妊娠したことで働いていた店をやめ、借りていた部屋の家賃も払えなくなり、大きなお腹を抱えながら、マンガ喫茶で過ごす日もあったといいます。親を頼ることもできず、インターネットで見つけた岡田さんのNPOを訪ねました。
さおりさんは「家で1人で産んでしまっても、その後どうしていいのか分からないし、本当に行くところが全くない状態で子どもを抱えることになってしまうので、それよりましだろうと、ここに来た」と話していました。
NPOでは、こうした妊娠に悩む女性たちを受け入れる一方で、産まれた子どもを養子に迎えたいという夫婦のために、毎月、説明会を開いています。養子を希望する夫婦は増え続けていて、去年はおよそ80組の夫婦が希望しました。ほとんどが不妊治療を何度も繰り返したけれども子どもを授からなかったという夫婦です。
 参加した夫婦に話しを聞くと、「産まれてすぐに遺棄されて亡くなったというニュースを見ると、すごくつらくて、うちの前に置いていってほしかった」とか、「自分たちはどうやっても命を生み出すことができなかった。どんな子どもでも育てたい」と話していました。
 NPOの寮にやってきたさおりさんは、1ヶ月後に出産の日を迎えました。
さおりさんは3日間にわたる陣痛の末、およそ3900グラムの元気な女の子を出産しました。
通常でしたら、出産後に母乳を与えたり、母子は同じ部屋で過ごしますが、NPOに来た女性たちは、子どもと触れ合うことはできません。養子に出す気持ちが揺れると、将来のことを考えると女性自身がつらくなるとNPOでは考えているのです。
 そして出産から9日目、さおりさんがNPOの寮を出る日。寮を出ることは、生まれた子どもを養子に出し、別れることを意味します。養子についての書類にサインをした後、岡田さんがさおりさんに「どんな親になってほしいか、どんな子どもになってほしい」か希望を聞くと、さおりさんは「近くにいてあげてほしい。それは私が1番できないことだから」と答えていました。
 NPOでは、別れる時に一度だけ我が子を抱いてもらいます。
病院でガラス越しにのぞいても赤ちゃんはいつも寝ていて、起きている顔を見ていないと話していたさおりさん。最後だけは、大きな瞳をぱっちりと開いて、赤ちゃんはさおりさんをじっと見つめていました。
 岡田さんが赤ちゃんを抱っこして、部屋から出て行った直後・・・。ドアが閉まり、子どもを姿が見えなくなると、それまで平静を保っていたさおりさんが泣き出しました。次々に涙がこぼれ落ちていました。
 赤ちゃんは、福岡県の夫婦が新しい親に決まりました。赤ちゃんが来るのを心待ちにしていた夫婦に、小さな命は引き継がれました。
 NPOの岡田さんは「新しい家族を作ったら次は、赤ちゃんを生んだ実親さんが立ち直って幸せをつかんでほしい。本当の意味でのゴールはまだ先だと思う。長い時間をかけてこれまでの生き方を反省しながら、最後は幸せになってもらいたい」と、話していました。
 POにやってきた女性たちに話しを聞くと、「男性に妊娠を告げたけれども、一緒に育てようという意思が全く伝わってこなかった」という女性や、「相手の男性とは連絡がとれなくなった」という女性が数多くいました。女性に子どもを産んで育てたいという思いがあっても、男性の態度によって、結果として「望まない妊娠」になってしまったということもあります。
妊娠したことによって仕事を失い、男性にも逃げられ、生活の基盤すべてを失う女性たちがいるという現実がある中で、このNPOの活動を通し、こうした行き場をなくした女性を救うことが、小さな命を救うことにつながるということを強く感じました。                  
養子縁組,赤ちゃん縁組  
2013/3/5 テレビ東京 NEWS アンサー 復興2013 明日への力    宮城・女川町にある旅館「海泉閣」。ここに住む佐藤亮太くんは、津波で親を亡くした。里親として引き取ったのは、叔父の佐藤広樹さん。亮太くんは現在、旅館の仕事を手伝いながら学校に通っている。このように身近で見守ってくれる人の存在が亮太くんの支えとなっている。 震災孤児,親族里親  
2013/3/3 NHK TV特集 シリーズ こころの新世紀(1)人とうまくつきあえない
〜いじめや虐待と自閉症スペクトラム〜
59分  いじめや不登校、親からの虐待など、子どもたちの「心」に深刻な傷を負わせてしまう人間関係の問題。こうした解決が難しいと思われてきた問題の背後に、発達障害の一つ「ASD(自閉症スペクトラム障害)」が大きく影響していることが最新の研究から明らかとなってきました。ASD(自閉症スペクトラム障害)は人の気持ちを察したり、自分の気持ちを上手く言葉で表現するのが苦手な障害です。自閉症や広汎性発達障害・アスペルガー症候群など「社会性やコミュニケーション」の障害の総称です。ASDが見過ごされてしまうと、意図せずに人間関係でトラブルを重ねてしまい、いじめや親から子への虐待へと発展してしまうことがあります。そうした状況が長く続くことで、うつ病や自傷行為など深刻な「心の病」を発症してしまうことも分かってきました。
番組では、ASDが原因となり、心に深い傷を負ってしまった子どもたちが集まる診療所を舞台に、なぜいじめや虐待の対象となってしまうのか、心の傷はどうすれば癒えるのかを探ります。また、ASDを一歳半健診で早期に発見し支援する画期的な取り組みや、子どもたちの脳の研究など、ASDと向き合う最前線に密着します
児童虐待,トラウマ,ASD, 録画
2013/2/27 NHK  ワールドWaveトゥナイト「ロシア・米国への養子縁組禁止の波紋」 15分 ロシアで1月アメリカへの養子縁組を禁止する法律が施行された。アメリカが制定した「対ロシア人権法」に対するプーチン大統領の対抗措置だ。ロシアでは毎年10万人の子供が親の教育を受けられなくなり、3000人以上が外国に行く。特にアメリカは、他では受けたがらない病気や障害を持つ子供が引き取られ、新たな人生のチャンスを得てパラリンピックのチャンピオンになった人もいる。しかし、この法律のせいですでにアメリカで受け入れが決まっていた50人あまりの子供が出国出来なくなっている。アメリカ行きが決まっていたダウン症の子供はロシアで受け入れ先を探すことになるが果たして・・・。政治の影に翻弄されるロシアの子供の問題に迫る。 養子縁組,海外養子 録画
2013/2/19 TBS  報道の魂「赤ちゃんの行方〜特別養子縁組という選択」 43分  妊娠・出産をしても、貧困や暴力など様々な理由から、この世に生まれた命を手放さざるを得ない母親たちがいる。愛知県に住むシングルマザーが託した生後10日目の男の子は、海をわたり、アメリカ・ロサンゼルスの家族に迎えられた。原発事故で住居と仕事を失った妊婦は将来の生活を悲観し、生まれてくる赤ちゃんを養子として人に託すことを決断。出産から2週間後、赤ちゃんは国内の養父母へと託された。
 産みの親と育ての親を橋渡しするのは、民間の養子縁組斡旋団体だ。乳児の遺棄事件防止の観点から、「特別養子縁組」という制度を利用して支援に奔走する。
 東京都内の夫婦は結婚9年目に不妊治療に見切りをつけ、男の子の赤ちゃんを養子として迎え入れた。3人で迎えた初めての正月、初詣に訪れた神社で母親は「物心がついた頃、子供には本当のことを伝えていきたいと思っています」と話す。 日本では、親が育てられない子供の9割が、乳児院や養護施設で育つ。そんな中、「特別養子縁組」という制度を使って家庭に託す、家庭で育てるという道を選んだ人々、それぞれの姿を取材した。
赤ちゃん,養子縁組 録画
2013/2/8 CS朝日 CS朝日ニュース ニュースの深層
赤ちゃん、夫婦を救う「特別養子縁組」とは
50分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/12/16 NHK パパとママがほしい
〜大阪・乳児院の1年〜 
48分     虐待や育児放棄などで親と別れ乳児院で育つ子どもたち。養子縁組で新しい親を求めるが、道のりは困難だ。大阪の乳児院に1年密着、その生活や施設の職員の奮闘を追った。
    虐待や育児放棄で親と一緒に暮らせない子どもたちが育つ、大阪のある乳児院。育児を放棄する親が増えたため、満杯の状態が続き、子どもの健全な育成を望める環境にはない。生後すぐに預けられた「シュンくん」に新しい親をと養子縁組を模索するが、養子を望む夫婦は多いのに条件のミスマッチで、3歳を過ぎても親は見つからない。大阪の乳児院に1年間にわたって密着し、子どもたちの生活や新しい親を探す職員の奮闘を追った。
乳児院,養子縁組,愛着障害 録画
2012/11/9 NHK かんさい熱視線「繰り返される悔恨〜追いつめられる児童相談所〜」 25分     今、児童相談所が、増え続ける虐待相談に追われ、破綻寸前に追いつめられている。虐待相談対応件数は、毎年増え続け、昨年度はおよそ6万件と過去最高を記録。10月には、広島で11歳の少女が母親にゴルフクラブで殴られ亡くなった。児童相談所が親子を引き離し、指導の結果、もう危険はないと判断。子どもを家に帰した後で起こった悲劇だった。悲劇を繰り返さないために何ができるのか?アメリカの事例も含め考える。 児童相談所,虐待 録画
2012/11/6 TOKYO MX TOKYO MX NEWS「里親月間 ある家族の形」 6分 里親月間 ある家族のかたち
  10月と11月は里親月間です。都内には親元で暮らせない子どもがおよそ4000人います。そこで、東京都ではそのような子どもを自らの家庭に迎え入れ育てる「里親制度」を導入しています。里親制度には大きく2つあり、養子縁組を前提としたものと、養子縁組をしないで一定期間子どもを育てる養育家庭があります。東京都ではこの養育家庭を「ほっとファミリー」と呼んでいます。今回は6歳の女の子と暮らすほっとファミリーを取材しました。 
里親,養育家庭,ほっとファミリー 録画
2012/10/25   僕はひとりじゃない「房総のダルビッシュ 施設育ちの大エース」 25分 施設育ちの大エース。僕はひとりじゃない、房総のダルビッシュにスポットを当てました。その房総のダルビッシュとは、ご覧いただきましょう。
児童福祉法 第41条。全国に585カ所、2万9000人あまりの児童が、そこで生活しています。
その中にプロ野球を志す少年がいます。千葉国際高校3年、相内誠18歳。プロ野球志望届には本人と保護者の署名が必要。彼の場合…望みの門かずさの里、施設長。
小高い丘の上に建つその場所に彼がやってきたのは、中学1年生のときでした。
少年が育ったのは…家庭環境に恵まれない子どもたちを支援する施設。望みの門かずさの里。
児童養護施設,自立,プロ野球 録画
2012/10/23   NHKニュース「児童虐待防げ!密着”緊急介入班”の活動」 8分   虐待 録画
2012/10/23   実録!アメリカの養子縁組「育ての母VS産みの母」 14分   養子縁組 録画
2012/10/7   情報7daysニュースキャスター「繰り返された虐待…広島で小5女児死亡」 6分   虐待,乳児院,愛着障害 録画
2012/10/3   みのもんたの朝ズバッ!「11歳の娘 虐待母“ゴルフクラブで殴った” 13分   虐待,乳児院,愛着障害 録画
2012/10/3   知りたがり!「小5女児(11)死亡 母親(28)との間に何が…?」 16分   虐待,乳児院,愛着障害 録画
2012/9/19 NHK ハートネットTV カキコミ!深層リサーチ「子どもの性暴力被害」(2) 29分 知られざる『子どもの性暴力被害』の実態に迫った番組の続編。どうすれば子どもが被害にあうことを防げるのか?被害にあった子どもをどう支えればいいのか?話し合う。
番組内容
「カキコミ!深層リサーチ」は、先月に続き「子どもの性暴力被害」がテーマ。前回の放送では“子ども”が学校や家庭という、本来、守られるべき場所で性暴力にさらされている実態に迫った。今回はその「対策編」。カキコミに寄せられた意見を基に、最近始まった被害者支援機関や、教育現場での取り組みを取材。どうすれば子どもが被害に遭うことを防げるのか? 被害にあった子どもを、どう支えればよいのか? 生放送で話し合う。
子ども,性暴力,性虐待 録画
2012/9/16 BSフジ 帰郷〜アマゾン開拓の夢、その果てに…〜 100分 1965年―――、横浜港。18歳の若者たち7人が、最後の移民船サントス丸に乗ってブラジルのアマゾン流域に向けて旅立った。若者たちは太平洋戦争後、駐留軍兵士と日本人女性の間に生まれた所謂混血孤児たちだった。敗戦国日本の中で「敵国の子」と呼ばれ、激しい差別を受け、置き去りにされたり、預けられる形で神奈川県大磯町の「エリザベスサンダースホーム」という孤児院(現在は養護施設と呼ばれている)に幼くして引き取られた子供たち。
 第二次世界大戦後に設立された子供たちの家の創設者は、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎の孫娘、澤田美喜。最初の子供達がホームを巣立つ年齢に達した頃、日本は高度経済成長への道を突き進み始めていた時代。しかし、子供たちの前に「就職差別」という大きな壁が立ちはだかった。戦後20年経過しても尚、社会の偏見は強かったのだ。
 その打開策として澤田園長が計画したのがまだ移民を受け入れていたブラジルでの農園建設。父親の膨大な遺産をつぎ込んだ澤田美喜。しかし、開園から10年経たないうちに農園は閉鎖となり若者たちはちりぢりになった。
 この番組では40年以上の歳月を経て消息が分からなくなった「若者」たちの行方を辿る。海を渡った若者たちは全部で9人。アマゾンの奥深くへと分け入った者、出稼ぎで日本に戻った者、元の農場そばに留まった者。9通りの人生、9通りの旅路。そして若者たちの父親代わりだった先生とその家族にも語られることのなかったドラマがあった。地球上を巡った遥かな旅は「自分探し」の旅であり、そして成長の過程では経験することのなかった「家族探し」の旅でもある。
児童養護施設,エリザベス・サンダースホーム,移民 録画
2012/9/13 NHK ハートネットTV「生き生きと高らかに〜児童養護施設の若者たち〜」 29分     「皆さんには今、かなえたい夢がありますか?」。今年7月に行われた児童養護施設出身者を対象とした奨学金付きスピーチコンテストで、300人の観衆を前に、プロのトランペット奏者になるという夢を高らかに宣言した明宏さん(18歳)。このコンテストを企画したのは、施設出身の若者の自立支援を行うNPO。コンテストに臨む明宏さんたち若者と、陰で支えるボランティアの大人たちとの“心の軌跡”をドキュメントで伝える。 児童養護施設,自立 録画
2012/9/9 NTV 真相報道 バンキシャ! 女子高生DJ震災孤児の夢 12分 【震災孤児は今】大震災から1年半。震災孤児の女子高生がラジオのDJとなり“新たな夢”に向かって歩み出すまでを密着 震災孤児 録画
2012/9/4 中京テレビ 虐待から命を守る…「愛知方式」の試み 5分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/9/3 NHK ハートネットTV カキコミ!深層リサーチ「子どもの性暴力被害」(1) 29分 カキコミ!深層リサーチ、今月のテーマは「子どもの性暴力被害」。警察庁の発表によると、昨年度起きた強かん・強制わいせつの被害者の半分以上が未成年。一方、被害者の7割が被害を誰にも言えていないという調査も。番組HPに寄せられたカキコミを基に取材をすると家族や学校の教師といった「安心・安全」と見られる相手から被害を受けている“子ども”がいることが分かってきた。知られざる被害の実態についてリサーチする。 子ども,性暴力,性虐待 録画
2012/8/24  名古屋テレビ  UP!視点 赤ちゃん縁組「小さな命を守るために」 5分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/8/23 NHK パパとママがほしい〜大阪、乳児院の日々〜 43分 育児放棄などで生まれた直後から親と別れ、乳児院で育つ子どもが増えている。乳児院は常に定員超の状態が続き、職員がフル稼働しても子どもには十分な愛情を与えきれない。乳児院から児童養護施設へ移る前に養子縁組して新しい親を見つけようとするが、道のりは険しい。子どもを授からず養子縁組を願う夫婦は少なくないが、条件のミスマッチが多いのだ。大阪の乳児院に密着し、子どもたちに新しい家族を見つけるための糸口を探る。 乳児院,養子縁組,大阪 録画
2012/8/20 NHK 首都圏ネットワーク「自立支援十分できず児童養護施設の悩み」 5分   児童養護施設,自立 録画
2012/8/18 NHK名古屋 News 虐待防止「特別養子縁組制度説明会」 1分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/8/15 NHK名古屋 News「虐待防止で養子縁組説明会」開催へ 2分   赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/8/4 TBS 報道特集 原発被災地でも 赤ちゃん養子縁組の現場 27分 NPOベビーライフの篠塚氏に連絡した名古屋市の女性は、出産した男児の父親と音信不通になり海外の夫婦への養子縁組を行うことを決意した。
赤ちゃんはベビーライフのスタッフの手で新しい両親に託されるまでの間、ベビーシッターに預けた。2週間後、羽田空港でアメリカ・ロサンゼルスからやって来たヘップバーンに赤ちゃんは引き取られた。
ベビーライフでは国内の養父母を集められず、7割の赤ちゃんは海外の親のもとに引き取られている。行政では愛知県の児童相談所が特別養子縁組を前提に赤ちゃんを病院から育ての親に託す取り組みを続けてきた。都内に住む美樹さんは不妊治療の末、妊娠したが流産を繰り返し、養子縁組を考え、赤ちゃんを引き取ることになった。
赤ちゃん,養子縁組 録画
2012/8/2 フジテレビ FNSドキュメンタリー大賞「若者ホームレス崩れる北海道の底」 47分  札幌で20代から30代のホームレスが増えているという。東京や大阪では、いるのではないかとも想像できる「若いホームレス」。どうして札幌で、北海道で、そんなに若くしてホームレスにならなければならないのか。札幌でホームレス支援を続ける、自立支援所を訪ねると、さまざまな理由でホームレスになった若者たちであふれていた。入居者の9割が20代から30代のホームレスだった。ホームレス…。「そんなの、仕事の意欲がない人たちがなるのだ。働く気になれば、仕事はいくらでもある」という「自己責任論」が、多くを占めるように思う。しかし、若いホームレスたちから話をよく聞くと、「自己責任」を押し付けるだけでは説明できない、さまざまな深刻な問題を、彼らが背負っていることがわかってきた。

 なぜ、北の地で、今、若者ホームレスが生まれて、しかも急増しているのか? 行政や民間では、何か支援する手段を講じているのか?札幌を中心とする「知られざる若者ホームレスの実態を克明に記録する」とともに、「自立支援の大切さと難しさ、今、足りないことは何なのか?」の2つを軸に、目をそむけることができない、北の若者ホームレスについて、問題提起する。
ホームレス,自立支援 録画
2012/7/26 日本テレビ NEWS ZERO「”児童虐待”なぜ増加?」 6分 児童虐待の対応件数が過去最高となった。親からの相談や通報から判断となっている。東京都児童相談センターでは、早朝から電話対応に追われていた。厚生労働省の児童相談所長会議で、過去最高を更新していることが語られた。調査を開始して以来21年連続増加となり、虐待を受けて死亡したケースは一昨年4月からの1年間で51人、うち3歳以下は43人となっている。千葉県富里市では、当時8歳の息子に暴行したとして母親と内縁の夫が逮捕された。 滋賀県大津市でも発熱した息子を放置して死亡させたとして、母親が逮捕された。さらに今月5歳の娘の首を締めるなどでケガをさせた母親が逮捕された。
 児童相談所の所長たちは、核家族化が進んでいる事を理由として、頼える身内が少ないことを挙げ、さらに経済的な問題であるとか、一般社会の問題の背景があると指摘した。さらに第三者からの通報が増えていることを指摘している。通報を受けた場合として、 NPO法人 だいじょうぶを訪れると虐待の対応をした400から500件のファイルを紹介した。そのほとんどが第三者によるものであった。対応方法として、家庭訪問として「気持ちをきかせて」というカードを渡している。また、代表の畠山由美代表は、情報提供を受けることに感謝を示していた。
児童虐待 録画
2012/7/26 NHK ニュースウォッチ9「虐待を減らせ 大阪での取り組み」 8分 児童虐待が過去最悪 対策は“妊娠中”に
全国の児童相談所が把握した児童虐待の件数が、昨年度、過去最多となりました。厚生労働省のまとめによりますと、昨年度はおよそ5万9800件。都道府県別では大阪が8900件で、最も多くなりました。虐待を減らすためには何が必要なのか、大阪では、妊娠の段階から母親に目を配る、新たな取り組みをスタートさせました。
児童虐待 録画
2012/7/31 NHK ハートネットTV 未来へのアクション「君の夢、応援します」 29分 「僕には今まで、《夢》がありませんでした。」
これは、児童養護施設を巣立った若者が語った言葉です。今、親との死別や貧困、虐待などの理由から家族と離れて児童養護施設に暮らす子どもの数は3万人にも上ります。子どもたちは、原則18歳になると施設を退所し、たったひとりで社会へと踏み出していかなければなりません。「経済的な理由」から、大学や専門学校にに進学する人の割合はわずか20パーセント(全国平均は70パーセント)。さらに、たとえ進学できたとしても、学業とバイトの両立の厳しさや孤独感から、半数近くが退学を余儀なくされている厳しい現実があります。
「こうした状況を変えたい」とアクションを起こしたのが、NPOブリッジフォースマイル代表の林恵子さん(38歳)です。施設出身の子どもたちを対象とした奨学金付きスピーチコンテスト『カナエール』を企画しています。その柱は若者たちが《夢》をあきらめないですむように「経済的支援」に加えて、「生きる意欲」を引き出す仕組みです。コンテストに参加する若者とそれを支える林さん、ボランティアたちの挑戦を伝えます。
児童養護施設,自立 録画
2012/7/15 日本テレビ バンキシャ!「埼玉・5歳児虐待死」 12分 2度“保護”でも…埼玉・5歳児虐待死
大阪の茨木市で自らの虐待していた経験を子育てする親に語っている女性は、虐待は余裕の無さで起きてしまうとし、虐待してしまう前に親が周囲に話せる環境や社会の理解も必要と語った。
真相 虐待防止 カギは「親の教育」 日本で実現のポイントは…
児童の引渡しには一時保護した後の教育に強制力はないので親の同意が必要になるが、今回の虐待事件については面会だけで引渡しが行われた。増田さんは子どもの将来が大事なので親から引き離すということを児童相談所は積極的にやってもいいのではと語った。為末さんは友人の話を出して、子どもは親のものではなく社会の宝であるという方向性に向かえばいいのではと話した。
児童虐待 録画
2012/7/14   ズームイン!!サタデー 2分 「“里子暴行死”声優の女に懲役9年」   録画
2012/7/13   Nスタ「里子虐待死に懲役9年」 4分     録画
2012/7/13   首都圏ネットワーク 2分 「無罪主張退け懲役9年の判決」   録画
2012/7/13   首都圏ニュース845 2分 「里子死亡事件 懲役9年の判決」   録画
2012/7/13   news every 5分 「声優の女に懲役9年」   録画
2012/7/13   LIVE2012 ニュースJAPAN&すぽると! 1分 「裂けるほど強い力で…虐待声優に懲役9年」   録画
2012/7/10   首都圏ネットワーク 2分 「里子死亡事件 懲役10年求刑」   録画
2012/7/10   スーパーJチャンネル 2分 「声優の女に懲役10年求刑」   録画
2012/7/9-10 NHK ハートネットTV Our Voices親と子(1)(2)「発達障害×虐待」 各29分 “生きづらさ”を抱える人たちの声を伝える、全く新しい福祉番組、「ハートネットTV Our Voices(アワーボイス)」。「愛」「夢」「友情」…。第3回のテーマは「親と子」。発達障害と虐待を受けた経験がある人たちによるクロストークでお送りします!
「言われた言葉をそのまま受け取ってしまう」「相手の感情を読み取るのが苦手」「努力をしても、どうしても出来ないことがある」・・・。愛している/愛されているのに互いの愛情を感じられず、発達障害があるがゆえにすれ違っていく、親と子。親から暴力やネグレクト(育児放棄)などを受けて育った女性は、“家族”が欲しいという一心で子を産み育てていますが、我が子とどう向き合えば良いのか悩み続けていました。それぞれの当事者を取材したVTRを見て、発達障害のある人、虐待を受けた経験のある人が番組MCと語り合う。熱を帯びるトークの中で見えてきたのは、「発達障害」や「虐待」といった属性を越えて、親と子が互いにどうつきあっていけばよいのか(あるいは、どうやって距離を置き、時には離れればよいのか)についてのさまざまなヒントでした。
発達障害,児童養護施設,虐待 録画
2012/7/3 テレビ朝日 テレメンタリー2012「彷徨う少女たち〜君は、ひとりじゃない〜」 25分 誰にもいえない悩みを抱え、家庭にも学校にも居場所を見つけられない少女達がいる。NPO団体「BOND プロジェクト」は、そうした少女達の声に耳を傾け、支援する団体。竹下奈都子さん(通称:なっちゃん)は、ここで2年前から相談員を務めている。寄せられる相談で後を絶たないのが、肉親による性的虐待被害の訴え。ほとんどは、拒むことも、訴え出ることもできず、長年隠し続けている。彼女達のために、なっちゃんができることとは――。なっちゃんと少女達の、葛藤の日々を綴る。 児童虐待,自立援助ホーム,性虐待 録画
2012/6/27   とくダネ! 6分 「里子(3)暴行死で初公判」   録画
2012/6/26   ひるおび!「里子虐待死初公判」 1分     録画
2012/6/26   news every「里子虐待死初公判」 4分     録画
2012/6/26   NHKニュース「傷害致死の罪 被告”私は無実”」 1分     録画
2012/6/26   FNNスーパーニュース「声優の女涙ながらに…虐待死に私は無実」 4分     録画
2012/6/7 日本テレビ news every    この春小学校に入学した6歳の将太くんは、都内に住む白熊さん夫婦に2歳の時に里子として迎えられた。将太くんは施設からやって来た時は暴れまわり、試し行動という呼ばれる現象が見られた。1年あまりの間、試し行動は毎晩続いたという。
 去年8月、東京・杉並区で里親が当時3歳の里子に暴行し、死亡させたとされる事件では、母親は子育ての悩みを周囲に打ち明けていなかったという。悲劇を繰り返さないために、民間の臨床心理士によるカウンセリングなど、東京都はこの4月から里親への支援を強化した。
 白熊さん夫婦は、翔太くんが実の子どもではないことを、いつどのように伝えるかという新たな課題に直面している。白熊さんはなるべく早く告知をしたいと考えている。
里親,ためし行動,告知  
2012/6/1 NHK かんさい熱視線「“家族”がほしい〜養子縁組望む子どもたちは今〜」 25分 実の家族と暮らせず、施設にいる子どもは全国で約4万人。家庭的な環境が望ましいとされるが養子縁組などはなかなか実現しない。不妊治療の末に養子を考える親の理想と、子どもの現実にギャップがあるからだ。国内で新しい家族に出会えない子の一部には、外国人と養子縁組する動きも出てきた。
しかし、日本には国際養子縁組に関する法律もなく、誰も監視していないのが現状だ。なぜ、子どもたちを日本で育てられないのか徹底取材。
乳児院,養子,里親 録画
2012/5/30 RKK熊本放送 「こうのとりのゆりかご運営から5年〜命と倫理の間で〜」週刊山崎くん 45分     録画
2012/5/22 TBS News23「赤ちゃんポストの今」 23分 相談は年間3000件 5年間で83人 “赤ちゃんポスト”の今
親の事情で育てる事が出来ない赤ちゃんを匿名でも預かる「赤ちゃんポスト」と呼ばれる仕組みできて5年が経過した。そこで、番組ではこの赤ちゃんポストと呼ばれる仕組みを作った慈恵病院を取材、受け入れなど病院の舞台裏に密着した。病院はこれまでに83人が預けられたという、また24時間365日態勢で妊娠・子育てなどの相談に応じている。相談は赤ちゃんの受け入れを拒むものではなく、赤ちゃんのより良い生育環境を探すためだという。
こうのとりのゆりかご,乳児院,養子,里親 録画
2012/05/08-11  熊本放送 「夕方いちばんNews」ゆりかご開設から5年 37分 「こうのとりのゆりかご 5年の記録〜命を救う裏舞台に密着〜」
JNN系列28局で放送された「全国ニュース」の中で、最も優れたニュース(スクープ性・速報性・独自性)に対し、ひと月に1回発表される「JNN月間賞」。今回は「NEWS23X」で、RKK佐々木慎介記者が生出演し放送した同ニュースが高評価され、受賞となりました。
番組ではゆりかごの概要を紹介しつつ、電話相談に対応する看護師の姿を追いながら、ゆりかごの今を描きました。担当の佐々木慎介記者は「こうのとりのゆりかご」が開設された5年前から密着取材をはじめ、病院関係者との信頼関係を築き上げ、より深い取材を実現しています。
こうのとりのゆりかご,乳児院,養子,里親 録画
2012/4/22 フジテレビ ザ・ノンフィクション・それでも“春”を信じてる 45分 家族や肉親を失った若者の身元を引き受けて自立までを手助けしている大分市にある施設「ふきのとう」の夫婦に密着する。ここは、暗い過去を背負う若者たちを受け入れてきた。
施設にショウタという17歳の少年がやってきた。ショウタは、働きながら自分で住めるようになることを目指しているのだという。この施設でのショウタくんの新しい生活が始まった。
この施設は寄付金と助成金でやりくりしており、切り盛りは楽ではない。澤田さんたちは同じアパートの一室で寝起きしており、加代さんは、施設の若者の話し相手を深夜まですることが度々ある。
数日後、ショウタくんはガソリンスタンドのバイトをし始めた。バイトが休みの日、澤田さんはショウタくんとともに、ショウタくんが幼い頃に過ごした家を訪ねた。そこには、幼い頃のショウタくんが家族とともに写った写真があった。
澤田さん自身には両親の記憶すらなく、戸籍の写しが自分に両親がいたことを示す唯一の記録だった。澤田さんは、「自分の家族があって幸せだったらこういう仕事してないかもしれない」と語った。
澤田さんがとりわけ気にかけているのがナオキくん。澤田さんは、野球の独立リーグが実施する入団試験をナオキくんに勧め、実業団の関係者にナオキくんの実力を見てもらった。
福岡でナオキくんの入団試験が行われた。合格すれば、シーズン中は最低10万円が保証され、住まいも与えられる。しかし、ナオキくんは不合格となってしまった。そして、ナオキくんが施設から消えた。
児童養護施設,自立 録画
2012/4/11 NHK 視点・論点「里親・施設出身者への自立支援を」 10分 年間5万5千件を超える児童相談所への児童虐待相談があります。子どもの安心と安全を守るために、児童相談所によって措置をされ、里親や児童養護施設に暮らす子どもたちが里親のもとに約3000人、児童養護施設や児童自立支援施設などで約3万人が暮らしています。 
そして、毎年約2千人の子どもたちが、中学や高校卒業をして社会に出て行っています。児童福祉法は18歳未満の子どもを対象としていますので、高校に進学して里親や施設で暮らしている子どもたちも、卒業すると社会でなければならなくなります。要保護児童として社会的養護が必要とされ、自らの意志ではなく里親や施設に措置をされていた彼らは、措置解除をされることによって否応なしに社会に出されてしまうのです。
児童養護施設,里親 録画
2012/4/5 NHK 地球テレビ エル・ムンド▽モンゴル・放牧を学ぶ孤児院ほか 50分   孤児院 録画
2012/3/29 NHK 北の大地が育む少年たち〜北海道家庭学校の1年〜 29分 北海道遠軽町にある北海道家庭学校は、日本最古の民間の児童自立支援施設。さまざまな問題を抱えて家庭裁判所や児童相談所から送られてきた少年たちが、広大な土地で農作業を行いながら寮生活を送ることで自分を見つめ直し、社会復帰を目指す。親代わりの寮長・寮母のもと、規則正しい生活と、厳しくも温かい指導で「育て直し」されていく。衝突を繰り返しながらも、少しずつ成長していく少年たちの姿を長期取材で見つめる。 自立支援施設 録画
2012/3/25 日本テレビ NNNドキュメント「マザーズ 『特別養子縁組』母たちの選択」 24分 美沙さん(仮名23歳)は、未婚で妊娠7か月。彼から中絶して欲しいと言われた。2度目の中絶は嫌だったが自分で育てる自信はなく、子供を人に託す事にした。1988年、予期せぬ妊娠で産まれる子の養護を目的に国が作った制度「特別養子縁組」。生後間もない小さな命が、産みの母から育ての母へリレーされる。美沙さんは予期せぬ妊娠の出産をサポートするNPOで暮らし、病院で出産。生後1週間の我が子との別れに泣き崩れた。「小さな命だけは守りたかった」一方で、不妊治療に見切りをつけ養子縁組団体に育ての親(養親)として登録した夫婦。空港で対面したのはなんと中学生が産んだ赤ちゃんだった。養子だと将来いじめられるのでは?不安を乗り越え挑む、初めての子育て。それぞれの選択を追った。 特別養子縁組 録画
2012/3/25 NHK ニュース   里親の支援強化で虐待防止へ
里親による子どもの虐待事件が後を絶たないことから、厚生労働省は悩みを抱えた里親の相談に専門の職員が定期的に応じるなど、支援を強化することになった。厚生労働省は支援策をまとめ、今月中に都道府県に通知することにしている。
里親,虐待  
2012/3/1 フジテレビ  ニュースJAPAN&すぽると!    2008年、当時3歳だった子供を愛知・岡崎市のJR岡崎駅前に置き去りにした母親が、書類送検された。現在その子供は、里親に引き取られている。 棄児,里親  
2012/2/22 中京テレビ News-everyマザーズ「特別養子縁組」母たちの選択 19分   特別養子縁組 録画
2012/2/21 NHK 発掘アジアドキュメンタリー「路上の子どもたちを救え/紛争地帯に生きる」 49分 ▽「バンコク 路上の子どもたちを救え」は、親の離婚や育児放棄などで家を飛び出した子どもたちを救おうと、母親のような愛情を注ぎながら、奮闘するストリートティーチャーの日々に密着する。▽「紛争地帯に生きる」は、分離独立派とインド軍や警察との間で激しい対立が続くカシミール地方で、催涙弾の薬きょうを集めて家計を支える13歳の少年を追ったドキュメンタリー。 ストリートチルドレン 録画
2012/2/10 NHK かんさい熱視線「泣き声が届かない〜親と暮らせない子どもの現実〜」 25分 コンビニのトイレや繁華街に置き去りにされる赤ちゃんたち。わが子の出産子育てに向き合う事の出来ない親が増え、病院に置いたままにするケースも起きている。こうした子どもたちは乳児院など施設で育てられることが多い。しかし、世界からは乳幼児を集団で育てることは虐待に等しいと非難されている。国は里親を増やす方針に舵を切ったがその数はまだまだ足りない。子どもが幸せに育つには何が必要か、現状を取材し考える。 乳児院,里親 録画
2012/01/30-31 NHK  ハートをつなごう 性暴力被害・第3弾 家族からの被害・性虐待(1)(2) 各29分    家族や親戚などからの被害である「性虐待」。番組には、これまで被害者の方からたくさんのメールが寄せられてきた。そこには一番信頼できるはずの家族から、一番安全なはずの自宅で被害に遭った被害者たちの心の叫びがつづられていた。番組では2日間にわたり、当事者と共にこれまで埋もれがちだった被害の実態や、その後の生きづらさについて話し合う。1日目は2人の20代女性が出演。今も癒えぬ心の傷について語ってもらう。 性虐待 録画
2011/12/29 NHK グラン・ジュテ〜私が跳んだ日「NPO法人代表 林恵子」 24分 今輝く女性の飛躍の秘密を探る番組。今回の主人公はNPO法人代表・林恵子さん。林さんの団体は児童養護施設を退所する若者の支援活動を行っている。林さんは児童養護施設をサポートするNPOを設立した。「支援を必要とする子どもの役に立ちたい」と理想に燃えて、各施設を回った。しかし支援のやり方が空回りして施設の関係者から疑問を持たれることもあった。若者にとって本当に役立つ支援の方法を模索した林さんの姿を描く。出演者【出演】林恵子,【語り】遠藤憲一 児童養護施設,自立 録画
2011/12/29 TBS みのもんた朝ズバッ!「タイガーマスク現象あのランドセルはいま…」 2分   児童養護施設 録画
2011/12/28 NHK ドキュメンタリーWAVE「光なき孤児〜ソ連邦崩壊20年 東欧の小国の悲劇〜」 49分  モルドバの子供が訴えかけている。ソ連から独立20年、欧州の最貧国に。大人は海外で出稼ぎ、子供の3人に1人が親と暮らせず孤児化。幼い子が国の重荷を背負う現実を直視
 旧ソ連を形成する共和国だったモルドバ。独立して20年、市場経済になじめず、旧ソ連頼りだった農業は崩壊。ヨーロッパ最貧国に転落した。職のない人々は、外国へ出稼ぎに向かう。ある農村では学童の半数以上が親と離れ離れになった。仕送りも音信も途絶え、増え続ける孤児。政府は外国との養子縁組を推進するまでに追い詰められた。子供たちの姿を通して、ロシアからもEUからも見捨てられている小国の厳しい現状を見つめる。
孤児院,養子縁組 録画
2011/12/27 NHK 福祉ネットワーク「里親制度を考える 反響編」 29分 11月に放送した「シリーズ“里子の死”から考える」。その放送終了後に番組HPへ届いた意見・質問を元に、「里親制度」の現状と課題について専門家と共に考えていく。
番組内容:11月のシリーズ放送後に番組HPの掲示板(ハートネットボイス)に書き込まれた意見、質問は160通以上。その中には「里親制度について、もっと知りたい」「里親制度のここに疑問を感じる」といった声が多数。そこで今回は、皆さんからの書き込みを基に、「里親制度」の現状と、その課題とは何かを長年にわたり、児童相談所や児童精神医学の現場で、里親や里子の支援を続けてきた専門家の解説を交えながら考えていく。
出演者
【ゲスト】日本社会事業大学准教授…宮島清,児童精神科医…笠原麻里,【キャスター】町永俊雄
里親,里子 録画
2011/12/15  東海TV スーパーニュース
「悩める”里親”必要な支援は」
9分   里親 録画
2011/12/11 NHK  NHKスペシャル 東日本大震災「震災遺児1500人 子どもたちは今」 49分   震災孤児 録画
2011/12/9 NHK 視点・論点「里親養育を拡げるための条件」 10分   里親 録画
2011/12/8 テレビ東京
NEWS アンサー木曜Quest
感謝の一方で戸惑いも… 里親と暮らす震災孤児の今
 
東北大学の震災子ども支援室は、10年間同じ相談員が子どもをケアし、里親なども支援する。室長の加藤道代さんが各自治体の訪問を続けているが、自治体が復興で手一杯で、親を亡くした子どもの人数さえ掴みけれていないのが実情だと痛感してしまう。
 親を亡くした子供には経済面でも長期の支援が求められる。民間企業3社が設立したみちのく未来基金では年300万円を上限に入学から卒ギョまでの全期間を対象に高校卒業後の学費支援を返済不要で提供する。およそ100校への呼びかけで99人が応募した。必要資金は約1億1000万円と也、3社と寄付金でそれに充てていく。
 佐藤亮太くんは高校を卒業後、「迷惑をかけた人に恩返しが出来るように」と働きたいと思っている。
 法的なものや民間のものが出てきているが、これからどういう悩み事や困りごとが出てくるか、その都度で状況を見ながら長い目で支援していくことが大事だ、と大浜キャスターは感想を述べた。
震災孤児,親族里親  
2011/12/5 日本テレビ NNNドキュメント「遠き こころの復興 見えない傷を抱えて」 25分  「死体!死体!」人形を砂に埋めてしまう10歳の少年。震災後、箱庭を使った心理療法で心の傷が露呈した瞬間だ。宮城県の仮設住宅で暮らす女性は、息子の心の傷を癒やしたいと願うが、津波で家も仕事も失い、不安で自身の心も折れそうになる。岩手県大船渡市で活動する心のケアの支援チームが直面したのは、津波で夫を失い自分を責め続ける女性や、アルコール依存が危ぶまれる男性ら、生きる希望を探している高齢者の姿だった。 震災,トラウマ 録画
2011/12/4 放送大学 児童・生徒指導の理論と実践_第10回 44分 児童虐待 児童虐待 録画
2011/12/3  NHK おはよう日本「どう防ぐ施設内性虐待」 6分   児童養護施設,性虐待 録画
2011/12/2 NHK ドラクロワ「心温まるストーリーSP」 10分  誰にでもある、自分を励ます応援歌。ヒット曲と人生を重ねて家族の絆の物語を紹介する。高橋真梨子「for you」と重ねたのは、熊本に住む女性。夫の愚痴ばかりこぼしていたが、ある日、夫の優しさに気づく。妻が夫に送った感動の手紙。ユーミンの「やさしさに包まれたなら」と重ね、里親と里子の、血のつながりをこえた親子の絆を見つめる。 里親,里子 録画
2011/12/1 中京TV 特別養子縁組 母たちの選択 17分   養子縁組 録画
2011/11/28 フジテレビ めざましテレビ NEWS ON    岩手県の18歳未満の震災孤児93人について養育環境が固まった。ほぼ全員が里親制度を利用するなどして、祖父母や叔父叔母ら親族と暮らす。(情報:岩手日報) 震災孤児,親族里親  
2011/11/26 TOKYO MX どうする?東京「パパ悩まないで ママ手伝いますよ」 28分 11月は児童虐待防止推進月間です。
虐待から子どもを守るための法律、児童虐待防止法施行から10年がすぎました。
しかし、虐待により子どもの命が奪われる事件が後を絶ちません。
少子化、核家族…
現代の親と子を取り巻く環境はとても過酷。
育児の負担を少しでも減らしたい
そのカギを握るのは実は私たちなんです。
後を絶たない児童虐待の背景にある、いまどきの子育てをめぐる問題について考えます。
今、子育てに何が起きているのか? 何が必要なのか?
児童虐待 録画
2011/11/14-16 NHK つながるハートネット「“里子の死”から考える」(1)〜(3) 29分  ラジオパーソナリティーの小島慶子さんが、ある子どもの死の背景を探る。2011年8月、東京の里親の女性が、里子に暴行を加え死亡させた疑いで逮捕(女性は、容疑を否認)。ネット上では里親から「ひと事でない」という声が。番組は、全国の里親や里子を取材し、その過程を随時、特設HPで発信している。そこに寄せられた皆さんからの意見や体験談をもとに、児童相談所や里親家庭の周りで暮らす私たちに何ができるかを考える。 里親,里子 録画
2011/11/11 TBS NEWS23クロス    宮城・気仙沼市の気仙沼高校から中継。気仙沼高校では17人の生徒が東日本大震災で親御さんを亡くしたが、今回は震災遺児となった子どもたちの心の復興について特集する。
震災で肉親を失った子どもは岩手・宮城・福島で1567人にのぼる。宮城・南三陸町を襲った津波では1500人近くが死亡し、高校3年生の女生徒は目の前で母親が津波にさらわている。女生徒はツイッターで悲しみを綴っていたが、彼女に転機が訪れた。
 女生徒は、東京・渋谷区で先月開かれた「ビヨンドトゥモロー東北未来リーダーズサミット」に参加し、そこで思いを共有できる友達を見つけることができた。彼女は仙台・宮城野区の仙台育英学園高校に通っていて、被災し同じように母親を亡くしているため、震災後の悲しみや苦悩を分かち合うことができ前進できるようになったという。
 思いを共有することで前進できるようになるのは大人も同じで、岩手・陸前高田市では岩手県里親会が里親を対象とした意見交換会を開き、話を聞くことにより、心配する里親たちの心の負担を軽減しようと努めている。
 復興を進めるためには、残された人々の心のケアも欠かせない。取材で出会った母親を亡くした女生徒は、母と話した臨床工学技士という仕事に就き、宮城に戻るという夢を語った。膳場キャスターは、「震災から8ヶ月経ち、震災遺児の子どもたちを受け入れる側の大人にも心のケアが必要だ」と述べた。
震災孤児,岩手県里親会,里親  
2011/11/5 NHK NHKニュース おはよう日本    東京・杉並区で里親が養育していた3歳女児を暴行死させたとして逮捕された事件を受けて、東京都は子育てに悩む里親の元に臨床心理士を派遣してカウンセリングなどを行う事業を都内全域に広げる方針を固めた。中野区で開催したシンポジウムなどの映像。
 東京都は来年度からの派遣地域拡大を目指し、協力可能な委託先を検討する。
里親,虐待  
2011/11/3 NHK ハートをつなごう 性暴力被害「男性被害者の声を聞く」2 29分  男性のおよそ2割が性暴力の被害を受けているという最近の調査があります。
 これまで埋もれてきた男性の被害者の声と2回にわたって向き合いましたが、1回目の収録の最後は何故かもう2回目の収録のまとめではないかという錯覚に陥りました。初めてのことです。
 そして2回目、収録が終わっても立ち上がれませんでした。誰も動こうとはしませんでした。
生きづらさから先月オーバードーズをしてしまったという21歳のユウさんはじめ、勇気を持って3人の当事者の方がスタジオにおいでくださいました。
 ポツリポツリとお話しされるなかで男性特有の難しさやセクシュアリティつまりアイデンティティそのものにも深く関わることが浮き彫りになってきました。
 大変密度の濃い収録で、2回で放送するのは惜しい気がするほどです。是非ご覧になってください。
性虐待 録画
2011/11/2 NHK ハートをつなごう 性暴力被害「男性被害者の声を聞く」1 29分
2011/10/27 日本テレビ news every
特集/急増する“虐待”の現実 密着…児童養護施設の子供たち
  急増する“虐待”の現状 児童養護施設の子供たち
あゆみ学園では2歳から18歳の子供68人が暮らしている。しかしこの中の約7割が親からの児童虐待を受けていた。子供達の世話は、児童指導員など計25人が行っている。
 去年12月のころに会った賢一は、5年前に施設に入った。母親はまったく面会に来ず、賢一は里親に手作りのマフラーを編んでいた。夏休みには「ふれあい里親」で親が入れ替わり、現在は「養育里親」と関係を深めていっている。しかし賢一は母親と会えないと告げられたことに葛藤する。
 賢一と同じ部屋の正光は、二人で将来のことについて話し出す。耕太は中学1年になり、母親との写真を大事にしていたが、残った父親では育てられないと告げられた。父親は中学になったら引き取るという約束も、守ってもらえなかった。
 夏休みには虐待をうける心配がない児童達は一時帰宅が許される。賢一は里親のところに外出を予定していたが、家族として引き取ることで手伝いを多くやらされることに嫌気がさして、行くのをやめてしまう。
 耕太は一時帰宅をすることになったが、希望がかなわなかった多くの経験があったことから信用できないと話す。しかも父親と連絡が取れない状態になっている。
 賢一は里親との関係が上手くいかず、そのことについて聞くとあんな使えない里親はいらないと話す。そして今後里親のところには行かないと告げた。
 児童養護施設「あゆみ学園」で暮らす小学3年の男児の元を、児童相談所の職員が訪ねて交流を続けていた里親の引き取りは見送られたことが告げられた。小学3年の男児は新たな里親が見つかり次第引き取られることになる。全国の児童養護施設で暮らす子どもは3万594人(厚生労働省調べ)で、子どもたちは誰もが家族のぬくもりを求めている。
児童養護施設,あゆみ学園,里親  
2011/10/21 NHK 特報首都圏「ストップ!虐待死」 25分  今夏、相次いだ乳幼児の餓死事件。千葉県柏市では、2歳の乳児が「胃袋に紙おむつしかない状態」で餓死しているのが発見された。表面的に痕跡を残す暴力による虐待と違い、発見も難しい「ネグレクト=育児放棄」が急増している。その背景には、親世代の貧困や家庭の変容などがあることも浮かび上がってきた。こうした悲惨なケースを、どうすれば未然に防ぐことができるのか。アグネス・チャンさんをゲストに迎え、考えていく。 児童虐待 録画
2011/10/20 中京テレビ News-every「特別養子縁組子どもたちの幸せのために」 30分   養子縁組 録画
2011/10/12 NHK あさイチ「子どもを守れ!“ニルスの国”のたたかない子育て」 68分  “叩かない子育て”を実践し、虐待をなくした国スウェーデンを緊急取材。スウェーデンでは、子供への体罰を禁止する法律をつくり、叩くだけでなく言葉で脅すことや押入れに閉じ込めることも全て禁止している。
 叩くことが少しでも虐待につながる可能性があるならば「叩くことをやめよう」と、スウェーデンでは法律として体罰を禁止している。ストックホルムの街をみるとベビーカーを多くみかけ、またその半数ほどは男性がベビーカーを引いている。
 スウェーデンで暮らす日本人ママのもとを訪問。スウェーデンでの子育てについて聞いた。無料で相談に乗ってくれる子供の心と体を見る小児看護師がいて、電話一本で自宅まで来てもらえる。
 スウェーデンの子育てを見て、ゲストは「やっぱり辛くなったら誰かに話せることが重要」とコメント。実際に取材したディレクターが、スウェーデンで感じたことを語った。
 スウェーデンで週末にぎわうビアバーで、その場にいた男性達に子育てについてどう思っているのか、「もしも子育てを全部自分(妻)に任せて仕事に集中してほしいといわれたらどうする?」との質問を投げかけて聞いた。
 スウェーデンでの男性の育児休暇取得率は約80%で、日本は約1%程度。しかし、スウェーデンでも30年ほど前までは今の日本と同じような状態だったという。
 体罰を禁止する法律が制定されたことにより体罰のない国へと変わったスウェーデンの変化について、制定された当時子育てをしていたという夫婦を訪ねた。
 1971年、3歳の少女が義父からの虐待で死亡する事件が発生。国会では、仮にしつけ問題であっても体罰は禁止という新しい法律案が出されたが、意見は二分した。しかしここで、法律制定の議運を高めた女性がいた。それは「長くつ下のピッピ」の作者。彼女がある文学賞の授賞式でおこなった暴力にかんするスピーチを受け、この法律が制定された。
 スウェーデンでの虐待について、子供の前で夫婦ゲンカをすることなども虐待にあたると紹介。
児童虐待,スウェーデン,子育て 録画
2011/10/6  NHK おはよう日本「動き始めた里親支援」 7分 声優の女性が里子を暴行し、死亡させたとして先月起訴された事件をきっかけに里親の支援を充実させようとしている動きがはじまったので紹介し、その後里親と一緒にくらいしている女性を紹介した。
4月から子育てに悩みを抱える里親の家庭をベテランの里親達が訪問する活動が行われているので密着取材を行った。
里親,虐待 録画
2011/10/6 NHK あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑「いつもそばにいるよ〜児童養護施設職員 24分  虐待などのさまざまな理由で、家庭で生活できない子どもが、18歳まで共同生活する児童養護施設。熊本市の施設で働く首藤紗知さん(23歳)は、一人一人に基本的な生活習慣や社会のルールなどを教えている。ある日、ケンカの仲裁に入った首藤さんは、ふとしたことで子どもたちと心がすれ違ってしまう。人間不信に陥っている子どもたちの心の声に寄り添う児童養護施設職員、首藤さんの仕事ぶりを描く。 児童養護施設 録画
2011/10/5 TBS みのもんたの朝ズバッ! けさの一面    毎日新聞によると、厚生労働省は、すべての児童養護施設と乳児院計約700カ所に里親支援の専門担当職員を配置する事項要求を来年度予算の概算要求に盛り込んだことが分かった。    
2011/10/5 NHK あさイチ「ドラマで見つめた 子ども虐待への道」 40分   児童虐待 録画
2011/9/28 フジテレビ  FNNス―パ―ニュ―ス「0歳からの養子縁組」 24分 スーパー特報/“新たな家族”の絆 0歳からの養子縁組
小さないのちを守る会
 0歳からの養子縁組を行った家族を密着。現在5歳になる牛窪翼くん(仮名)は生後10日目に牛窪吉隆さん(仮名)夫妻のもとへやってきた。翼くん(仮名)は特別養子縁組制度により実の親子として認められている。この特別養子縁組は去年で326組成立している。
 牛窪さん(仮名)親子を結びつけたのは「小さないのちを守る会」という団体で、中絶防止という見地から電話やメールで望まない妊娠をした人の相談や出産援助・養子希望者の夫婦の相談も受けている。去年、養子を育てている家族を集め会はコンサートを実施。そこでは養子を育てている家族同士が経験談を話していた。その中にいた坂本さん(仮名)夫婦も、養子を希望し4ヶ月ほど待っている状況だという。友人から育児用具のプレゼントなどを貰い、お互いの両親も養子について賛成している中、坂本さん(仮名)夫婦は児童相談所の里親認定資格も取得している。3月の震災後、被災地で復興ボランティアを行っていた2人のもとに4月、養子の連絡が入るが、直前になり生んだ母親が思いなおし話なかったことになっている。
 一方、我が子を手放す母親の思いを取材。今年出産した赤ちゃんを養子に出した女性は、5年間付き合った男性の子どもを身ごもるが妊娠中から男性の様子が変わり、DVがエスカレート。元々いた2人の子どもを守るためと3人目の子どもは生んだ後、国際養子縁組でアメリカへと渡っている。そして、それを仲介したのは小さないのちを守る会と協力関係にあるNPO「ベビーライフ」だった。理事長の篠塚康智さんによると、アメリカやカナダでは養子縁組に対する偏見がなくオープンに縁組が行われている。
 そんなベビーライフを通じ、坂本和男さん(仮名)夫婦の元へ養子の連絡が入った。2日後にはその養子が来るということもあり、2人は慌てた様子で準備をしていた。ベビーシッターの稲葉さんとベビーライフの篠塚理事長に連れられ赤ちゃんが飛行機などで移動する一方、坂本さん(仮名)の家では家族が赤ちゃんを落ち着かない様子で待っていた。
養子縁組 録画
2011/9/24 NHK もしも明日…「我が子に虐待を始めたら」    「なぜ、我が子を虐待してしまうのか?」、実話を元に制作したドラマとドキュメンタリーで浮き彫りになった虐待の問題点とその解決の糸口を探って母親たちが徹底討論。 児童虐待 録画
2011/9/24 NHK  カラフル!〜世界の子どもたち〜「いつかきっと…」   フェウジくん(10歳)はトルコの児童養護施設で暮らしている。8歳のときにゴルフの先生に認められて始めて以来、ゴルフに夢中。コースに出るのはもちろん、部屋の中でもコップを使って、いつもパターの練習をしている。目標はトーナメントでの優勝。たまに会いに来てくれるお父さんにメダルを見せて喜ばせたいと思っている。スゴイ選手がいっぱいいて一番になるのは難しいけど、一生懸命やれば勝てると信じている。 トルコ,児童養護施設 録画
2011/9/19 NHK ヒューマンドキュメンタリー「子どもだけの避難生活」 33分 東京都江東区に、原発事故の影響で福島から避難してきた小学生から高校生約20人が暮らす避難施設がある。親と離れる寂しさから不安定になる小学生や、進学か就職かで悩む高校生。避難生活が長引くにつれ、不安は増している。この夏、子どもたちにはさまざまな出会いや別れがあった。そして、つかの間の家族との再会。突然降りかかった困難をどう考え、どう乗り越えようとしているのか。懸命に生きる子どものひと夏の成長を追う。 大震災 録画
2011/9/15 NHK 首都圏ネットワーク「児童養護施設から社会への橋渡しを」 9分  養護施設から社会に進出することを支援する会社を作った永岡さんに密着。永岡さんは子どもらに向けて企業担当者との交流イベントを開き、参加した子どもらは、技術は無いが自立心が強いことをアピールした。永岡さんは、子ども達は18歳で施設を出るので、自立の準備をしていることを企業側に知られていないのはもったいないと話す。○○は、ほとんどの子がフリーターで正社員ではないので、永岡さんに企業間のパイプ役をやってもらっていると話した。○○も永岡さんが紹介する子どもたちの採用に前向きだった。
 養護施設出身の青年は、親の虐待が原因で14歳に施設に入った。これまで一人で生きていく力をつけたいとして、数々の資格を取得した。法律で20歳で施設を出なければならなくなり、在学していた大学も学費が払えなくて辞めてしまった。その青年の行動を永岡さんが企業に紹介し、青年は企業に入社することができた。
 養護施設の子ども達の就職事情について解説。子ども達は就職に意欲的だが、寮に入ってもらうなどの企業側の要望と食い違いが起こり、辞めてしまうケースが多い現状がある。
児童養護施設,自立 録画
2011/9/12 TBS TBS-s1ニュース 1分 杉並区で起きた里子死亡事件を受け、里親らが話し合う集会が開かれ、およそ100人が参加した。主催者は里親が孤立せず気軽に相談できる場を作りたいとしている。 里親,虐待 録画
2011/9/11 NHK NHK首都圏ニュース 2分 女児死亡事件受け 里親らが集会
里子として育てていた3歳の女の子を暴行して死亡させていたとして、声優の女が起訴された事件を受け、首都圏の里親らが集まり再発防止について話した。意見交換では12年間、里親をしてきた男性が体験を語り、前田信一専任講師は一緒に考えながらできる支援をやっていければと想いを話した。
里親,虐待 録画
2011/9/10 NHK カラフル!〜世界の子どもたち〜「ちゃんとしたリーダーになりたい」 15分 児童養護施設に暮らす崇くん(小6)は、小学生のまとめ役。この夏のイベントで、リーダーを任せられた。しかし、どうまとめていけば良いのか分からず、悩んでしまう。
番組内容
さまざまな理由で家族と暮らせない子どもが共同生活を送る兵庫県の児童養護施設が舞台。崇くん(小学6年生)は、26人いる小学生のまとめ役だ。この夏、みんなで大きな看板を作るというイベントで、リーダーを任せられた崇くんだが、みんなをまとめる方法が分からず、途方に暮れてしまう。そんなとき、施設の先生と話したことをきっかけに、自分がリーダーになりたかった理由を思い出す。そこには憧れの先輩の存在があった。
児童養護施設 録画
2011/9/9 NHK 首都圏ネットワーク 2分 「女の子を殴り死亡 里親を起訴」 里親,虐待 録画
2011/8/30 NHK NHKニュース おはよう日本   里親支援体制を急げ
先日東京・杉並区で里親が養育していた女児を暴行死させる事件が起きたが、これをきっかけに里親への支援体制を急ぐ声が挙がっている。里親制度とその現状について解説員が説明した。
   
2011/8/26 NHK カラフル!〜世界の子どもたち〜「ボクの“きょうだい”は24人」 15分 舞台は児童養護施設。様々な理由で家族と暮らせない25人の小学生が共同生活をしている。誕生日会があったり、新しい仲間がやってきたり…子どもたちの暮らしぶりを追う。
 今回の舞台は、さまざまな理由によって家族と暮らせない子どもが共同生活を送る児童養護施設。主人公・崇君は25人の小学生のリーダーを務めている。「話を聞いてくれないときは、イラっとする」と話す崇君だが、みんなを、きょうだいのように思っている。ある日、新しい仲間がやってくることになった。しかしその前日、崇君たちは施設の“先生”に怒られてしまう。「このままじゃダメ!」。新しく来た仲間をどう受け入れるのか。
児童養護施設 録画
2011/8/26   みのもんたの朝ズバッ! 7分   里親,虐待 録画
2011/8/23   日本テレビZIP! 4分 杉並事件 里親,虐待 録画
2011/8/22   ひるおび 8分 杉並事件 里親,虐待 録画
2011/8/22   FNNニュース 4分 杉並事件 里親,虐待 録画
2011/8/21   Mr.サンデー 6分 杉並事件 里親,虐待 録画
2011/8/20   ANNニュース 2分 鈴池被告逮捕 里親,虐待 録画
2011/8/20   JNNニュース 1分 「43歳の声優の女を逮捕」 里親,虐待 録画
2011/8/20   LIVE2011ニュース&すぽると! 2分 鈴池被告逮捕 里親,虐待 録画
2011/8/20 NHK NHKニュース 2分 「43歳の女傷害致死容疑で逮捕」 里親,虐待 録画
2011/8/20 TBS 情報7daysニュースキャスター 1分 鈴池被告逮捕 里親,虐待 録画
2011/8/20 フジテレビ  FNSドキュメンタリー大賞『わが子が家にやってきた〜里親制度が結ぶ新しい絆〜(再放送)    かつて、日本には“里親”という制度が半ば当たり前のようにあった。現代ではあまり耳にすることはなくなったが、今も制度として残っている。里親制度とは、親の病気などさまざまな理由により家庭で養育できない子どもを、都道府県から委託された里親が、家庭で養育する制度で、児童福祉法により定められている。決してボランティアや篤志家がやっているわけではない。社会的養護が必要とされる児童が増加するなか、里親があらためて注目されている。
 虐待の温床ともいえる母親の孤立とともに大きな問題となっている、子どもの孤立。現在、日本では約4万人の子どもがさまざまな事情で親と暮らすことができていない。そして、その数は年々増加している。その子どもたちの9割以上が児童養護施設で生活し、残りの1割が里親のもとで暮らしている。昨年4月に一部改正された「児童福祉法」でも里親支援が強化され、当時の鳩山内閣の「子ども手当の増額」など、ようやく社会が、大人が、子どもたちに本気で目を向け始めた。また、欧米の先進国では「施設擁護」よりも「里親養育」が一般的となっている。人格を形成する大事な幼少期は、「家族」として「家庭」の中で養育するという考え方が歴史の中でも培われてきたのだ。「家庭」を知らずに育った子どもたちは、大人になっても「家族」を作ることが上手ではない。虐待や育児放棄をする親の多くが「両親から抱きしめてもらった記憶」がないのも事実だ。そのような子供たちが世代を超えて連鎖していく。
 今の時代、「子育て」と言うと「実子」「血のつながった子ども」を育てるという思考になっている。しかし、古来日本には、実子だけでなく、地域の子どもを育て面倒を見る文化が存在した。「名付け親」「後見人」は、その名残でもある。現在は、里親問題を「親の愛に恵まれない子どもの養育問題」として扱っているが、今後は、そのような枠を超えて、「育児全般」を問い直す必要があるのではないだろうか? ちょっと想像力を広げ、里親の拡大から育児支援の拡大というレベルまで深めていくことができれば、もっと日本は住みやすく、いい国になるのではないだろうか。本ドキュメンタリーでは、さまざまな「家族」になっていく「里親・里子」を紹介する。そこには血縁関係を越えた「新しい絆」があった。家族とは何なのか? 血のつながりとは何なのか? 里親と里子の関係にこれからの「家族」の在り方を示すヒントがあるはずだ。
里親,乳児院 録画
2011/8/16   ニュースウオッチ9「76歳の”戦災孤児””震災孤児”に伝える言葉」 10分     録画
2011/6/27 NHK クローズアップ現代
震災遺児をどう支えるか
   東日本大震災で親を失った子どもたちは、支援するNPOが把握しただけで1500人にのぼっている。遺児を育てる家族や親戚も、多くが被災している。今回は、震災遺児にどんな支援が必要なのか考える。
 どう支える 遺児家庭 菅野くんのケース
岩手県陸前高田市で、震災で両親と自宅を失った兄弟を取材。津波で妻と自宅を失い、避難所で生活してきた親戚が仮設住宅に入るため、兄弟を引き取った。親戚の男性は、兄弟と向き合っていけるか不安があるという。
 どう支える 遺児家庭 熱海さんのケース
津波で自宅と両親を失い、宮城県東松島市の避難所で祖母と生活する女の子を取材。祖母の収入は失業手当などの月5万円。祖母は仕事を探しているが、地元の会社や商店は多くが被災しているため、なかなか見つからないという。
 祖母は、親を亡くした子どもを支援する国の制度に頼ることに。授業参観に出席した祖母は、両親の代わりにいつもそばにいることを伝えたいという。国は実態を把握しきれていないため、具体的な支援策を打ち出せていない。
 取材にあたった記者によると、保護者も子どもたちと向き合うための余裕がないため、子どもも不安な状態にあるという。有効な支援策を考える上でも、国は一刻も早く、親を失った子どもの数や生活状況を把握するべきだと話した。
 親を亡くした子どもと遊びながら話を聞くことで、心のケアをしているあしなが育英会は、被災地に事務所を設け、子どものケアだけでなく保護者の支援にも乗り出した。
 保護者の支援活動を行うスタッフの女性は、保護者の気持ちを受け止めてあげたいと話を聞いてあげたが、言葉をかけることができなかった。震災遺児を支援することの難しさに直面している。
 子どもたちや保護者の悩みを把握した上で支援を届けることが大事で、震災で親を亡くした子どもたちに特化した支援がないため、法律で位置づけることや、必要な支援を選べるようにすることが必要だと話した。
 子どもたちへの支援は長期間必要なため、遺児の実態を把握し、子どもたちが大学を卒業するまでの授業料などを、国が保障することが必要だと話した。
震災孤児,親族里親  
2011/6/20 NHK ドキュメント20min.「裸になれない心」 20分  元AV女優・穂花、28歳。誘拐、性的虐待、AVデビュー。壮絶な半生をさらけ出した自伝を出版した彼女の心の内側を知りたくて、故郷・鹿児島への旅に同行した。 児童養護施設,性虐待 録画
2011/6/18 放送大学 児童・生徒指導の理論と実践 第10回「児童虐待」 44分 第10回 児童虐待. 近年、児童虐待は深刻な社会問題として注目されている。児童虐待防止に関連する各種法制度の整備に基づき、学校および教職員に対しても適切な役割を果たすよう、早期発見の努力義務や関係機関への通告義務などの役割が課されるようになった。本章では、児童虐待の発生メカニズムを理解し、学校に期待される役割について考える。担当講師: 田中理絵 (山口大学准教授) 児童虐待 録画
2011/5/31 NHK 首都圏ネットワーク「漫画で訴え続ける児童虐待」 6分 漫画で訴える“児童虐待”
少年誌に実際の虐待を元にした漫画を描いた漫画家を取材。漫画を連載したところ数多くの反響が届き第2弾の連載を開始。原作者は新聞記者だったが多くの虐待を見て、子供の未来のために子供に関する取材に専念するようになった。
児童相談所 録画
2011/5/22 日本テレビ
真相報道バンキシャ! タイガーマスク現象 児童養護施設のその後
15分  タイガーマスク現象・・・その後の現実
 タイガーマスク現象のその後の児童養護施設を取材。施設の子供は記者に飛びついて離れなかったが、それは施設で暮らす子供の象徴的行動だという。虐待で入っている子供が多く、幼いときに甘えることが出来なかったため。
 施設の標は「自立」なので、できることは自分でやっていくことが重要になる。現在児童養護施設は増え続ける虐待で満員状態となっており、中学卒業後に進学しない場合は、施設にいることが困難になる。取材した兄弟は、受験結果によっては離れ離れになる可能性があった。
 別の児童養護施設では、この春高校を卒業して就職が決まり、施設を退所する女子生徒がいた。彼女は親の育児放棄で、2歳から17年間施設で生活していた。退所するときは、国などから約21万円が支給された。
 受験結果を待っていた児童養護施設の子は、高校に無事合格することができ、弟と施設での生活を続けられることになった。
 就職や大学進学などで児童養護施設を出る場合には、支度費として国などから79000円、さらに親から援助が得られない場合などは、13万円ほどが加算され、合計で216510円が支給される。また親の同意が必要なため、奨学金が得られないケースもある。
児童養護施設,自立,タイガーマスク 録画
2011/5/12 フジテレビ  FNNスーパーニュース「絆を探す“15歳の春” 児童養護施設の少年」 21分  福岡市にある児童養護施設「和白青松園」では2歳から18歳まで男女92人が暮らし、42人の職員が親代わりとなっている。園に来て13年のその他一般人は、お母さんが出ていったことがきっかけで入園した。
宮本悠太くんは3兄弟の末っ子。お父さんは3年前に脳梗塞で倒れ帰らぬ人となった。そして2人の兄はその他一般人に挨拶もなく園を出て行ってしまった。
昭和21年に創立され、卒業生が1860人にもなる和白青松園で卒業生を集めた大同窓会が開かれた。そこで宮本悠太くんは兄2人と再会した。
 3月29日の命日に合わせ父の墓参りをしている○○は、墓参りの後、福岡県みやこ市にある父の実家をたずねた。
 児童養護施設で13年暮らし父も母もいない宮本悠太くんは、記憶を頼りにお父さんの実家を見つけ出した。しかし、おじいちゃんの消息をつかむことはできなかった。
 父の墓があるお寺に戻った宮本悠太くんは、お寺のおばあさんに暖かい声をかけてもらった。その帰りがけにその他一般人は「故郷って良いな」と話した。
児童養護施設,自立,和白青松園 録画
2011/5/4 フジテレビ LIVE2011ニュースJAPAN「密着養護施設 18歳自立の壁」   児童養護施設の現実(2)
“18歳の壁”・・・岐路に立つ子供たち
埼玉県にある児童養護施設「子供の町」を取材。この施設には小さな子だけでなく18歳の女子高生もいる。就職先が見つからない状態だったが古着を扱う会社の内定をもらった。施設の卒業生が就職する中、大学に進学した男性もいる。施設の職員寮の一室を無料で借りて生活している。
児童養護施設,自立,子供の町 録画
2011/5/3 フジテレビ LIVE2011ニュースJAPAN「密着養護施設 “タイガーマスク現象”4ヵ月…子供たちは今」   児童養護施設の現実(1)
“タイガーマスク現象”4ヵ月…子供たちは今
 春日部市にある児童養護施設 子供の町の現状を取材。入所理由の6割が親からの虐待やネグレクト、育児放棄。子供たちの生活費は国や自治体の補助金や寄付で賄われ月々の小遣いもあるが、お金やモノだけでは足りない。
 虐待などから保護された子供はその後、安心感から身近な人に対して怒りや憎しみを表すことも多く、3割近い子供が窃盗や暴力などの問題行動を起こしている。
 年に一度のスキー旅行に出かけるが、周囲は親子づれも多く、子ども達は複雑な心境を抱えている。
 2ヵ月ぶりに母親と再会し、子供は笑顔を見せた。母親と別れた寂しさからか、子供は取材スタッフにいつまでも話しかける。
児童養護施設,自立,子供の町 録画
2011/4/27 テレビ岩手 テレビ岩手ニュースプラス1「震災孤児に支援の輪」 5分   震災孤児,里親 録画
2011/4/21 NHK ニュースウオッチ9     大震災で避難所を送る平塚俊彦くんと真人くんに密着。両親がいないうえ祖母が行方不明になった今はおばの親戚と避難生活を送っている。
親族里親という制度で都道府県が親族を里親と認め生活費を支援する制度がある。
震災孤児,親族里親  
2011/4/16 NHK NHK海外ネットワーク ▽インド洋大津波被災地 復興への道・親失った子はいま    インド洋大津波の被災地インドネシア、アチェ州の村では住民2000人の90パーセントが死亡。再生に向け選んだのは、高台へ村を移すことだった。山積する課題に対して村人たちは粘り強く話し合いながら再生への道のりを歩んでいった。▽タイ南部の被災地では、津波で親を失ったり、津波の後、経済的な理由で預けられたりした70人の子どもたちが児童養護施設で育ってきた。今年初めてこの施設から巣立つ若者の思いは。 児童養護施設,津波,震災 録画
2011/4/9 NHK NHKニュース「震災孤児の里親への支援強化要望へ」   震災孤児の里親に支援強化を
 東日本大震災で両親を失った、いわゆる震災孤児について、現地を視察した里親の全国団体が、9日、都内で報告会を開き、祖父母などが里親となった場合の支援の強化などを国に要望することを申し合わせました。
 報告会を開いたのは、各地で里親の活動を続けている「全国里親会」で、9日は初めに震災で犠牲になった人たちに黙とうをささげました。国の調査によりますと、震災で両親を失った子どもは、今月4日の時点で宮城、岩手、福島の3県で68人に上るとされていますが、先月末に宮城県と岩手県を視察し、聞き取り調査を行った会員は、「親をなくした子どもの実態は地元の行政機関の担当者もつかみきれていない」と報告しました。そのうえで、「被災した地域は、親族や近所の結びつきが非常に強く、こうした人が両親を失った子どもを預かっているケースも多いと考えられる」と述べ、祖父母やおじ、おばが里親になった場合の経済的な支援の強化や、近所の人が里親になるのを後押しする仕組みの導入を国に要望することを申し合わせました。報告を行った全国里親会の木ノ内博道理事は「親をなくした子どもへの支援に加え、今後は、就職先を探す家庭や一人親になった家庭の子どもを一時的に預かるなど、幅広い支援を行いたい」と話しています。
里親,震災孤児 録画
2011/4/8 NHK ニュース   受け入れ可能な里親 厚生労働省が調査へ
震災で両親を失った子ども達について、厚生労働省は親族が受け入れるのを優先した上で、そのような親族がいない場合は、里親に託す方針を示した。
震災孤児,里親  
2011/3/25   衛星映画劇場「JUNO/ジュノ」 100分 わずか16歳にして予期せぬ妊娠という事態に直面したヒロインが、中絶や養子縁組といった選択肢に揺れ動きながらも、子供が生まれるまでの9ヵ月間を悩み抜く中で自らの答えを見出していく姿を、ユーモアを織り交ぜ等身大に描いたコメディ・ドラマ。主演は「ハード キャンディ」で注目を集めたカナダ出身の実力派若手女優エレン・ペイジ。共演に「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のマイケル・セラ。監督は「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン。また、これがデビュー作という脚本のディアブロ・コディが各方面から絶賛され、みごとアカデミー賞脚本賞を受賞。
 ごく普通の16歳の高校生、ジュノ。同級生のポーリーと興味本位でしたただ1度のセックスで、思いがけず妊娠をしてしまう。動揺しつつも気丈に振る舞うジュノは、親友のリアと“父親”のポーリーに妊娠を報告すると、両親には内緒で中絶することを決意する。ところが、病院を目の前にして気持ちが揺らいだジュノは、中絶の道を諦めることに。方針を転換して、赤ちゃんを産んでから養子に出すことにしたジュノは、リアと一緒に里親探しを始めるが…。
養子縁組 録画
2011/3/3 NHK 首都圏ネットワーク
「児童養護施設 自立への不安…」
8分 児童養護施設の子どもたちの自立に向けた課題を取材。施設を出て、周りの人に支えられながら自力への一歩を踏み出す子供たちの姿を伝えた。 児童養護施設,自立 録画
2011/2/15 NHK ニュース7
親権 期限区切り停止 答申
  親権 期限区切り停止 答申
未成年に対する親の権利「親権」を期限を区切って提出させる新たな制度を導入するよう法務大臣に答申した。
背景に“親権振りかざす”実態
子供を保護している里親や児童養護施設に親権をかざして様々な要求を突きつける場合がある、15年間里親を務めてきたその他一般人は親権をめぐる様々なトラブルにあっていた。
親権 法制審 答申 民法改正案 来月にも国会提出の方針
法務省は、今日の答申の内容を盛り込んだ民放の改正案を国会に提出する模様。
児童虐待,親権 録画
2011/2/15 テレビ東京 NEWS FINE
児童虐待防止の切り札? 親権の「一時停止」を新設
  児童虐待防止の切り札? 親権の「一時停止」を新設
児童相談所が対応した児童虐待件数が2009年には4万4211人にのぼるなど、年々増加している。これにより民法の親権制度が見直されようとしている。(厚生労働省調べ)
 立川市の児童養護施設・至誠学園には、親からの虐待を受けた子供達が暮らしている。しかし今の民法上、銀行口座の開設や携帯電話の契約、病院での治療さえも親からの同意が必要となるために様々な不便が生じている。
 今日の法制審議会で政治家は親権の見直し案決定を宣言。見直し案は児童養護施設に保護された子供の親の親権を最長2年間一時停止できるというもので、虐待の心配がなければ親権の回復を申請できる。しかし親権を停止している間に親が変わらなければ意味を成さないものとして、親を教育する制度作りも必要だとの指摘も。
児童虐待,親権 録画
2011/2/15 NHK 10min.ボックス(生活指導)「さまざまな家族の形〜旅立ちの日を前に」 10分  中学・高校の生徒指導、特別活動などに役立つ教育番組。多様化する家族の形を描き、中高生が、家族との関係や将来の生き方について考えるきっかけにしてもらうシリーズ。今回は、児童養護施設からの卒業・自立を前にした少女、そして、自立の道を歩み始めた少年らを取材。家族のきずな、自立の意味などについて考える。 児童養護施設 録画
2011/2/14 テレビ朝日 テレメンタリー2011
もう罪は犯さない〜累犯障害者・自立への道〜
25分  全国の受刑者の約2割に知的障害またはその疑いがあり、なかには出所後、窃盗や無銭飲食など軽微な罪で入出所を繰り返す累犯障害者も少なくない。
 長崎県雲仙市の社会福祉法人「南高愛隣会」は、身寄りのない累犯障害者に療育手帳を取得させ福祉支援につなげる全国でも先駆的な取り組みを続けている。家族や社会との断絶の果て、罪を犯し続ける人生に陥った累犯障害者女性(50)が、施設職員や家族と心通わせながら自立に向かう姿を追った。
制作:長崎文化放送 
知的障害,犯罪 録画
2011/2/5 NHK BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ 明日をひらく女たち>
過ぎし日々への旋律
   世界的なハープ奏者、ラビニア・メイジャー(27歳)は韓国生まれのオランダ人。色々な事情で1歳の時、実の兄とともに韓国からオランダに渡り養子となった。愛情深い養父母の元で育てられたラビニアは、音楽の才能を開花させてハープ奏者となり、世界中を回り公演を行っている。そんなラビニアの元に韓国から演奏の誘いが舞い込む。新年コンサートでオーケストラと共演して欲しいというのだ。
 始めて訪れた生まれ故郷の韓国。ラビニアは迷いながらも実の父親との面会を決意する。その前年、連絡を取りたいという手紙をもらっていたのだ。養父母は自分を捨てた実の父親とラビニアが会うことに不安を隠せない。
 演奏会が始まる直前、一人楽屋で待つラビニア。ドアが開き、父親が入ってくる。優しい笑顔を見せるラビニア。父親は「すまない、すまない」と言いながら号泣・・・。「優しい父母、すばらしい夫に恵まれて私は幸せ。謝ることはないわ」と言いながら、やがて彼女の目にも涙が・・・。
 番組ではラビニアの心象が、印象的な映像と彼女自身が演奏するハープの音でつづられる。一人の女性が自らの過去を整理し、一歩前に進む様を描いた秀作ドキュメンタリー。
養子縁組,国際養子 録画
2011/2/3 NHK BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ 明日をひらく女たち>
少女の声なき叫び 〜南ア レイプ被害の実態〜
   人種隔離政策、アパルトヘイトの傷跡から立ち上がり、サッカーのワールドカップを成功させ、国際社会に国の再建を印象づけた南アフリカ。しかし、今も貧困層の多い黒人社会では、深刻な問題が続いている。
それは女性のレイプ問題。黒人居住区で暮らす少女たちは、世界のどの国の子どもたちよりも性犯罪の危険にさらされている。南アでは、3分に一人の子どもがレイプされるといわれる。実に全体の半数の少女が性的虐待やレイプの被害を受けているのだ。さらに、最近は加害者の低年齢化が進んでいるのも大きな問題だ。また、警察に通報されるケースはわずか1割。加害者からの報復を恐れ、被害を届け出ないのだ。
番組は、性犯罪を受けた10代前半の少女たちとその家族に密着し、心と身体の傷を乗り越えて未来を切りひらこうとする姿を追うとともに、なぜ、こうした事件が後を絶たないのか、その深層を探る。
性虐待 録画
2011/2/3 NHK 首都圏ネットワーク「ミドルエイジクライシス−父子家庭の子育て−」    離婚が増加する中、父親と子どもだけで暮らし父子家庭も増加している。慣れない家事、子どものために減る就業時間。厳しい生活が続く中で、父子家庭は子育てとどう向き合っているのか。父子家庭の1日を追った。  父子家庭 録画
2011/2/2 NHK クローズアップ現代「急増する国際離婚トラブル」    いま国際離婚をする日本人と外国人のカップルの間で深刻な問題が起きている。突然子どもを国外に連れ去られた人がいる一方で、海外での結婚が破たんし子どもを連れて帰国した日本人が「誘拐犯」として指名手配される事例まで現れているのだ。子の連れ去りが政府間の政治問題にまで発展し、日本は今、子の連れ去りを防止するハーグ条約の批准を諸外国から求められている。しかし国内には賛否両論が渦巻き、いまだ政府の明確な方針も見えていない。子どもの連れ去り問題をめぐる現状とその課題を描く。 国際結婚,ハーグ条約 録画
2011/2/2 TBS みのもんたの朝ズバ「児童養護施設に40年間届いた寄付と手紙」 18分 ココロ元気week 〜感動ストーリー〜
タイガーマスク現象の始まり 児童養護施設に40年間届いた寄付と手紙 480通
 山口県の児童養護施設、下関大平学園に昭和45年から40年間毎月寄付し続けた人物がいる。寄付とともに励ましの手紙が毎月送られ、三太郎という差出人名以外、住所も年齢も性別も不明。
 三太郎という名前以外不明の人物から40年間毎月寄付と手紙を受け取った山口県の児童養護施設、下関大平学園の園長が生中継で送り主への感謝の言葉を語った。
児童養護施設,タイガーマスク 録画
2011/1/31 NHK BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ 明日をひらく女たち>
タリバンに売られた娘
   幼くして父親を戦争で亡くした少女、サベレ。親せきに引き取られた後、10歳でタリバンメンバーの50代の男に売られてしまった。6年間、奴隷のように扱われる中でサベレは4回の妊娠と流産を繰り返し、ついに夫の暴力に耐えかねて逃亡。同じような境遇の女性たちを支援する団体のシェルターで保護された。
 サベレは支援団体スタッフの支援を得て離婚を申請するが、離婚交渉に応じようとしない夫はタリバンの支配下に住んでいるため手出しができない。一方、サベレの母親は親せきの男性と再婚させられ、妹ファルザネが生まれていた。ところが、その男性は経済難から、今度は10歳になったファルザネを50頭の羊と引き換えに売ってしまう。
 番組は、サベレをタリバンの男から守るために闘う一家に密着。さらに、サベレを守ろうとしながら、結局は妹をも売らざるを得なくなってしまうというアフガニスタンの現実を見つめる。
性虐待 録画
2011/1/29 NHK ニュース深読み「タイガーマスクが残したもの」 40分 『ニュース深読み』は、今、注目のニュースや出来事の深層にみなさんをお連れする番組です。
今回のテーマは、児童養護施設などへ匿名で贈り物を届ける、"タイガーマスク現象"。なぜ今、匿名での寄付が各地で起こり、多くの人々の共感を呼んでいるのか? そして、ブームを一過性で終わらせないためにはどうすればいいのか?
今回の番組では、タイガーマスク現象について深読みします!!
児童養護施設,タイガーマスク 録画
2011/1/23 NHK MISSION シブヤ 漂流少女を救え! 44分  今回のミッションの舞台は、東京・渋谷。若者が集まり、活気溢れるこの街の片隅には、心に深い「闇」を抱える少女たちが、あてもなくさまよっている。今回のチャレンジャーは、そんな漂流する少女の心の声を聞き続けてきたフリーライターの橘ジュンさん。6000人を超える女の子たちを取材し、家出やリストカット、薬物の過剰摂取、援助交際などの背景に、虐待や貧困、親のうつなど様々な原因がある事を知った。
誰にも本音を語れず、生きる希望を見出せない少女たちを救うため、橘さんはNPOボンドプロジェクトを設立。少女らが立ち寄りやすいようにと、道玄坂に24時間営業・夜間は女性専用のネットカフェをオープン、活動の拠点とした。1年前の立ち上げ以来、5000件を超える相談が寄せられてきた。いじめや不登校、虐待、レイプ被害など、その内容は多岐にわたる。中には、生死に関わる深刻な相談もある。自己肯定感が低く自分を主張することに慣れていない少女たちだが、橘さんは否定しないこと、存在をありのまま受け止めることで少しずつ自信を取り戻してくれると信じ、寄り添う。活動を支えるのは、かつて少女たちと同じように生きづらさを抱えていた経験を持ち、橘さんに深く共感する20代の女性スタッフたちだ。 
虐待,貧困 録画
2011/1/16 毎日放送 情熱大陸 小児外科医 吉岡秀人    ミャンマーで「無償無給」で幼い命を救い続けて16年。「ここでこうしていることが僕の幸せに直結する」と揺るがぬ信念を持って患者と向き合う姿をこれまで2度(2009年・2010年)に亘って放送したところ大きな反響を呼び番組でも異例の『第三弾』に。
 今回、吉岡医師と取材班が向かったのは「エイズ孤児」が多く存在すると言われるタイ国境の町。ここで病や貧困による人身売買の惨状を目の当たりにした吉岡は“孤児院の設立”を決意する。
「子どもを救うという目的が達成されるならメスを握らなくてもいい。手段は何だっていいんです」
吉岡の新プロジェクトにカメラが密着!『医は仁術なり』を地で行くスーパードクターの姿に「医療とは?命とは何か?」を改めて考えさせられる。
ミャンマー,孤児院 録画
2011/1/16 日本テレビ 真相報道バンキシャ!「児童養護施設のいま」 11分  児童養護施設のいま “タイガー現象”をきっかけにおととい、山梨県甲府市の児童養護施設でタイガーマスクから贈られたランドセルの贈呈式が行われた。13日にはタイガーマスクからイトーヨーカドー花巻店に現金が贈られた。
 静岡県の児童養護施設「静岡ホーム」にはタイガーマスクから「ランドセル1個」が贈られた。施設の数は全国に575か所、国や県から出る措置費では十分でなく寄付金が頼りだという。
 この施設で一番長く生活している男子高校生は、ここへきて14年になるという。タイガーマスク現象が起きる前から現役競輪選手や施設に世話になった人など施設に寄付をしている人たちもいる。
全国児童養護施設協議会では施設への贈り物をする際のお願いとしてホームページ上で、何が必要なのか事前に施設に問い合わせて貰えるとうれしいとメッセージを出している。
児童養護施設,タイガーマスク 録画
2011/1/15 TBS 情報7daysニュースキャスター「児童養護施設を取材−本当に役立つ寄付は何?」 12分  熊本の児童養護施設「慈愛園子供ホーム」に、タイガーマスクと名乗る人物からランドセルが届き、その善意をどう受け止めているのかを番組が取材。この施設では5人の新1年生がいるが、3名分のランドセル購入で済むとなると、その分のお金が他のことに使えるという事で有難く善意を受け止めた。
 今回、タイガーマスクを名乗る人物からランドセルが贈られた「慈愛園子供ホーム」の施設内部を取材。共同の居住スペースは1人あたり約2畳以上で、学習机は学習室にある。中学生以上になると個室が与えられるが、個室は全国でも稀な例。社会教育の一環として、中学生には1ヶ月4000円のお小遣いが渡される。いろいろな人の助けや寄付で成り立つ部分もある。
 18歳を越えると施設を出て自立しなくてならない。施設を退所した人たちが集い、自立に関する悩みなどを相談しあうサロン「日向ぼっこ」を取材。社会に出た彼らの目に映った今回の寄付運動の盛り上がりについて、多くの人に児童養護施設を知ってもらえる効果はすごいと語った。
児童養護施設,タイガーマスク 録画
2011/1/14 NHK ニュース    里親の5人に1人が、引き受けた子どもに何らかの障害があると感じているという調査結果が報告された。多くの里親が、障害児の育て方や養育期間後の子どもの自立などに、不安を感じていることも分かった。 里親,障害  
2011/1/10 NHK 福祉ネットワーク「出産をあきらめないで〜知られざる“不育症”(再放送)   妊娠しても、流産や死産を繰り返してしまう病気「不育症」。適切な治療を受けると、患者の多くが子どもを出産できることが分かってきた。しかし「不育症」は、産科医ですらあまり知識がないため、「原因不明」とされたまま、子どもを諦めてしまう人も少なくない。
そうした中、今年3月、厚生労働省の研究班が、「不育症」に関する調査結果を初めて公表。患者数は推計で年間4万人。妊婦の16人に1人が不育症に悩んでいることが明らかになった。
番組では、見過ごされてきた「不育症」の原因や、最新の治療法を紹介するとともに、専門医不足や高額な医療費など、今後の課題を検証。さらに、不育症の患者に助成金を出すという先進的な「子育て支援」に踏み切った岡山県真庭市の取り組みを追い、安心して子どもを産み育てるためにはどのような支援が必要かを考える。
不育症,妊娠,流産 録画
2011/1/10 中国放送  「子ども達の未来のために〜知っていますか?社会的養護〜」 54分   全国で約4万人,県内でも約800人もの子ども達が,様々な事情により親と一緒に暮らすこと ができず,里親家庭や児童養護施設で生活しています。
  子ども達が心身ともに健やかに育つため,社会が責任を持って養育し保護する「社会的養護」の制度として,「里親制度」や「児童養護施設」がありますが,みなさんご存知でしょうか?
 この番組は,それぞれの制度についての説明とともに,里親さんへのインタビューや児童養護施設の日常生活を追いかけた番組となっています。
 子ども達の未来のために,まずはこの番組をご覧いただき,「知る」ということから始めてみませんか。
社会的養護,里親,児童養護施設 録画
2011/1/8 NHK 追跡!AtoZ
「ずっと家族がほしかった」
29分  親から虐待を受け児童養護施設で育つ子どもたち。彼らは18歳になると児童福祉法の対象外となり、施設を出なければならない。その前に立ちふさがるのは、「保証人がいないため部屋を借りられない」、「施設出身を理由に内定切りにあう」など高い社会の壁だ。親の支えも帰る実家もない10代・20代の若者たちにとって自立することは容易ではない。
 こうした若者たちを支援する全国でも珍しい取り組みがある。4年前にオープンした「日向ぼっこサロン」。マンションの一室に施設出身の若者たちが集まって一緒に食事を食べ、就職や住まいなどさまざまな相談にのってくれる。虐待に加え社会の差別や偏見を経験してきた若者たちにとって、サロンの仲間だけが気持ちを分かち合える大切な「家族」だ。
 私たちはこのサロンで出会った21歳の女性を一年にわたって取材してきた。生まれてすぐに母親の手で施設に預けられ、一度も家族と暮らした経験がないこの女性。幼い頃からずっと親の愛情や家族の団らんを求め続けてきたが、親の顔さえ知らないまま大人になった。2010年2月、そんな彼女に突然母親から連絡があった。「なぜ今頃になって連絡してきたのか?」。戸惑いながらも母親と会うことを決めた。どうして自分を育ててくれなかったのか、聞きたいと思ったからだった。しかし、21年ぶりの母子の再会は思いがけない結果をもたらすことになった・・・。
 過酷な現実を乗り越えて新しい一歩を踏み出そうとする若者と彼女を支え続ける「日向ぼっこサロン」の仲間たち。「親子とは何か?」。「本当の絆とは何か?」。日本社会が無縁化する中でまっすぐに問いかけるドキュメンタリー。
児童養護施設,日向ぼっこ 録画
2010/12/28 NHK NHKおはよう日本 4分 「施設出た若者の暮らしぶりを調査
児童養護施設を出た若者たちが仕事などで問題を抱え支援を受けられずに苦しんでいるケースが多いとされることから、東京都自治体として初めて暮らしぶりを調査するアンケートを始めた。
児童養護施設,自立 録画
2010/12/14 NHK クローズアップ現代
「胎児エコー検査 進歩の波紋」
  ほとんどの妊婦が受けているエコー検査。ここ10年ほどで解像度が著しく向上し、心臓疾患や染色体異常などの発見率が大きく上昇。妊婦が告知されてパニックに陥るケースが相次ぎ、中絶する例もある。医師の間からも、異常が見つかることもあることを、検査前に妊婦に説明すべきだという声があるが、繁忙な産婦人科医は妊婦とじっくり話す余裕がないのが現状だという。ある病院では、医師が看護師やソーシャルワーカーなどとチームを組み、治療法や医療費補助など必要な情報を説明し、きめ細かいケアで不安を取り除く取り組みが始まっている。技術の進歩に追いついていない出産の現場が、命とどう向き合っていくべきかを考える エコー検査,胎児,中絶 録画
2010/12/9 NHK クローズアップ現代
「“再虐待”子どもたちを守れるか」
  子どもへの虐待を禁じた「児童虐待防止法」が施行されて今年で10年になる。社会の児童虐待に関する高まりと共に、児童相談所に寄せられる相談件数も増加の一途をたどり、昨年度は4万4千件を超えている。こうしたなか、いま深刻な問題になっているのが、いったん児童相談所で保護し、親への指導などを行った後に、再び子どもが虐待される「再虐待」が増えていることだ。NHKでは全国すべての児童相談所にアンケート調査を行った結果、去年1年間で8000人を越す子どもが「再虐待」にあっていることが初めて明らかになった。子どもの心により深い傷を残す「再虐待」を、なぜ防ぐことができないのか。これまで明らかにされてこなかった「再虐待」の実態を浮き彫りにし、対策を考える。 児童虐待 録画
2010/12/8 フジテレビ ザ・ベスト123
愛する我が子を守りたい!フランス政府を動かした余命2ヶ月の母
  1972年、マリーは三人兄弟の末っ子として生まれた。だが、母は彼女が生まれてすぐ子供を残し、姿を消してしまう。残った父は、我が子に愛情を注ぐことはなかった。虫の居所が悪い。それだけで容赦ない暴力をふるった。心の支えになったのが、兄と姉だった。だが、12歳の時、その唯一の支えを失う。なんと父は兄と姉を、家から追い出してしまった。その後も父の暴力は収まることなく、彼女は6年もの間、ただ一人苦しみ続けた。
だが、25歳の時、マリーは一人の男性と出会い、救われた。そして、二人は結婚。マリーは4人の子どもに恵まれた。夢にまで見た幸せな家庭…。だが、それは長くは続かなかった…。2008年3月。マリーの体に異変が起きる。マリーの肝臓は巨大なガンに蝕まれていた。そして、優しかった夫の態度が豹変…。4人の子供と妻を養う生活に、疲れ果てた末、酒に溺れるようになったのだ。こうして女手一つで、4人を育てる生活が始まった。ガンを患いながら子供たちを学校に通わせ、生活費を稼ぐために働きに出た。抗がん剤治療を受け、安静にする暇などどこにもなかった。
2008年10月24日。最悪の事態を迎える。余命2ヶ月…。治療に専念し、安静に過ごしていれば治る可能性もあった。しかし、女手一つで子供たちを育てようと忙しい毎日を過ごした結果、マリーのガンは、容赦なく進行し続けていたのだ。マリーは、決断した。4人の子供が、一緒に暮らせる環境を自分が探す!かつて、兄弟に支えられ、生きてきたマリー。自分の子供も、4人で支え合っていけばどんな辛いことも乗り越えられるはず。マリーは、子供たちの受け入れ先を探そうと、国の機関を訪ねた。だが、法律が彼女の前に立ちはだかった。フランスでは、親が子供を託す場合、行き先を親が決めることはできない。そこでマリーは、自力で新しい親を捜すと決めた。彼女はガンに侵された体に鞭を打ち、友人や知人に声をかけ、新しい親を探すために奔走した。そんなある日の事…。訪ねてきたのは、町の薬局で働く女性。彼女は子どもたちを引き取りたいという。だが、彼女は受け入れられる子供を、3人までと申請していた。フランスでは、里親になるには、国に申請する義務があり、受け入れる子供の数もその際申告しなければならない。4人に変更することは可能だが、手続きに7ヶ月もかかるというのだ。マリーはすぐさま、国の機関に問い合わせた。だが、マリーの状況など無関係、杓子定規の対応。どれだけ懇願しても国は、認めてくれなかった。そして、マリーは行動に出る!“メディアに訴える”。国民を味方に付けることが、国への唯一の対抗手段だと考えた。メディアを通し愛する子供たちへの思いを訴えた母。この放送は、フランス中を駆け巡った。すると、様々なメディアが彼女を取り上げ、国民がマリーを支持し始めた…。その後も、マリーは全ての取材を受け、命ある限りその思いを訴え続けた。この事態に、遂にフランス政府が動きだす。なんと、4人そろっての受け入れが、特例として認められた。本来、7ヶ月かかる子供の受け入れ人数の変更が、わずか1ヶ月で可能に。子供を愛する一人の母の思いが、国を動かしたのだ。
2ヶ月の余命宣告を乗り越え、母として、全てのことをやり遂げた。2009年8月8日。マリーは静かに息を引き取った…。余命2ヶ月と宣告されてから、9ヶ月…。残された命の時間を我が子に捧げたマリーの死は、フランスを震わせた。 
里親,フランス 録画
2010/12/6 日本テレビ NNNドキュメント’10
「子供が見たDV−夫婦間暴力のはざまで」
24分 アユミさん(仮名)は大阪市内の中学3年生。2歳の頃、父親が自分を抱きながら母親を殴っていた姿を鮮明に覚えている。彼女は9年前、母親とともに父親の元から逃れたが、その後も情緒不安定な状態が続き、母親に突然キレたかと思えば甘えるといった行動を繰り返す。DV(ドメスティック・バイオレンス)を見て育った子どもの特徴的な症状だ。医学的には「DVを見て育った子どもは右脳の一部が萎縮し、記憶力が低下する可能性がある」という衝撃的な研究結果すら存在する。児童虐待防止法は、両親のDVを見せることも虐待にあたると定めているが、日本では今3人に1人の女性が夫からのDV被害を体験しているというデータもある。この見逃せない深刻な実態を、子どもの視点から追跡する。 児童虐待 録画
2010/11/28 日本テレビ NNNドキュメント’10
そばにいるのは誰ですか? 虐待を防ぐ二つの記憶
   赤ちゃんとの肌の触れ合いで良好な親子関係を築く「タッチケア」の提唱者で、“愛された記憶”の重要性を問いかける福岡県久留米市の吉永陽一郎医師。「君のことを思っている人がいる」、「あなたのことを歓迎している人がいる」というメッセージを、子どもたちに伝える育児支援のひとつだ。
 一方、お産の場面を通じて、「命の誕生の奇跡」「生きていることのすばらしさ」を訴える福岡県柳川市の寺田恵子助産師。寺田さんは、小中学校で保護者と子どもたちにお産の劇を見せながら「命の誕生」を再現する。一向になくならない子どもたちへの虐待事件。【誕生の記憶】【愛された記憶】をたどりながら、虐待を防ぐための方策として「親子の絆」の再生に取り組む医師と助産師の活動を紹介する。
児童虐待,タッチケア 録画
2010/11/24-25 NHK 福祉ネットワーク
ハートをつなごう 自死遺児(1)(2)
  「自殺は個人の問題」「自殺は身勝手な死」…。自殺への偏見がまだまだ強い社会の中で、多くの親を亡くした“自死遺児”たちは、孤独感を抱えながらもそれぞれの人生を生きています。番組では、10年前にはじめて“自死遺児”であることの思いを語った大学生たちのその後の人生を辿り、いまなお悩み続ける多くの遺児たちへのメッセージを伝えます。
1日目は、亡くなった親をどう理解し、受け入れていくのか。10年前、文集『自殺って言えない』に思いを綴った根岸親さん。8歳で父親を亡くして以後、19歳になるまで、自殺だと知りませんでした。しかし、大学生になったとき、自分が父親のことを全く知らずに生きてきたことに愕然とします。そこから、母親と語り、父が入院していた病院を訪ね、父は何を思い自ら命を絶ったのか、向き合っていきます。根岸さんの体験を元に、“亡くなった親とどう向き合うのか”語り合っていきます。
2日目は、遺児の感じる、周囲の人への違和感について考えます。文集に「自分が殺してしまった」と自責の念を綴った山口和浩さんは、中学生のときに同居していた父親を亡くしました。いま、自ら自死遺族支援のNPOを立ち上げ活動する山口さん。親を亡くした遺児たちは、周囲からかけられる「大丈夫?」という言葉にも「同情されたくない」と感じ、「子どもをおいてどうして亡くなったのか?」などと言われて心を閉ざしてしまうと言います。“遺児”ということで周囲の反応ががらっと変わり、これまでのように一人の人として見てもらえない。そんな悩みに寄り添えないかと、山口さんは、思春期の遺児たちの声に耳を傾け続けています。山口さんの活動を通して、“遺児として見られること”への悩み、そして周囲の人たちがどう考えていけばよいのか、語り合います。
自死,遺児 録画
2010/11/22 NHK 福祉ネットワーク
消えた子ども−大阪・二児虐待死事件を追う−
   いま、日本では高齢者だけでなく、子どもたちもW消えてWいる。
ことしの厚労省の調査では、児童相談所が虐待指導中に行方不明になった子どもは19人。
 さらに、文科省のデータでは、1年以上住居不明の子どもは、338名いることが明らかになった。7月に起きた大阪の「二児虐待死事件」も、亡くなった2人の子どもは、所在不明のW消えた子どもWだった。子どもたちの住民票が居住地になかったため、児童相談所は通報を受けていたにもかかわらず、接触することもできないまま、結果的に幼い命を守ることができなかった。さらに、親子が今年12月まで住んでいた名古屋市でも、虐待のリスクが考えられるという通告を受け、児童相談所が接触したものの、親子の所在がわからないために調査を打ち切っていた。
 「消えた子ども」の命を守るためには何が必要なのか、大阪の事件を通して浮かび上がった行政システムの課題と、今後の方策を探る。 
児童虐待 録画
2010/11/20 フジテレビ 第19回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 『わが子が家にやってきた〜里親制度が結ぶ新しい絆〜』 47分  かつて、日本には“里親”という制度が半ば当たり前のようにあった。現代ではあまり耳にすることはなくなったが、今も制度として残っている。里親制度とは、親の病気などさまざまな理由により家庭で養育できない子どもを、都道府県から委託された里親が、家庭で養育する制度で、児童福祉法により定められている。決してボランティアや篤志家がやっているわけではない。社会的養護が必要とされる児童が増加するなか、里親があらためて注目されている。
 虐待の温床ともいえる母親の孤立とともに大きな問題となっている、子どもの孤立。現在、日本では約4万人の子どもがさまざまな事情で親と暮らすことができていない。そして、その数は年々増加している。その子どもたちの9割以上が児童養護施設で生活し、残りの1割が里親のもとで暮らしている。昨年4月に一部改正された「児童福祉法」でも里親支援が強化され、当時の鳩山内閣の「子ども手当の増額」など、ようやく社会が、大人が、子どもたちに本気で目を向け始めた。また、欧米の先進国では「施設擁護」よりも「里親養育」が一般的となっている。人格を形成する大事な幼少期は、「家族」として「家庭」の中で養育するという考え方が歴史の中でも培われてきたのだ。「家庭」を知らずに育った子どもたちは、大人になっても「家族」を作ることが上手ではない。虐待や育児放棄をする親の多くが「両親から抱きしめてもらった記憶」がないのも事実だ。そのような子供たちが世代を超えて連鎖していく。
 今の時代、「子育て」と言うと「実子」「血のつながった子ども」を育てるという思考になっている。しかし、古来日本には、実子だけでなく、地域の子どもを育て面倒を見る文化が存在した。「名付け親」「後見人」は、その名残でもある。現在は、里親問題を「親の愛に恵まれない子どもの養育問題」として扱っているが、今後は、そのような枠を超えて、「育児全般」を問い直す必要があるのではないだろうか? ちょっと想像力を広げ、里親の拡大から育児支援の拡大というレベルまで深めていくことができれば、もっと日本は住みやすく、いい国になるのではないだろうか。本ドキュメンタリーでは、さまざまな「家族」になっていく「里親・里子」を紹介する。そこには血縁関係を越えた「新しい絆」があった。家族とは何なのか? 血のつながりとは何なのか? 里親と里子の関係にこれからの「家族」の在り方を示すヒントがあるはずだ。
里親,乳児院 録画
2010/11/17 日本テレビ NEWS ZERO
親と暮らせぬ子ども”新しい家族”で育つ
   親と暮らせぬ子ども達は3万7000人以上いる。こうした子ども達は児童養護施設や里親に引き取られるが、9割が施設で過ごしている。国は子供たちがより家庭的な環境で暮らせるようにとファミリーホームという制度を作った。子供たちがファミリーホームでどのように暮らしているのか取材。 ファミリーホーム「すずきさん家」では、その他一般人夫婦の下で6人の子供たちが暮らしている。その他一般人夫婦は17年前に里親になり、合計20人の里子を育ててきた。そして今年4月に自宅でファミリーフォームを開設した。ファミリーホーム養育者の条件は里親経験2年以上、児童福祉事業での経験3年以上に限られている。 その他一般人夫婦が大切にしていることはスキンシップ。その他一般人の実の子も家に来る子供たちを温かく迎えている。その他一般人は、ファミリーホームに来た子ども達に必ず「過去は変えられないけど未来は変えられる」という言葉を伝えているという。 子供たちの最低限の生活費は都道府県から支給されている。ファミリーホームの大きな特徴な一事業体であること。プロとしての子育てを行うため、運営の軽費として子供1人あたり毎月15万円が支給される。 ファミリーホームが事業として制度化されたことについて教育関係者は「里親はボランティア的。ボランティアだけでいいのかという疑問から第3の社会的養護の場として作った」と解説。 その他一般人の下に来た6歳の男の子は知的障害があり、うまく言葉を発することが出来ない。どんな子どもでも受け入れ、適切に対応できるようにとその他一般人は自主的にセミナーなどに通い、児童養護の勉強をしている。 ファミリーホームの役割についてその他一般人は社会にきちんとお返しできるだけのスキルが子どもにつけば、自身を持ってお母さんに返すなり社会に返すなりできるという。子ども達は18歳になるまで共に生活することが出来る。家庭の中で社会で生活するすべをゆっくり身につけていく。  里親,ファミリーホーム 録画
2010/11/11 NHK BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ 世界に生きる子どもたち>
この子に“心の薬”は必要か
    アメリカでは、精神疾患と診断され薬を服用している子どもの数が600万人に及ぶ。ピッツバーグにある小児対象の精神病治療センターに通う10歳の少年ヒューは感情の起伏が激しく、「周囲を混乱させることを面白がり、自殺をほのめかした事もある」と親は言う。自宅への滞在を許されたリポーターは、母親が家族のために用意する薬の数を見て驚く。ペットの犬までが抗うつ剤を飲まされる毎日だ。
 何かで負けると感情を制御できなくなる6歳の少年ジャックは、学校から受け入れを拒否され病院内の治療クラスに通っている。発作が起きると看護師が薬を飲ませようとするが、リポーターが説得すると、それだけでおとなしく言うことを聞く。ADHDの薬を毎日飲んでいる15歳の少女ケイリーは、「薬を飲まない時の方が意欲が湧く」と告白する。
 「親を困らせる子どもの振る舞いが、性格によるものだったり、単に悪びれているだけで、薬が必要ない場合もあるのでは?」と問うと、「薬が成果を上げているのだからリスクを冒してまで止める必要はない」と答える母親もいる。医師たちも、「副作用が認められず、家族がそう望む以上、自分の判断には間違いない」と胸を張る。
発達障害 録画
2010/11/2 NHK BS世界のドキュメンタリー
天国のお母さんへ 〜青海大地震 孤児たちの疎開学校〜
   今年4月、中国・青海省で発生したマグニチュード7.1の大地震。2700人が亡くなり、10万人が家を失った。そして被災地には、200人もの孤児が残された。しかし現地では養護施設も被災し、充分な保護は出来なかった。
 そこで5月、中国ではこれまで例のない、NGOによる民間プロジェクトが動き出した。被災地の復旧の見込みが立つまでの3か月間、120人の孤児たちを北京の学校に疎開させるというものだ。疎開学校を運営するのは、カウンセラーや教員、医療関係者、学生ボランティアなど、20人ほどのスタッフ。孤児たちと寝食を共にしながら、授業やレクリエーション、心のケアを行う。
大都会・北京での生活は、チベット族の震災孤児たちにどんな変化をもたらすのか?そして中国で新たに生まれつつあるボランティアの潮流は根付いていくのか?民族の違いを超えた疎開学校の取り組みを通して、多民族国家・中国の新たな現実を見つめる。
中国,震災孤児 録画
2010/11/1 NHK BS世界のドキュメンタリー
ディリアニーズ ハイチ 囚われの子どもたち
   カリブ海に浮かぶ島国、ハイチ共和国は、世界で最も貧しい国の一つである。今年1月、首都のポルトープランスをマグニチュード7の直下型地震が襲った。この大地震で22万人が亡くなり、10万以上の建物が倒壊した。あれから半年以上。復興が進まず、いまだ瓦礫の残る街で、ひときわ過酷な境遇に生きる子どもたちがいる。彼らは「レスタベック」と呼ばれている。ハイチには昔から、貧しさゆえに子どもを育てられない親が、その子を親戚などに預ける慣習がある。レスタベックとなった子どもは、里親に養ってもらう代わりに、あらゆる家事をしなければならない。給料も休みもなく、学校にも行かせてもらえない。本来、レスタベックとは「一緒にいる人」という意味だが、奴隷のような扱いを受けるケースも少なくない。レスタベックの数は、実に22万人にものぼり、大地震の後、さらに増え続けている。今年13歳になる少女・ディリアニーズは、ハイチ北部の農村の生まれ。6歳の時、母親と別れてポルトープランスの里親の家に引き取られた。それから6年以上、母親とは会っていない。厳しい現実と向き合って生きる少女ディリアニーズの日々を見つめる。 児童虐待寝貧困,里親 録画
2010/10/23 日本テレビ 田勢康弘の週刊ニュース新書【児童虐待をどう防ぐ!現場からの叫び】 14分 子どもの命や権利を守る「児童虐待防止法」施行からまもなく10年。しかし児童虐待は減るどころか増える一方。虐待を防ごうとする現場では、悲鳴があがっている。今、現場ではなにが起こっているのか。 児童虐待 録画
2010/10/6 テレビ東京 すなっぷ「私の家族」 4分 現在、様々な事情から家庭で暮らすことができない児童は都内に約4,000人。その中で、『ほっとファミリー』(養子縁組を目的とせず、一定期間養育する家庭)で生活をしている児童は約400人と、社会的養護が必要な児童の約一割。
 荒牧恵さん(26歳)は、生まれてすぐに乳児院に預けられ、実の親と暮らした記憶はない。今、恵さんがお父さんお母さんと呼ぶのは、里親の秋山三郎・美恵子夫妻。夫妻が恵さんを秋山家に迎えたのは3歳のとき。秋山さんはきっかけをこう語る。「両親がこういう制度もあるよ、と里親を勧めてくれて。その時父が『子どもがいなければ苦労はないけれども、楽しみもないよ』って言ってくれて」と。
 3歳から18歳までを秋山家の一員として共に暮らし、一人暮らしをする今でも、月に一度は家に帰っている恵さん。高校2年生の時、あることを知る。それは、実の親が恵さんを全く探すことがなかったという事実。恵さんは当時を振り返りこう語る。 「探してくれていない実親に対しての怒りや、そんなことを思っている自分が里親に対して申し訳ない気持ちと、なんかもうこんがらがっていましたね。自分はこんなに幸せなのに、こんな非行しちゃってるんだろうみたいな、逆に何か恥ずかしくなっちゃって、それで何かもっとまともになんなきゃなっていう気持ちもありましたね」と。
 秋山家では、恵さんのほかに、男の子二人を里子として迎えている。今は弟が使っている部屋に、反抗していた頃の苛立ちの跡が今も残っている。「この梯子でやったんですよ。この梯子をガーンって、イライラしていて」と語る恵さんに、美恵子さんは、「毎晩お蒲団を掛けに来て、その時に一言『大好きよ』って言っていたの」と言う。そんな壁を乗り越えた秋山家を三郎さんは、「それを乗越えた後は、いわゆる絆っていうものがしっかり結べて来たのかな」と振り返る。
 恵さんは言う、「血が繋がっていないから親じゃないとは思わない。家族っていうのは、一緒に日々過ごしていけば成り立つものだと思うんです」と。
 ありがとう、出会えてよかった。
里親,養育家庭 録画
2010/10/5 NHK クローズアップ現代
“イクメン”で行こう!
 〜男の育児が社会を変える〜
   今、「イクメン」が注目されている。イクメンとは、育児を積極的に楽しむ男性。各地で、NPOや自治体が、イクメンスクールなどを主宰。国も、少子化対策の切り札として、今年6月「イクメン・プロジェクト」を立ち上げた。また、同じ6月から、育児休業法の改正で、妻が専業主婦でも男性が育児休業を取得できるようになるなど、イクメンをサポートする体制も整ってきた。今、特に20代の若い男性の間では、イクメンになる為に、正社員を辞めるなど働き方を変える人が出始めている。給料が減り、金銭的な豊かさはそれほど享受できなくても、子どもと妻の笑顔が何より大事なのだとはっきり志向する人々だ。企業の中には、イクメンを重視することが人材の確保や仕事の生産性を高め、更には新しい発想や創造性を生み出すことにつながるとして、経営戦略の柱に据えるところも出てきた。閉塞した日本社会を打ち破る鍵と目されるイクメンの可能性を探る。

父親の育児 録画
2010/9/23 NHK BS世界のドキュメンタリー
トリシュナとクリシュナ 〜結合双生児 分離手術〜
   2007年初め、バングラデシュの児童養護施設に頭頂部がつながった幼い双子の姉妹、トリシュナとクリシュナが預けられた。陽気にはしゃぐ二人だが日に日に衰弱が進み、そのままでは命を落とす危険があった。養護施設の職員はバングラデシュの実業家に助けを求め、その尽力で二人はオーストラリアの慈善団体に引き取られることになった。
 二人を受け入れたメルボルンの小児病院では、手術に向けた準備が始まる。頭部の分離手術は危険性が高く、綿密な検査と準備手術は2年にも及んだ。そして2009年11月、分離手術が始まる。脳外科医が脳を分離し、形成外科医がシリコンなどを使って穴があいてしまった頭頂部に蓋をする。約30時間後、手術は見事に成功。術後に意識が戻らなかったクリシュナも4日後、呼びかけに反応し周囲を驚かせた。バングラデシュから駆けつけた支援者たちにとっても、感動の再会となった。
 このドキュメンタリーは、手術成功までの壮絶な闘いを記録。双子の姉妹にあふれんばかりの愛情を注ぎ、ひん死の状態から救った支援者や医師たちの勇気ある行動を追った感動の一作。
 
児童養護施設,障害児 録画
2010/9/14 フジテレビ 第19回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『男として 親として〜仙台、ある父子の物語〜』
47分  宮城県仙台市の村上吉宣さん(30)は、8歳の長男と7歳の長女と暮らす父子家庭。
長男の大病がきっかけで仕事を辞め、生活保護で生計を立てる。その中で村上さんは母子家庭に比べて児童扶養手当などの公的支援がほとんどない事に疑問を持ち、全国の父子家庭に呼びかけて、手当の支給を求める行動を起こした。仲間との活動を通してあらためて知った子ども達への愛情…やがて彼は、自らの生活をも立直すべく、新たな一歩を踏み出す。(制作:仙台放送)
父子家庭,児童扶養手当 録画
2010/9/6 NHK クローズアップ現代
奨学金が返せない〜若者たちの夢をどう支えるか〜
   今、奨学金の返済に苦しむ若者が急増している。大学の授業料が高騰し、返すべき奨学金の額が500万円を超えるケースもあるなか、正社員の職を得られない若者が増えているためだ。奨学金を貸している日本学生支援機構は一定の期間、返済を猶予する一方、期限を過ぎた若者たちに対しては取り立てを強化し、返済を求めて年間4000件以上の訴訟を起こしている。非正規の職をかけもちしても返しきれないローンを背負い、途方に暮れる若者たち。「貸与型(ローン)」ではなく、欧米で主流を占める「給付型(返済不要)」奨学金を国レベルで立ち上げるべきだとの声も高まっている。若者の可能性を広げるはずの奨学金が、夢を奪いかねない現状をどう打破できるか、その方策を探る。 奨学金 録画
2010/9/5 NHK NHKスペシャル
消えた高齢者“無縁社会”の闇
  ‘生きているか、死んでいるかさえ分からない’――所在不明の高齢者が相次いで発覚する異常事態。各地の自治体は今も毎日、住民基本台帳に記された住所地を訪ねて歩き、付近の住民から話を聞くなど調査を進めている。国は年金を受給しているすべての所在不明者の調査に着手した。
相次ぐ所在不明の高齢者。個別のケースを独自に追跡取材していくと、その多くが地縁や血縁など社会とのつながり失ったまま“無縁化”している実態が浮かび上がってきた。無縁社会は私たちの想像以上に、水面下で広がっていた・・・。
さらに、所在不明の高齢者に年金が支払われ続けているケースがいくつも明らかになった。取材のなかからは、親の年金を頼りに生活せざるをえない家族の深刻な事情が見えてきた。
番組では、所在不明となった高齢者の追跡取材と、独自のアンケート調査を軸に、‘無縁化’する高齢者の厳しい実態を浮き彫りにすると同時に、この先、安心して老後を暮らし、最期を迎えるために果たして何が必要なのか、国や社会のあり方を問う。
無縁社会 録画
2010/9/4 NHK 目撃!日本列島
「島へ渡れば“ひと夏家族”〜宮城大島の海浜里親〜」
23分 「児童虐待」「経済事情」、さまざまな事情で、親もとにいることができず、児童養護施設で暮らす子どもたち。宮城県気仙沼市の湾内に浮かぶ島・大島では、毎年夏の1週間だけ、各家庭が施設の子どもを“家族”として迎え入れる。2010年で49年目を迎えた島の恒例行事だ。わが子のように接する島の人たち。慣れない家庭に戸惑うなか、子どもはどのように変わっていくのか。子どもと島の人々との、ひと夏のふれあいを見つめる。 児童養護施設,里親,季節里親 録画
2010/9/4 NHK 土曜解説▽どう防ぐ児童虐待 29分      
2010/8/30 NHK ゆうどきネットワーク
現場の裏側「増え続ける虐待 養護施設の夏休み」 
14分   児童養護施設,虐待 録画
2010/8/26 NHK 視点・論点 「児童虐待への科学的アプローチ」 28分  2010年7月の厚生労働省の発表によると、2009年度中に児童相談所が対応した児童虐待の相談件数は過去最多の44,210件でした。2000年には児童虐待の防止等に関する『虐待防止法』が施行され、以後、改正、強化されてきましたが、問題の解決には程遠いのが現状です。
 虐待による頭部外傷の死亡率は15〜38%, 生存者の30〜50%が障害を残し、正常に回復する率は30% と報告されています。自宅に戻った時に虐待が繰り返される率は31〜43% で、再発率が高いことも大きな問題です。
 最近のトピックとしては、改正臓器移植法が2010年7月17日から施行され、脳死の子どもからも臓器移植が可能となりました。しかし、虐待で脳死に至った場合にはドナーとしてはならないとされており、虐待の判断が求められることになりました。
児童虐待 録画
2010/8/24 TBS TBSニュース「3歳里子階段から転落死」 1分   里親,虐待 録画
2010/8/13 NHK 特集 ハイビジョンふるさと発「沖縄 “戦争孤児”の戦後65年」
 
49分  沖縄戦で両親や兄弟を失い孤児となった子供たち。NHK沖縄放送局が発見した孤児院のフィルムを手がかりに、どう孤児たちが暮らしてきたのか取材、戦後65年を見つめる。
 第2次世界大戦で、激しい地上戦が行われた沖縄では、戦場で両親や兄弟を失った孤児が3000人もいたといわれる。NHK沖縄放送局は、こうした「戦争孤児」が集められていた孤児院を撮影したフィルムを、アメリカ国立公文書館で発見。この映像を手がかりに子供たちの孤児院での暮らしや、子供のいない家庭にもらわれるなどした「その後の生活」について、取材を進めてきた。今も苦しみ続ける人々の戦後65年を描く。
戦争孤児,沖縄,孤児院 録画
2010/7/26 テレビ東京 午後のロードショー 感動夏休み子供スペシャル! 「僕のボーガス」   93分  同じ里親に育てられた親友が亡くなり、独身キャリアウーマンのハリエットは、彼女の子供・アルバートを引き取ることになった。だが現実的な彼女と、サーカスで育ったためか夢見がちがアルバートとは、なかなか打ち解け合えない。アルバートは想像の中の友人ボーガスと遊んでいたが、ある日家を飛び出し、元いたサーカスへ戻ってしまう。ところがそこには居場所がなく、ショックを受けたアルバートは幻想の世界に入ったきり戻らなくなってしまう……。対称的な女性と少年の心の交流を描いたファンタジー作品。 里親,アメリカ 録画
2010/7/24 NHK うちは、一人じゃない〜虐待の傷 再生への500日〜 60分  激しい虐待によって心を深く傷つけられた子どもたちが、その傷を癒やし、再び人生を歩みだすために必要なものとは何か。この番組は、虐待を受けた子どもたちと、心の治療に携わる大人たちとが交わした、気の遠くなるほど辛くも、感動に満ちた「対話」の記録である。
 長崎県にある情緒障害児短期治療施設「大村椿の森学園」。カメラは500日間にわたり、この施設で暮らす17歳の少女と女性職員とのやりとりを中心に見つめ続けた。そこから浮かびあがってきたのは、虐待を受けた子どもたちが抱えなければならない厳しい現実だった。人間関係をどう結べばよいのか分からないいらだち。将来に対する不安……。子どもたちのストレスはそのまま職員への暴力となって噴き出し、受け止める職員は「ここにいていいんだよ」と、ひたすら子どもたちに伝え続ける……。
 子どもたちの心と真剣に向き合う職員たちの真摯な思い。親と結ぶことができなかった心のきずなを築き直そうとする子どもたちのひたむきな姿。番組は200時間を超える膨大なテープから紡ぎあげた、17歳の少女と女性職員の心の交流を中心に描くヒューマンドキュメンタリーである。
情緒短期治療施設,虐待 録画
2010/7/9 テレビ東京 地球V0CE「学校に込めたメッセージ」 4分  今回ご紹介するのは川嶋あいさん、24歳。
 路上ライブをきっかけにデビューし、若い世代に絶大な人気を誇るシンガーソングライターです。
 そんな川嶋さんは、国際協力を行うNGOを自ら設立し、世界各地に学校を建設。
その数、いまや6校!  建設費は川嶋さん自身の寄付やチャリティ・グッズなどの収益でまかなっています。  「子供たちが勉強すればいろんな職に就くことができますし、持続的な未来を作っていけるような活動を行っていきたかったので」と川嶋さん。 おととしにはカンボジアの学校を訪問しました。 待っていたのは、たくさんの笑顔! 自分の曲を校歌としてプレゼントすると、 カンボジアの言葉で一緒に歌ってくれました。
 生まれて間もなく実の母親を、10代のときには養父母を亡くした川嶋さん。 1人ぼっちで歌い始めた自分がここまで来れたのは、多くの人々の支えがあったから。 そして、今度は自分が誰かを支える番だと語ってくれました。
 川嶋さんの目標は、毎年1校、学校をつくること。彼女の歌のように、優しいメッセージが込められた学校で、子供たちは勉強だけではなく、大切な気持ちも学んでいるのではないでしょうか
養子縁組,国際協力 録画
2010/7/7 NHK 福祉ネットワーク
行き場のない若者たちをどう支えるか−自立援助ホームの試み−
29分  深刻化する児童虐待。児童養護施設に保護された子どもたちも、成長すれば施設を出て自立を迫られる。しかし、就職難や、虐待で受けた心の傷が壁となり、仕事に就けず孤立する若者は多い。大分で夫婦が運営する自立援助ホームは、そんな若者に居場所を提供、自立を手助けしている。厳しい経営の中、精いっぱい若者を支える夫婦と、自立しようと必死にもがく若者たちの姿を通して「今どんな支援が必要とされているのか」を考える。
澤田 正一さん(自立援助ホーム ふきのとう ホーム長)
自立援助ホーム,児童養護施設 録画
2010/7/6 テレビ東京 ガイアの夜明け シリーズ「ニッポンの家族の行方」(1)子育てをしよう!   シリーズ「ニッポンの家族の行方」(1) 子育てをしよう!〜少子化の壁を打ち破れ〜
 6月から支給が始まった「子ども手当」。民主党政権肝入りの目玉政策だが、子育てを取り巻く現状は厳しい。待機児童問題はさらに深刻化、少子化の流れも止まらないなど、“子育てしにくい国ニッポン”からの脱皮は容易ではない。子育てをしやすい環境を阻んでいるものは何なのか?様々な規制や職場の旧態依然とした意識…。そうした壁に立ち向かおうと、行動を起こし始めている人々がいる。それは保育行政の規制緩和を求める民間企業や、今まで育児に積極的ではなかった、企業戦士の団塊世代たちだ。彼らは、日本各地でどのような活動を展開しているのか?子供を育てしやすい社会を作れるかどうかは、将来の国力にも直結する。6月の子ども手当支給開始、そして7月の参院選のタイミングに合わせて、ニッポンの子育ての明日を探る。 
育児 録画
2010/6/14 BS Japan シネマクラッシュ 「この道は母へとつづく」 98分 ロシアの辺境にある孤児院で育った6歳の少年ワーニャは、幸運にもイタリア人夫婦の養子に選ばれる。しかしある日、すでに養子に引き取られていった友達の母親が突然現れたことで、彼の心は大きく揺らぐ。「一目でいいから、ほんとうのママに会いたい」湧き上がった痛切な想いを胸に、ワーニャは院を脱走する・・・。 孤児院,養子縁組 録画
2010/5/7 NHK ヒューマンドキュメンタリー「私の“家族”」 43分  特別養子縁組を行い子ども3人を育ててきた夫婦。最近12歳の長女が「産みの母に会いたい」と言い始めた。親子とは、家族の絆とは何なのか。ある家族を通して見つめる。
 小学生と中学生の3人の子どもを育てるある一家。家族の間に血のつながりはない。子どもに恵まれなかった夫婦は15年前、NPOを通して生後数か月の赤ちゃんと特別養子縁組を行い、さらに2人を迎え育ててきた。子どもたちには産みの親が別にいることは隠さず伝えてきたが、最近12歳の長女が「産みの母に会いたい」と言い始めた。親子とは、家族のきずなとは何なのか? 子どもが成長の節目を迎えた家族の姿を通して見つめる。
養子縁組 録画
2010/5/2   地球ドキュメント ミッション「悲しみを笑顔に変える」 44分     録画
2010/4/14 NHK こだわりライフヨーロッパ  孤児たちを家族のもとに  〜モルドバ キシニョフ〜  20分   ヨーロッパの最貧国、モルドバ。ここで社会問題となっているのが、出稼ぎに行った親に見捨てられた子どもたち「出稼ぎ孤児」である。首都キシニョフの孤児院では、そうした子どもたちや子どもとともに夫から見捨てられたシングルマザーが暮らしている。市内の孤児院「ガバローチェの家」で、彼らを家族のもとに帰す活動をしているのは、院長のニーナ・ドドンさん。ニーナさんは、孤児やシングルマザーの家族や親せきを探しだし、親子が再び暮らせるよう働きかけや説得を行っている。また、院を出たあとも、子どもたちが、自活への道をたどっているか確かめて歩く。家族の暖かさを取り戻して欲しいというニーナさんの取り組みを追う。 孤児 録画
2010/4/3 NHK 追跡!AtoZ 「無縁社会」の衝撃 42分  1月31日に放送した「NHKスペシャル」では"地縁""血縁""社縁"という社会のつながりを失い、「無縁社会」という孤独の中で死んでいった人たちの現実を取材した。同番組を中心に、NHKでは1月から2月にかけて「絆はじめよう」というキャンペーンを展開。「ニュースウオッチ9」「おはよう日本」でニュース企画を集中的に放送し、視聴者から大きな反響が寄せられた。今回は「無縁社会」のその後を徹底的に追跡。インターネット上に「無縁社会」という言葉が急速に広がった背景や"無縁ビジネス"の実態、NHKスペシャル 無縁死 録画
2010/4/3 TBS 報道特集「意外な盲点!高校無償化と子ども手当」   法案が成立し、高校無償化と子ども手当という政権の目玉政策が動き出した。すると、定時制高校に異変が…。また、学ぶ意欲があるにもかかわらず、無償化の恩恵にあずかれない生徒達も。そして、楽にならない貧困家庭。一方、子ども手当も、実際に育てている人には支給されず、養育を放棄した親にも支給されるなど、矛盾を抱えている。制度の盲点を追った。 里親,子ども手当,貧困 録画
2010/3/19   視点・論点「児童虐待(2)防止対策と方向性」 10分   虐待 録画
2010/3/18   視点・論点「児童虐待(1)“怒り”から“共感”へ」 10分   虐待 録画
2010/3/9 日本テレビ NNN News リアルタイム「密着里親大家族」 16分 密着!訳あり大家族“。パパ嫌い”親と離れ里親と生活…愛情家族感動の物語 里親,ファミリーホーム 録画
2010/2/22 日本テレビ NNNドキュメント'10 カツドウカ、政府へ 反貧困・湯浅誠の1年 25分 「ネットカフェ難民」も「貧困ビジネス」もこの人が着目したことで社会問題になった。貧困問題の活動家、湯浅誠40歳。1年前「年越し派遣村村長」として一躍、名を馳せた。頭脳明晰、冷静沈着が代名詞の理詰めの人。その彼が去年10月政府に入った。肩書きは「内閣府参与」。年末年始に派遣村を作らなくてもよい体制を作る、という鳩山首相からのミッションを帯びて…。しかし、失業者・困窮者支援策の青図を描く彼の前に、行政の縦割りや国と自治体との確執など「役所の論理」が立ちはだかる。代々木に出来た「公設派遣村」でも相談体制やケアの不十分さが目についた時、彼はついにキレた。3年間、湯浅氏に追跡してきたカメラが「参与」としての日々の裏側に迫る。  貧困 録画
2010/2/15 日本テレビ  NNNドキュメント’10 「かりんの家 親と暮らせない子どもたち」 47分 虐待、育児放棄、育児困難…様々な事情から児童養護施設に身を寄せる子どもは今、全国で3万人を超えている。9年前、仙台市内に誕生した地域小規模児童養護施設の第一号「かりんの家」。地域社会に溶け込んだ民家で、6人の子どもがスタッフ3人と一つ屋根の下、暮らしている。@母親に抱かれた記憶がないと言う12歳の少女。思春期を前に心の葛藤をスタッフにぶつける。A高校の卒業式のあと4歳下の弟と、病院にいる母親を訪ねた18歳の姉。Bスタッフのことを実の両親と信じていた4歳の男児は、初めて自分の出生の一端を知ることになる…。「かりんの家」を舞台に、親と暮らせない子どもたちの現実を見つめる。 児童養護施設,地域小規模 録画
2010/2/5 NHK NHK首都圏ネットワーク「子供たちの心の壁と向き合う・里親たちの必死な思い」 10分   児童虐待,里親 録画
2010/2/3 NHK  NHKスペシャル「無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃〜」 58分 自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきた。「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。 無縁死 録画
2010/2/2 TBS  総力報道!THE NEWS「虐待を受けた子どもたち」 11分   児童養護施設,虐待 録画
2010/1/13 NHK おはよう日本 絆はじめよう 親なき若者が育む絆 9分 2回目のテーマは、「親なき若者が育む絆」です。
 NPO法人が運営する「日向ぼっこサロン」。施設を出て、ひとりで暮らす若者たちが互いに支え合う全国でも数少ない場所です。都内のマンションの一室には、親との関係を断たれ、施設などで育った人たちが毎晩、集まってきます。去年の大晦日には、十数人が訪れました。
サロンに通う冨田恵さん(21歳)。都内のレストランで働いています。生まれてすぐに母親の手で施設に預けられ、親の顔を知らずに育ちました。母親との唯一のつながりは、小学2年生の時に送られてきた、ぬいぐるみです。なぜ、母親は、自分に会いに来てくれないのか。高校生の時、そのいらだちをノートにつづりました。
 「普通の家でやっているような、みんなで集まってご飯を食べて、家族の団らんっていうか、そういうことがやってみたかった。学校でこういうことあったって、愚痴も聞いてもらいたかったし、いろんな話をしたかった」
 富田さんは、18歳で施設に出てから、孤独だったと言います。今のマンションを借りる時には、保証人がなかなか見つかりませんでした。そんな富田さんが出会ったのが「日向ぼっこサロン」。親との絆を失っても前向きに生きる仲間たちに勇気づけられました。
 富田さんが今、心待ちにしているのが、信頼を寄せるサロンの代表、渡井さゆりさんの出産です。いつか、自分も子どもを産んで、親と子の強い絆を確かめたいと感じています。
「私は、ずっと家族で生活してなかったから、産んだら、子どもを離さない」
 渡井さんは、サロンについて、こう話します。
 「18歳で、社会に1人でポツンと出て、何不自由なく頑張ってやっていける人なんて、まずいない。いなくて当たり前。きょうは、こんなうれしいことがあった、楽しいことがあった、とか、そういうのも含めて、わかちあえる場所、家庭に変わる場所であれたらなあ、と思います」
児童養護施設,自立支援 録画
2010/1/12 NHK おはよう日本 絆はじめよう 生まれてすぐ養子へ 9分 シリーズ「絆はじめよう」  第1回「親子の絆」
 社会が急速に変化する中、家族、地域、そして職場などで、人と人との絆が失われつつあると言われています。こうした中、新しい絆を育てようという日本各地の取り組みについて、「絆はじめよう」と題して、特集しました。
1回目のテーマは、「新しい親子の絆」です。
児童虐待や育児放棄などによって、親から手放され、保護が必要とされている子どもの数は、去年2月の時点で、全国で4万人にのぼっています。こうした中、愛知県の児童相談所は、生まれて間もない子どもを、里親に引き取ってもらうという全国でも例のない取り組みを行っています。子どもの置き去り事件に危惧を感じた愛知県の産婦人科の呼びかけで始まりました。
 親が子どもを手放した場合、児童相談所は通常、乳児院などの施設に預けます。その後、新しい家庭に養子として託すことを目指しますが、子どもの年齢が上がると受け入れ先が見つかりにくく、ほとんどの場合、施設で育つのが実情です。そこで、愛知県の児童相談所は、生まれてすぐの方が、実の親子により近い関係を作りやすいとして、新生児のうちに新しい家庭に託しています。生まれてすぐの子どもを里親に引き取ってもらうと、その後、生みの親の気が変わってしまうといったトラブルも少なくありません。こうしたトラブルを防ぐため、愛知県では、生みの親と里親の両方で取り決めをしています。年に十数組の新しい親子を結び付けていますが、トラブルになったケースはほとんどありません。取材中にも、結婚できない相手の子どもを妊娠した10代の女性が、「経済的に自立しておらず、1人で育てるのが難しい」として、児童相談所を訪れていました。女性は児童相談所と何度も相談を重ねた上で、生まれてくる子どもを里親に託すことを決めました。
 子どもを引き取った原田麻衣子さん(仮名/29歳)。生後1か月で、大輝くん(仮名/1歳)を養子として、受け入れました。ミルクをあげたり、おふろに入れたり、生まれて間もない時から、出産した母親と同じ体験をしてきました。生まれてすぐに引き取ることで、自然に親子になることができたと原田さんは感じています。
 児童相談所では、里親に対し、親子の信頼関係を深めるためにも、引き取った子どもが10歳になるまでに養子であることを伝えるよう、すすめています。里親の中には、戸惑う声もありますが、取材に応じてくださった石井佐知さん(仮名/39歳)は、生まれて間もなく引き取った君一くんが4歳になった誕生日に、養子であることを告げました。真実を伝えるまでは、悩み続けていましたが、今では、本当の親子として、一歩踏み出せたと感じています。
養子縁組 録画
2009/12/28 テレビ東京 トンネルの向こうはぼくらの楽園だった
〜澤田美喜の子どもたちは いま〜
   第2次世界大戦後の混乱期、日本人の母親と外国人の父親との間に生まれ、「混血」と呼ばれ差別された子ども達を一手に引き取り、育てた1人の女性がいた。三菱財閥の創始者の孫娘として生まれ、外交官の妻として何不自由ない暮らしをしていた女性、澤田美喜さん。澤田さんが1948年に、神奈川県の大磯に作った「混血」の子どものための孤児院が「エリザベス サンダース ホーム」だ。
 ホームで育った子ども達は、総勢1400人にも及ぶという。彼女は、世間の眼差しに耐えられず、我が子を手放した親に代わって、父となり母となって子ども達を育てた。1980年、78歳で亡くなったが、澤田さんの意思はその後も引き継がれ、今も施設は残り卒業生たちは絆でつながれている。番組では、ホームの卒業生たちの“今”をドキュメントで描いていく。
 卒業生達は、戦後をどう生き、差別と闘い、自分の道を切り開いてきたのか? 「家族とは何か?」「親とは何か?」そして「仲間とは何か?」 そして、そこにある“絆”とは・・・・この番組で解きほぐしていきます。
児童養護施設 録画
2009/10/31 TBS 報道特集NEXT「ある養子縁組の記録」 22分 幼児や児童の虐待事件や養育の放棄が相次いで伝えられる中、親元を離れた子供たちを受け入れる施設は、すでに満杯の状態にあるという。そうした子供たちを家庭に引き取って育てる「里親」のニーズが高まっている。去年、乳児院から2歳の男の子を迎え、養子縁組にまで至ったある夫婦の1年4ヶ月に密着した。 養子,里親 録画
2009/10/25 日本テレビ 親に売られた子どもたち 49分 舞台はカンボジア。長く続いた内戦、そして政情不安…。ようやく平和な日々を取り戻したカンボジアは今でも世界で特に貧しい国の一つです。人口の35%が一日1ドル以下で暮らす貧困ラインにあると言われています。そんな中、子どもたちの労働力は貧しい家庭にとって主な収入源であり、子どもの人身売買も日常的に行われていました。子どもが親に売られる…“幼児売買”・・・。 人身売買,児童虐待 録画
2009/10/11   ハイビジョンふるさと発「未来(みき)18歳の挑戦〜鳥取・里親からの旅立ち〜」 51分 この春、脳性マヒで障害がある18歳の女性が、鳥取から大阪の大学に進学しました。育ててくれた里親のもとを離れ、初めての一人暮らし。半年間の挑戦を見つめました。 里親 録画
2009/9/20 フジテレビ サキヨミ 国際離婚で急増する「誘拐犯」は日本人妻 15分   ハーグ条約 録画
2009/8/29 日本テレビ 車椅子の少年がシンクロに挑戦 16分 脳性マヒで普段は車椅子の生活を送る白井敦君(11歳)。敦君が、NEWSの増田と明法高校の男子シンクロチーム10人と共に「ウォーターボーイズ」に挑戦!  障害 録画
2009/7/4 NHK 日曜スペシャル
金髪のヨハネス 〜ナチにさらわれた子どもたち〜
30分 ナチス親衛隊(SS)長官のヒムラーが1935年に設置した、秘密組織レーベンスボルン(生命の泉)。SS隊員とアーリア系女性の婚外交 渉によって生まれた子どもを、ドイツ人家庭の養子として育てるといういわば人為的な生殖補助政策である。自分の出生を知ったヨハネス・ドリガーさんのノルウェー行きに同行しながら、ナチの人種政策の実態とそれがもたらした傷の深さを追及する。  養子 録画
2009/7/4 NHK 追跡!AtoZ 虐待の傷は癒えるのか 43分  親から子どもへの虐待。近年、児童相談所へ寄せられる報告件数も年々増加している。その数は昨年4万件にのぼった。
 長崎県大村市にある「大村椿の森学園」。私たち撮影スタッフを迎えてくれたのは、底なしに明るい子どもたちだった。7歳から18歳までの35人。初めて見るカメラや音声機材に目を輝かせながらじゃれついてきた。 「なんだ、普通の子どもたちと変わらないじゃないか」。
 しかしそんな気持ちはすぐに打ち砕かれ、現実を知ることになる。今まで私たちと遊んでいた中学生の女の子がいきなりキレて小学生の首を絞めはじめたのだ。周りの友だちが必死に止めようとするが、その手を払い除け、暴れる。彼女がキレた原因、それは男の子の手が誤って女の子にあたってしまった、というものだった・・・。
児童虐待 録画
2009/6/26 NHK放送大学 乳幼児・児童の心理臨床(’07)第12回「児童養護施設における心理臨床」 44分 昨今増加している被虐待児を多数受け入れるようになって、児童養護施設は従来の生活支援に加えて、虐待治療の心理臨床機能を併せ持つ必要性が高まってきている。組織の中で、また生活の場で心理臨床をいかに行うか、原理的な面からその実際までを学習する。 児童養護施設 録画
2009/6/11 フジテレビ せんせい さようなら みなさん さようなら「利尻島ある中学校の1年 50分 北海道、稚内からおよそ50キロの海をへだてた利尻島。
海産物で生計をたてる北の孤島。4月なのに吹雪が舞う小さな中学校で、新学期が始まります。でも、ここの始業式はちょっとだけ普通とは違います。
全校生徒23人。そのうち6人は日本全国からそれぞれの理由で親元をはなれてきた「海浜留学生」と呼ばれる子どもたちです。
海浜留学 録画
2009/6/11 NHK CHANGE MAKER
フランス・半里親で家族をチェンジ!
30分 世界で起きている様々な問題に果敢に挑戦しているチェンジメーカー。今回は親が十分に面倒を見られない子どもを定期的に預かる「半里親」の活動に取り組むフランスの女性。
世界で起こっているさまざまな問題に果敢に挑戦する「チェンジメーカー」。フランスでは核家族化が進む中、離婚率が50%を超えシングル・ペアレンツの親子は孤立しがちだ。また増え続けている移民の家では、貧しさのため休日でさえ子どもの世話が十分にできない。そんな家庭の子どもたちを時間に余裕がある時、できる範囲で預かって面倒を見る「半里親」の活動。その生みの親カトーリーヌ・オンジョレさんの半生と夢を紹介する。
里親,貧困 録画
2009/6/5 NHK 北海道クローズアップ
「繰り返される児童虐待 〜なぜ子供を守れなかったか〜」 
  全国で相次ぐ児童虐待事件。
北海道でも3月に稚内市で4歳の男の子が虐待を受けて死亡した。
対応にあたった児童相談所は、たびたび母親らと面談をしていたが、事件を止めることができなかった。
どうすれば幼い命を守れるのか、検証する。
児童虐待 録画
2009/6/2 NHK アレ今どうなった? <新>赤ちゃんポスト 29分 日本中で話題になった出来事、世間を騒がせたあの事件を「アレ今どうなった?」という問いかけをスタートに、スタジオの個性的なコメンテーターとともに読み解く。1回目は「赤ちゃんポスト」。熊本県の病院が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる施設「こうのとりのゆりかご」を設置、賛否をめぐり激しい議論が起きた。「一人でも命を救うために」とスタートして2年、24時間体制で運営される現場で今何がおきているのか。 棄児,こうのとりのゆりかご 録画
2009/5/28 NHK ハートをつなごう「子ども虐待・第4弾“きずな”・育(はぐく)む」(2) 29分 今回のテーマは、心に傷を負った子どもたちの自立と、失われた家族の絆の修復について。心の傷を負った子どもたちは、大人へと一歩を踏み出すとき、多くのケースで不安定な時期を迎えます。しかし、この時期しっかりと精神的にサポートすれば、真の意味で「自立」を果たしたケースも少なくないとのこと。自立援助ホームで、心の傷と向き合いながら自立を目指す当事者の姿を伝えました。また、虐待の傷を癒そうとしている家族の姿を伝え、絆を修復するには、どうしたらよいかを考えていきました。  児童虐待 録画
2009/5/27 NHK ハートをつなごう「子ども虐待・第4弾“きずな”・育(はぐく)む」(1) 29分 今回のテーマは、心に傷を負った子どもたちの自立と、失われた家族の絆の修復について。心の傷を負った子どもたちは、大人へと一歩を踏み出すとき、多くのケースで不安定な時期を迎えます。しかし、この時期しっかりと精神的にサポートすれば、真の意味で「自立」を果たしたケースも少なくないとのこと。自立援助ホームで、心の傷と向き合いながら自立を目指す当事者の姿を伝えました。また、虐待の傷を癒そうとしている家族の姿を伝え、絆を修復するには、どうしたらよいかを考えていきました。  児童虐待 録画
2009/5/26 テレビ朝日 テレメンタリー 自立へのストロークU〜タカ 22歳の旅立ち〜 25分 北京パラリンピックで金メダルを獲得したスイマー鈴木孝幸さん(22)は、生まれつき両手足に重い障害を抱えている。彼を育ててきたのは、「おばあちゃん」と呼ぶ小松洋さん(75)。血のつながりはないが、お互いに支え合う大切な存在。鈴木さんはパラリンピックの後、就職という人生の大イベントに臨む。誰からも経済的援助を受けなくていい社会人になることが、本当の自立だと2人は考えている。彼はどんな道を進むのか…。 里親,障害 録画
2009/5/25 日本テレビ 情報ライブ ミヤネ屋「こうのとりのゆりかご開設2年」 16分 つい先ほど、この病院が設置している「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に預けられた子供が25人いたと発表されていた。スタジオには「こうのとりのゆりかご」を解説したパネルが登場。それによると、単に預けるスーペースだけでなく、その手前には呼び鈴があり、そこで24時間妊娠出産等に関する悩み相談を受け付けているのだという。… 棄児,こうのとりのゆりかご 録画
2009/5/24 日本テレビ NNNドキュメント'09
塀の外で見つけた居場所 罪を犯した障害者たち
  罪を犯した知的障害者たち。刑務所を出ても「帰る場所がない」「働く場所がない」…家族から見放され福祉の支援も十分に受けられず、生活に困って盗みや無銭飲食を重ねる者も少なくないという。長崎県雲仙市にある社会福祉法人「南高愛隣会」。障害を持つ元受刑者を、ここ30年の間に約90人受け入れてきた。彼らが地域社会の中で暮らせるよう「自立までの段階を踏んだ住まい」や「働く場」などを用意し自立を促す。無断欠勤などの問題行動があれば、再訓練を行って対応してきた。全国に先駆け長崎でスタートした「“累犯障害者”の社会復帰をめざす支援事業」を追った。 知的障害,犯罪 録画
2009/5/13 NHK  NHK福祉ネットワーク
 シリーズ 子どものセーフティーネット(3) どうする 子どもの“貧困”
29分  経済格差や貧困の拡大が、子どもの育ちに深刻な影響を及ぼそうとしている。子どもたちが健やかに育ち、巣立っていくために今、何が必要かを考えるシリーズ。
3回目は「緊急提言」。海外の事情も交えて、いま国に、社会に、何が求められているのか、スタジオで2人の専門家に話をきく。
子どもの貧困 録画
2009/5/12 NHK  NHK福祉ネットワーク
 シリーズ 子どものセーフティーネット(2) “巣立ち”をどう支えるか
29分  経済格差や貧困の拡大が、子どもの育ちに深刻な影響を及ぼそうとしている。子どもたちが健やかに育ち、巣立っていくために今、何が必要かを考えるシリーズ。
 2回目は「“巣立ち”をどう支えるか」。家庭の経済状況や虐待のため、10代半ばで自立しなければならない子どもが増えている。しかし住まいや医療など、彼らを支える仕組みはほとんどない。家庭の後ろ盾がない子どもたちの自立を支えるセーフティーネットについて考える。
自立援助ホーム 録画
2009/5/11 NHK  NHK福祉ネットワーク
 シリーズ 子どものセーフティーネット(1) “育ち”をどう支えるか
29分  経済格差や貧困の拡大が、子どもの育ちに深刻な影響を及ぼそうとしている。子どもたちが健やかに育ち、巣立っていくために今、何が必要かを考えるシリーズ。
 1回目は「“育ち”をどう支えるか」。働く親に代わり、乳幼児期の子どもを守り育てる保育所の役割が、重要性を増している。社会は、子どもたちの確かな「育ての場」をどう保障していけばいいのかを考える。
保育所 録画
2009/5/3 フジテレビ エチカの鏡 ココロにキクTV   ○日本一幸せな母親
 23歳の時に結婚、その後自分には子供が授からないと知った女性は子供と一緒に暮らす人生を求め、ある決断をする。養育里親、という制度を使い、子供を戸籍に入れることなく育てるということを始める。たっぷりの愛情で育てるも、周りの大人たちの偏見、差別的な態度に子供の心は傷ついてしまう。そして女性は夫と共に子供を守り抜くことを決める。そんなある母親の葛藤、そして彼女が得たかけがえのないもの、かけがえのない生き方=エチカを紹介する。
 和田アキ子は自分自身も外国の子供たちを支援しているという。「大人が差別するのが嫌ですね」と大人の愚かさを語る。「昔のほうがいい意味でいい加減だったのかな」とタモリも語り、一昔前と今との、大人の子供への接し方、育て方について話が盛り上がる。
里親 録画
2009/4/26 日本テレビ NNNドキュメント09
ただいまを言える場所 利尻島・海浜留学の記録
47分  北海道・利尻島。人口800人の仙法志地区で行われている「夢の浮島・海浜留学制度」。都会の中学生を島民が親代わりになって預かる1年限定の里親制度だ。生徒数が減り続ける地域の中学校を残そうと10年前に始まった。去年4月、大阪と静岡からやってきた男女3人の都会っ子。かつて不登校を経験した子もいた。夏は連日、早朝から家族総出で昆布干しの重労働。冬は横殴りの雪が降る中、学校まで30分の道のり…大自然の脅威と戦う。一年限りの親子、一年限りの兄弟、そして地域の絆の中で徐々に変化を見せる子ども達。やがて別れの時が訪れるが…。厳しい自然の中で汗を流しながら絆を深める、人々の姿を追った。 海浜留学 録画
2009/4/19 TBSテレビ 地球感動配達人 走れ!ポストマン 8分 依頼人は、高校生。幼い頃、日本人の父とフィリピン人の母が離婚し、お父さんと日本で暮らすことになりました。
その後、お父さんが病気になり、ひとり児童養護施設へ。以来、ずっとそこで生活しながら、学校に通っています。現在は大学進学を目指し、勉強とアルバイトに励む毎日です。
いつしか、依頼人は元気に成長した自分の姿を、フィリピンに帰ったというお母さんに伝えて、安心してもらいたいと思うようになりましたが、連絡先は不明・・・。思いのたけをポストマン・萩野崇に託しました。
依頼人のまっすぐな想いを受けたポストマンは婚姻届の住所を頼りにフィリピンに向かいました。
児童養護施設 録画
2009/4/14 NHK 福祉ネットワーク 無国籍を知って欲しい〜始まった支援の現場〜   去年秋、あるシンポジウムが東京で開かれた。「無国籍者から見た世界」。日本に逃れたベトナム難民の子、行政手続きのミスで国籍を失った元中国人ビジネスマンなど、無国籍の当事者や研究者が集まり、これまで知られてこなかった無国籍者の抱える問題を訴えた。 
企画したのは、元・無国籍者で国立民族学博物館准教授の陳天璽(ちん・てんじ)さん(36歳)。基本的な社会的権利が認められず、自分自身、長い間孤独と闘ってきた。増え続けるその存在に光を当て、サポート体制を作りたいと考えている。
紛争などにより無国籍状態になる人は世界各地で増加を続け、やむをえず日本にたどり着くケースも少なくない。国際化が進み、厳しい現実を生きる無国籍者は日本でもますます増えると予想される。 無国籍者たちの現状や、始まった支援活動などを取材し、増え続ける無国籍の人たちにどう向き合っていけばよいのか考えていく。
無国籍 録画
2009/4/14 テレビ朝日  徹子の部屋「黒柳が涙・・・イラン美人の数奇な人生 サヘル・ローズ」 25分  滝川クリステルさんのモノマネ「滝川クリサヘル」で知られ、外国人レポーターとしても活躍するイラン人タレント・サヘルさん。サヘルさんは、1989年イラン・イラク戦争の空爆により住んでいた村が全滅したなか、たった一人奇跡的に救出された。その後、命を救ってくれた女性が養女として迎えてくれ、2人で日本へ移り住むことに。養母と2人、過酷な飢餓生活を乗り越えた日々を語るとき、サヘルさんの美しい瞳から涙が溢れる。  児童養護施設 録画
2009/4/13 NHK 福祉ネットワーク
「春 18歳の巣立ち」 
29分  保護者のもとで暮らすことができない子どもたちを里親のもとで育てる里親・里子制度。現在全国で、約3000人が里子として生活している。多くの里子は、法律上の親子関係が終わる18歳を迎えるとき、不安や寂しさなど悩みを抱えることになる。また、子どもを育ててきた親側も、大事な家族を“失う”ことで心が大きく揺れるという。この春、巣立ちを迎えるある里親・里子家庭を取材。家族とは、親子のきずなとは何かを見つめる。 里親 録画
2009/4/13 NHK 福祉ネットワーク 無国籍を知ってほしい−始まった支援の現場− 29分 日本にいる無国籍者は1〜2万人、今後さらに増えろと予想される。様々な事情を抱え、社会的な権利も認められないことが多い無国籍者とどう向き合えばよいのか考える。
2008年秋、あるシンポジウムが東京で開かれた。「無国籍者から見た世界」。日本に逃れたベトナム難民の子など、当事者や研究者が集まり、無国籍者が抱える問題を訴えた。企画したのは元・無国籍者で国立民族学博物館准教授の陳天璽(ちん・てんじ)さん。無国籍者に光を当て、サポート体制を作りたいと考えている。無国籍者たちの現状や始まった支援活動などを取材し、増え続ける無国籍の人たちにどう向き合うかを考える。
無国籍,児童養護施設,里親 録画
2009/3/11 テレビ東京 トンネルの向こうはぼくらの楽園だった
〜澤田美喜の子どもたちは いま〜
53分  第2次世界大戦後の混乱期、日本人の母親と外国人の父親との間に生まれ、「混血」と呼ばれ差別された子ども達を一手に引き取り、育てた1人の女性がいた。三菱財閥の創始者の孫娘として生まれ、外交官の妻として何不自由ない暮らしをしていた女性、澤田美喜さん。澤田さんが1948年に、神奈川県の大磯に作った「混血」の子どものための孤児院が「エリザベス サンダース ホーム」だ。
 ホームで育った子ども達は、総勢1400人にも及ぶという。彼女は、世間の眼差しに耐えられず、我が子を手放した親に代わって、父となり母となって子ども達を育てた。1980年、78歳で亡くなったが、澤田さんの意思はその後も引き継がれ、今も施設は残り卒業生たちは絆でつながれている。番組では、ホームの卒業生たちの“今”をドキュメントで描いていく。
 卒業生達は、戦後をどう生き、差別と闘い、自分の道を切り開いてきたのか? 「家族とは何か?」「親とは何か?」そして「仲間とは何か?」 そして、そこにある“絆”とは・・・・この番組で解きほぐしていきます。
児童養護施設 録画
2009/3/1 NHK ドキュメント挑戦「路上詩人 社長を目指す」 10分  高知市のアーケードの一角で、自作の詩を独特の筆遣いで書き、作品を売る路上詩人がいる。濱崎一途さん(25歳)。児童養護施設で育った濱崎さんは「前向きに生きたい」と、人生の応援歌を紙の上で“叫ぶ”活動を始めた。口コミで人気が広がり、名刺や看板の文字の依頼も舞い込むようになってきた。しかし、作品の収入だけでは暮らしは楽ではない。それでも詩や言葉を商品にした会社を興したいと、路上で夢に挑む姿を追う。 児童養護施設 録画
2009/2/13 NHK 10min.ボックス(生活指導)「さまざまな家族の形〜旅立ちの日を前に」 10分  中学・高校の生徒指導、特別活動などに役立つ教育番組。多様化する家族の形を描き、中高生が、家族との関係や将来の生き方について考えるきっかけにしてもらうシリーズ。今回は、児童養護施設からの卒業・自立を前にした少女、そして、自立の道を歩み始めた少年らを取材。家族のきずな、自立の意味などについて考える。 児童養護施設 録画
2009/2/10  NHK おはよう日本「遺児の進学」 5分      
2008/12/30 NHK 瞳 総集編(後編)「祭りの町で」 98分 平成20年度前期放送、連続テレビ小説「瞳」が年末、新たな映像を加え総集編として帰ってくる。舞台は2008年年末の一本木家。瞳(榮倉奈々)の号令で大掃除が行われているところから始まる。掃除の途中にはお馴染みのご近所さんや萌(鈴木聖奈)ちゃんが登場したり、恵子(宇野実彩子)が勇蔵(安田顕)との結婚式の写真を持ってきたりと相変わらずにぎやかな一本木家。一方、勝太郎(西田敏行)は大掃除を機会に亡き妻節子の思い出の原稿を探そうとしますがなかなか見つからない。原稿とは別に一本木家から巣立った将太(中村咲哉)の落書きが見つかったり、思い出のビデオが発見されたりと大掃除はしばしば中断してばかり。その度に、瞳は月島に住みだしてからの様々な出来事を思い出していく。祖父勝太郎(西田敏行)とともに里子たちと月島で生活をスタートさせたこと、ダンスを通して貴重な仲間を作り、コンテストに挑戦したこと、KEN(眞木大輔)との淡い恋、そして大切な家族を作ってきたこと……。何とか終わった大掃除の後は、恒例の忘年会で盛り上がる一本木家。「瞳」の半年間の忘れられない名場面を振り返りながら月島の夜は更けていく。 里親 録画
2008/12/29 NHK 瞳 総集編(前編)「二十歳の里親」 98分 里親 録画
2008/12/8 テレビ朝日 報道発ドキュメンタリ宣言
空っぽな心に陽が昇る
46分 全国の児童養護施設では虐待や育児放棄、貧困が原因で親と離れた子供たち約3万人が暮らす。青葉学園(京都府亀岡市)では、33人の職員が60人の子供を育てている。児童指導員、青山妙子(31)は高校3年の優美を担当にもった。優美は、青山に甘える一方で反発しケンカが繰り返されていた。そんな優美が、14年ぶりに母親と対面することに。が、母の対応は思いもかけないものだった。   優美が卒園し自立するまでの1年を追った。 児童養護施設 録画
2008/12/6 実録 日韓フォスターケア(里親)フォーラム2008東京    日本では、里親のなり手が少なく、児童養護施設や乳児院で暮らす子どもが大部分でありながら、里親数の増加や委託率を高めるための効果的な打開策が打ち出されていません。一方韓国では、国の補助金と民間からの寄付金で、家庭委託支援センターを設置、運営を民間に委託するという政策転換を背景に、親族里親を含み、里親への委託児童数がこの7年間で9.1倍に増えるという成果を上げています。
 本フォーラムは、その運動の中心人物である「韓国フォスターケア協会(韓国里親会)」の朴英淑(パク・ヨンスク)会長を招き、韓国から里親制度のあり方を学ぼうというものです。
里親,韓国 録画
2008/11/24 日本テレビ NNNドキュメント08
ネットカフェ難民4「日雇いハケン」
25分 ネットカフェ難民第4弾は、働く側から日雇い派遣禁止問題を見る。グッドウィルの違法派遣・廃業などを受け、政府は「日雇い派遣原則禁止」という形での法改正を目指す。しかし「登録型」の不安定な雇用は残り、マージンの規制もないので低賃金は続くとみられる。前田奈津恵さん(26)は集合場所で点呼係をやらされることも多いがその手当はない。8000円の日給も交通費を引けば7000円に。出発・到着の電話や派遣会社へのファックスも全て自腹だ。「私は会社にとって資材と同じ。ボールペンと同じ…」前田さんは日雇い派遣の仕事に疑問を抱き実態を調べ始めた。 乳児院,派遣 録画
2008/11/23 フジテレビ エチカの鏡
ゴングの向こうに プロボクサー坂本博之と子どもたちの約束
   2008年10月19日からスタートしたフジテレビ新番組「エチカの鏡・ココロにキクTV」 タモリが司会をつとめ、生きるヒントになる感動エピソードを紹介していく番組で、豪華有名人が感動話をナビゲートしていきます。 2008年11月23日は、元プロボクサー・坂本博之(さかもとひろゆき)さんの物語が紹介されます。
 元・日本ライト級チャンピオンとして活躍した坂本博之さん。 幼少時代に預けられた養護施設のテレビでボクシングの試合を見たことがきっかけでプロボクサーを志すようになった坂本さんは、1991年にプロデビュー。 1993年には日本ライト級王座を獲得してメキメキと頭角を現すようになります。 その後、WBA世界ライト級王者の畑山隆則に挑戦するなど、幾度となく世界に挑戦しましたが、惜しくも世界チャンピオンの夢は叶わず・・・ しかし、常に前に出るスタイルで人気を集め、「和製デュラン」の異名で一世を風靡しました。
 今回の「エチカの鏡〜ココロにキクTV〜」では、そんな坂本博之さんにまつわる物語を野久保直樹が紹介! 児童養護施設の子供たちのために闘い続けた男の感動ストーリーをお送りしていきます。 
児童養護施設 録画
2008/11/17
〜11/21
テレビ朝日 東京サイト「養育家庭特集」   「ほっとファミリー」とは東京都がすすめる養育家庭の愛称です。養子縁組を目的とせず子どもを一定期間預かる里親制度のひとつです。20年以上里親をなされている夫妻に、生活の変化をうかがいました。また里親制度の現状を専門家がご説明します。 里親 録画
2008/11/11 NHK NHK福祉ネットワーク シリーズ傷ついた子どもを支える
第2回 自立への長い道のり
29分 親からの虐待や養育放棄のため児童養護施設で暮らしてきた子どもたちが、自立への第一歩を踏み出そうとするとき、大きな壁が立ちはだかる。 児童養護施設に入所できるのは原則18歳まで。高校を中退した場合にはもっと若くても、退所を促されることも多い。 保護されるべき親もなく、10代後半で自立を迫られる子どもたち。しかし虐待を受け、社会や大人に不信感を抱えた子どもの中には、悩みを人に相談できず孤立したり、職場で行き詰まって仕事を転々としたりする子も少なくない。 施設を退所した子どもたちを誰がケアするのか。番組では、施設を出た子どもたちと共同生活を送る「自立援助ホーム」にカメラを据え、こうした子どもたちが直面する壁を見つめ、どういった支援が必要かを考えていく。 自立援助ホーム 録画
2008/11/10 NHK NHK福祉ネットワーク シリーズ傷ついた子どもを支える
第1回 施設内虐待を防ぐために
29分 虐待や養育不能など、親元で暮らせない子ども達、およそ3万人が共同生活を送る児童養護施設。 全国に560か所ありそこで暮らす6割以上が虐待を受けた子どもだ。 親から離れても安心して暮らすことができるはずのこの施設で、内部での虐待が相次いで報告されている。 施設の職員による体罰や性的虐待、子ども同士のいじめや暴力…。国には年間十数件の施設内虐待が報告されるが、研究者によればこの数は氷山の一角にすぎず、施設内部で公表されないまま処理されているケースが多数あるという。 施設内虐待がうまれる背景には、何があるのか。防止するために何が必要なのか。 施設内虐待の実態や虐待を克服する取り組みを始めた施設の取材から、探っていく。 児童養護施設,虐待 録画
2008/11/10 テレビ朝日 報道発ドキュメンタリ宣言
両手足障害のスイマー「自立へのストローク」
13分 浜松市の里親に育てられた四肢障害の鈴木さんがパラリンピックで金メダルを取るまでのドキュメンタリー 里親,障害 録画
2008/10/18 関西テレビ 第17回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『手さぐり―児童虐待の真実を見つめた18年』
   1980年代、小児医療現場や保健所で、明らかに親からのせっかんや暴力で傷ついた子どもたちが目立ち始めた。親が子に暴力を振るう、ののしる、性的心理的に追いつめる―「児童虐待」。社会から孤立した親子やこどものSOSを一部の児童相談所職員が受け止めていた頃、1990年、大阪に全国で初めて民間が運営する「児童虐待防止協会」が設立。活動の中心は電話相談「こどもの虐待ホットライン」。18年間で受けた電話相談は約4万3千件、うち3割が「今まさに虐待している密室の母親」からの訴え。こどもの命を直接左右する親と向き合っている。児童相談所の虐待相談の件数は、データを取り始めた18年前に比べて約34倍の3万7千件で減る気配はなし。2006年、親によるこどもの虐待死は61人。1週間に一人の割合で子どもが虐待で死亡している。
 「児童相談所に子どもを取られました。死にます」、児童虐待を継続取材する関西テレビに、2007年4月届いたメールの送り主、由美さん(仮名)。リストカットを繰り返す原因は、虐待の疑いで3人のこどもが強制的に保護されたこと。児童相談所は「3歳の長男の首にひもで絞めたようなアザがある、命の危機なので3人とも保護します」と主張して、真偽の鑑定や詳しい説明もなく親子は強制的に引き離された。由美さんは虐待の疑惑について「故意ではなく事故だ」と主張し児童相談所と対立。一方、児童相談所は「対応を間違えれば子どもの命に関わる、職員は使命感をもって職務にあたっているが人手不足や鑑定能力などは不十分」とコメント、真実の争いは1年間、避けてきた。
児童虐待,児童養護施設  
2008/10/14 NHK クロ―ズアップ現代
さまよう虐待された子供たち〜受け入れ施設はパンク寸前〜
26分 去年の児童虐待が過去最多の4万件を突破する中、保護した子供を受け入れる児童養護施設の多くで、定員一杯・パンク寸前という事態が起きている。職員の手が足りず十分なケアができない、さらには施設内で自傷行為におよぶケースも出るなど問題が山積み。一方、養護施設に入れない子供達は児童相談所内にある「一時保護所」に数ヶ月も留め置かれ、学校に通うこともできないなどの影響が広がっている。原因は自治体の財政難で、新たに施設を作ることもままならないことに加え、児童養護施設の役割が単なる「保護」から「心のケア」に変わっている実情に法制度が追いついていないことがある。傷ついた子供達をどう守るのか。厚労省が進めようとしている、「里親ファミリーホーム」の取り組みも含めて検証する。 児童養護施設 録画
2008/10/7   関西テレビ放送開局50周年記念ドラマ
ありがとうオカン
92分 このドラマは、里子である青年たちが、時に悩み、そして傷つきながらも、血のつながらない“オカン”に育てられていく。そんな、ある“里親家族”を通して、「家族とは何か」をテーマに、大阪発、笑って泣ける元気なヒューマンドラマを描きます。 里親 録画
2008/9/13 日本テレビ 報道特捜プロジェクト
児童養護施設「津山二葉園」
30分 岡山県の児童養護施設「津山二葉園」の児童虐待 児童養護施設,虐待 録画
2008/8/29 フジテレビ 第17回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『家路
 〜海を渡った孤児たちは今〜』
   日本からブラジルへの移民が始まったのは今から100年前の1908年。その後25万人の日本人が海を渡り、現在では150万人という日系人社会を形成しました。そんな中、今から43年前の1965年、ある“異色”のグループがアマゾンに向かいました。18歳そこそこの青年たち。多くの移民が今より「少しでも豊かな生活を」と新天地を目指したのに対して、彼らには違う目的がありました。「差別のない国」を目指す…。
 海を渡った若者たちは神奈川県大磯町にある養護施設「エリザベスサンダースホーム」で育った子供たちでした。戦後、駐留軍と日本女性の間に生まれ、捨てられたり、何らかの理由で育てられなかった“孤児”たちを一手に引き受けた施設。創立者は三菱財閥創始者の孫娘・澤田美喜さん(1980年没)。強烈なカリスマ性を発揮しホームをけん引しました。しかし「敵国」との間に生まれた子供たちを受け入れられない日本社会。ホームの一歩外に出れば子供たちは好奇の目にさらされ、容赦ない言葉を浴びせられ、そして石をぶつけられたのです。何年経っても園児たちに残る心の痛み。澤田さんは敷地内に学校を設立するなど、極力子供たちを世間から隔離する方針を立てました。しかし子供たちがホームを巣立つ年齢に達すると新たな壁にぶちあたりました。就職先が見つかりません。社会の偏見は戦後20年が経とうとしても依然強かったのです。若者たちのブラジル行きは「差別のない理想郷」をつくる、そして卒園児たちに安定した仕事につかせるという澤田美喜さんの願いを込めたプロジェクトだったのです。
 はじめの7人がブラジルに渡ったのは1965年。日本は高度経済成長による未曾有の好景気に沸いていました。一方のブラジルはまだまだ発展の途上にあり、日本からブラジルへの移住熱も徐々に冷め始めていました。やがて未開のジャングルを切り開いていた子供たちに関する情報は次第に届かなくなって行ったのです。それから43年。奇しくも今年はホーム設立60周年。60歳を過ぎた彼らはどうしているのか。そして何を考えているのか。私たちは限られた情報を頼りに彼らの消息を辿りました。
児童養護施設,移民,差別  
2008/8/17 テレビ朝日 テレメンタリー
ぬくもりの向こうに〜親の愛を知らない乳児院の子どもたち〜
25分 親のぬくもりを知らなくても…  小樽市にある北海道立中央乳児院には、親元を離れた0歳から2歳までの子供たちが生活している。母親の望まぬ妊娠・出産、虐待など入所の理由は様々だ。およそ40人の子供たちに32人の職員が親に代わり“ぬくもり”を与えている。しかし財政難の北海道は2009年春までに打ち切ることを決めた。今後どうなってしまうのか?実の親を知らなくてもしっかりと生きている子供の姿を通し、社会がしなければいけないことを考える。 乳児院 録画
2008/7/21 日本テレビ NNNドキュメント’08 
血をこえて…“わが子”になった君へ
56分 ある新聞に毎週掲載される里親募集の記事。様々な事情で実の親に育てられない子どもと、子どものいない夫婦をつなぐ縁結びの制度だ。一時は不妊で離婚まで考えた湯川さん夫婦。ある女の子の里親になろうと乳児院に通い、待望の引き取りの日を迎えた。しかし家族作りは容易ではない。一方、初めて里子を迎えて12年を経た安田さん一家。3人の子と夫婦、5人全員が血のつながりのない家族だ。ある日、長女がつぶやく。「二十歳になったら産んだお母さんを一緒にさがしてね」せつない思いを胸に、笑顔で娘を抱く母…。親子が親子であるためにどうあるべきか。二つの家族を追った。 養子縁組 録画
2008/7/16 NHK 福祉ネットワーク  傷ついた子どもをどう救うか −北九州・「里親ホーム」の取り組み−   急増する児童虐待。その数は年間4万件にも上る。心身に大きな傷を負い、家庭に帰ることもできない子どもたちを、社会はどうケアしていけばよいのか。 子どもが「育ち直す」場として注目されているのが「里親ホーム」というとりくみ。通常の里親より多い、5〜6人の子どもを預かり、大家族的なつながりの中で、時間をかけて子どもたちのこころを癒やしていく場だ。 番組では福岡県のある「里親ホーム」で、子ども自身のインタビューや里親の粘り強い関わりをじっくりと取材することで、虐待された子どもの回復のために必要なことは何かを探っていく。 里親 録画
2008/6/3 NHK 福祉ネットワ―ク
もっと知りたい里親制度
31分 朝の連続テレビ小説「瞳」でも取り上げられ、注目を集める「里親制度」。虐待や親の病気、貧困などさまざまな事情から、実の親とは暮らすことのできない子どもたちを受けとめ、はぐくんでいく仕組みとして、その重要性はますます大きくなっている。 この日の朝に放送する「生活ほっとモーニング」で里親の現状や里子として育った子どもたちの思いを伝えたのを受け、「福祉ネットワーク」では、里親制度についてさらに掘り下げて紹介。どうすれば里親になれるのか。どうやったら里親を利用できるのか。里親制度の具体的な仕組みから今後の課題までていねいに解説し、実の親と暮らせない子どもたちのサポートのあり方を考えていく。 里親 録画
2008/6/3 NHK 生活ほっとモ―ニング
”里親”って知っていますか?
50分   里親 録画
2008/6/2 NHK 福祉ネットワーク この人と福祉を語ろう
元プロポクサー坂本博之 拳で笑顔を取り戻せ
31分 去年1月に引退した元プロボクサーの坂本博之さん(37歳)は、全国各地の児童養護施設を訪問して、子どもたちにボクシングを体験してもらう活動に取り組んでいる。坂本さんはみずからも児童養護施設の出身、15年間に渡る現役生活を支えたのは施設で暮らす子どもたちの声援だった。現役を引退した今、坂本さんはボクシング仲間とともに全国の施設をまわり、さまざまな事情で親元で暮らすことのできない子どもたちを励まそうとしている。坂本さん自身の幼少時代の体験を絡めながら、子どもたちへのメッセージを伝えてもらう。 児童養護施設 録画
2008/5/24 日本テレビ NNNドキュメント08
ネットカフェ難民3「居場所はどこに?」
25分 (突然里親家庭を追い出されたヤスジ君はホームレスとなる。)
生活に困窮しネットカフェなどで寝泊まりする隠れたホームレス「ネットカフェ難民」。東京のNPO「自立生活サポートセンター・もやい」はその駆け込み寺として支援を行っている。相談に訪れた人に親身に対応する冨樫匡孝さん(29)は元ホームレス。ワーキングプアの人生に絶望して自殺未遂した過去があり、自分自身も「もやい」で救われた。「もやい」に来る相談は、派遣労働の理不尽、職場が原因のうつ、DV被害、 親との断絶、低学歴など悪条件が重なって解決が難しいケースが少なくない。冨樫さんらが挑む貧困最前線での活動を追う。 
里親,ホームレス 録画
2008/5/29 テレビ朝日 テレメンタリー
空っぽの心に陽が昇る〜児童養護施設の1年〜
25分 全国の児童養護施設では虐待や育児放棄、貧困が原因で親と離れた子供たち約3万人が暮らす。青葉学園(京都府亀岡市)では、33人の職員が60人の子供を育てている。児童指導員、青山妙子(31)は高校3年の優美を担当にもった。優美は、青山に甘える一方で反発しケンカが繰り返されていた。そんな優美が、14年ぶりに母親と対面することに。が、母の対応は思いもかけないものだった。   優美が卒園し自立するまでの1年を追った。 児童養護施設 録画
2008/5/4 NHK 心の時代「親子として結ばれて」里親 坂本洋子   ▽こころの時代〜宗教・人生〜「親子として結ばれて」里親・坂本洋子 11人の里子を育てた23年間。子どもたちに教えられ、信仰に支えられ、子どもたちに寄り添う。 里親 録画
2008/4/29 NHK 連続テレビ小説“瞳”見どころ満載スペシャル     里親 録画
2008/1/19 日本テレビ 日本テレビ報道特捜プロジェクト
児童養護施設「恩寵園」 第4回
23分 児童養護施設「恩寵園」の児童虐待、損害賠償判決 児童養護施設,虐待 録画
2007/12/20   恩寵園園長傷害事件判決ニュース 1分   児童養護施設,虐待 録画
2007/12/11 NHK 福祉ネットワーク
「子を育てる 親を育てる」
29分 ▽川崎市で32年にわたって里親を務め、実の親のケアや近所のママたちの育児の支えあいの場としても自宅を開放しているという、ユニークな里親夫婦の姿を見つめる。
川崎市に里親歴32年、預かった子どもの数およそ100人、さらに、実の親のケアや近所のママたちの育児の支えあいの場としても自宅を開放しているユニークな里親夫婦がいる。西川公明・三枝子夫妻。「拡大家族」ともいえるにぎやかなこの家で、預かった子どもやその実親、近所の親たちがともに「育っていく」。西川家に集う人々の姿から「子育てがしにくい」といわれる現代に求められているものは何か、そのヒントを探っていく。
里親 録画
2007/12/10 テレビ朝日 テレメンタリー2007
こうのとりのゆりかご〜赤ちゃんポストは“ブラックボックス”〜
24分 「赤ちゃんポスト」という名称を初めて聞いたとき、誰もが違和感を持ったと思います。熊本市の慈恵病院は「こうのとりのゆりかご」と名付け、今年5月10日に全国で初めて運用を始めました。行政が話すように「日本の児童福祉の歴史では例のない取り組み」で、設置を巡っては「捨て子の助長につながる」などの反対意見や「どんな命でも大切にすべきである」といった賛成意見も数多く出されましたが、運用から半年経過した現在は運用状況の公表についての議論がクローズアップされています。 乳児院,こうのとりのゆりかご,赤ちゃんポスト 録画
2007/11/26 NHK NHKスペシャル にっぽん家族の肖像 第6集 僕の家族〜里親・里子の12年〜 49分 12年もの間に育んだ”家族の絆”を支えに、社会という新しい世界へ旅立とうとしている知的な障害のある青年がいる。井口広志さん、21歳。身よりがなく、施設で暮らしていた広志さんが”家族"となったのは、9歳のとき。施設の職員として働く井口早知子さんが夫に相談し、里子に迎え入れたのだった。実子のなかった夫婦には初めての”子”。広志さんにとっては、初めての”両親”。3人でひとつずつ乗り越えながら”家族”として共に歩んできた。そして、6年目。”父”は、「次に生まれてくるときは、広志みたいな子どもともっと関わる仕事がしたい」という言葉を残し、ガンで亡くなった。悲嘆にくれる”母”を支えたのは、中学生に成長していた広志さんの存在だった。素直に懸命に生きる広志さんの姿は、北海道富良野にいる早知子さんの母親と姉弟一家の心をも動かした。「早知子は広志に助けられている」という”おばあさん”。「広志から夢をもらった」と、作業療法士を目指して勉強を続ける”従姉”。夢に向かって生きる広志さんと、家族の日々を見つめる。  里親 録画
2007/11/15 NHK ドキュメント にっぽんの現場
“日向(ひなた)ぼっこ”という居場所
29分  東京新宿区の神田川沿いにあるマンション。ここの一室に今年春「日向ぼっこサロン」というサークルが生まれた。部屋に集まって来るのは、多くが親との死別や児童虐待など家庭の事情のために児童養護施設を経験した若者たち。お互いに過去の痛みや将来への不安を語り合い、励まし合っている。サロンには「一緒に食事を作って食べる」という約束事がある。同じ境遇の者が共に料理し、共に食事をすることは彼らにとってリハビリであり、これまで手にできなかった家族関係の疑似体験につながるという。メンバーは20代から60代までおよそ10人の男女。これまで家庭で育つという当たり前の経験をしていない彼らは「自分たちには足りないものがある」という思いを引きずって生きてきた。その欠落感を埋めようとサロンに集まり衝突を繰り返しながらも自立をめざそうとしている施設経験者の日々を見つめる。 児童養護施設,自立 録画
2007/10/26 NHK BS世界のドキュメンタリー
国際養子縁組 暗躍するブローカー
49分  欧米の親から高額の報酬を得るものの、貧しい実の両親の手にはほとんど支払われず、しかもその養子縁組は書類を偽造するなど違法なものである場合が多い。
 インドネシア人の5歳の男の子、トリスタン。生まれてまもなくジャカルタ在住のアイルランド人夫妻に養子として引き取られた。しかし、その後、この夫妻はトリスタンをジャカルタの孤児院に置き去りにし、インドネシアを去った。トリスタンは、アイルランド政府に正式に国際養子縁組された子どもとして登録されており、この時点でアイルランド国籍だった。そのため、インドネシアでは、社会保障も教育を受ける権利も持たない。
 番組では、アイルランド人ジャーナリストが、トリスタンの産みの親を探すために調査を始める。その中で、トリスタンの養子縁組は違法で、赤ちゃんを欧米人に売り飛ばす悪質なブローカーが介在していたことがわかる。
国際養子縁組み 録画
2007/9/18 NHK 福祉ネットワーク
伝えたい 里子のキモチ
29分  さまざまな事情から、実の親とは暮らすことのできない子どもたち。最近では、児童虐待の急激な増加も受け、その数は増え続けている。そうした子どもたちを家族の一員として迎え入れ、生活をともにするのが里親たち。子どもを取り巻く状況がかつてないほど厳しい現在、里親に社会的な注目が集まっている。
 シリーズ2回目の主人公は、里子たち。里親と暮らした後、成人した元「里子」たちが、預けられたときの気持ちや自分のアイデンティティについての悩みを語り始めた。最近ではネットワークを立ち上げ、自分たちの思いを社会に向けて発信しながら、若い里子たちの支えになろうと活動を始めている。里子たちに、今の思いをじっくり聞き、彼らの自立を支えるサポートのあり方を考える。
里親 録画
2007/9/17 NHK 福祉ネットワーク
“里親”って知ってますか?
29分  さまざまな事情から、実の親とは暮らすことのできない子どもたち。最近では、児童虐待の急激な増加も受け、その数は増え続けている。そうした子どもたちを家族の一員として迎え入れ、生活をともにするのが里親たち。子どもを取り巻く状況がかつてないほど厳しい現在、里親に社会的な注目が集まっている。
 シリーズの1回目は、具体的なケースを通して、里親の実情や思いを探り、里親制度が直面している課題や、里親制度が持つ可能性について、考えていく。 
里親 録画
2007/8/26 日本テレビ NNNドキュメント07
コウノトリはどこに
赤ちゃんポストと母子の絆
    熊本市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」を開設して4ヶ月。置き去りや産み捨て死の頻発が設置の理由だと蓮田理事長(71)は涙ながらに語る。生後間もなく置き去りにされたケンスケ君(仮名3歳)。里親減少の上に男児の希望が少なく、今も乳児院で暮らす。一方ケンスケ君の1年後に入所した置き去り児のノリコちゃん(仮名1歳)は近く里子に出される。そして実母の蒸発で乳児院育ちのまゆみさん(実名25歳)。現在二児の母だ。里親とは今も深い絆で結ばれている。「ゆりかご」の子どもたちの行く末は?「赤ちゃんポスト」の存在の意味と命、家族の絆について考える。
こうのとりのゆりかご,赤ちゃんポスト  
2007/7/18 TBS イブニング5特集 「年の差61歳の親子…高齢化する里親の現実
残り9カ月…5歳児の新家族探し」 
   「37000件」。 2006年度に児童相談所が対応した児童虐待の件数で、過去最悪の記録です。
 傷ついた子供たちを救う存在として注目される里親。しかし、その里親制度にいま1つの壁が立ちはだかっています。それは里親たちの高齢化です。
 番組では、関東近県にお住まいの八重樫さんご夫婦と、八重樫さん家で生活するマサシくんに密着。年の差なんと61才の「親子」。しかし、その年の差ゆえに避けられない問題があるのです。
里親  
2007/7/6   金曜プレステージ「居場所を下さい2〜傷だらけの子どもたち〜     虐待 録画
2007/6/15 TBS イブニング5特集「週末だけの“家族” 59歳里親が5歳子育て
生みの親に会いたい…涙の決意」
   虐待などさまざまな理由で児童相談所に預けられる子供たちは増えています。傷ついた彼らの心を癒す存在として里親。中でも、週末だけ子供を預かり、普通の家庭生活を一緒に送るのが「週末里親」です。
 わたしたちは、シュン君(5)と週末里親の村田さんを取材。子供に恵まれなかった村田さん夫婦は、ユーイ君(19)を里子として迎えいれました。
 59歳の村田さんが体力に限界を感じつつも精一杯の愛情でシュン君を包み込むその姿。そしてユーイ君とシュン君の交流。 家族のあり方を考えてみませんか。
里親,週末里親  
2007/4/29   命の行方を見つめてダイジェスト 31分   こうのとりのゆりかご,赤ちゃんポスト 録画
2007/3/27 テレビ東京 日経スペシャル ガイアの夜明け
「“余った食”のゆくえ 〜消費期限 もうひとつの物語〜」

   飽食社会・ニッポン。今、日本は、世界中から集められた様々な食料品であふれている。簡単に食べるものが手に入る、そんな恵まれた社会になった。しかし、そういった便利さの一方で、毎日、多くの食べ物が廃棄されているという現実もある。例えば昨年、あまりにも野菜が豊作だったため、産地で2万2000トンの野菜が廃棄されたという。
 また、コンビニでは1日に数回、消費期限の切れていない弁当や惣菜が棚から撤去されていくのだという。消費期限が切れる前で、まだ十分食べられるというのに、品質管理を徹底するため余裕を持って事前に撤去しているのだ。
そうした状況の中、 いま日本で、「余った食品」を有効的に活用していこうという動きが出てきている。例えば、コンビニ業界の大手ローソンは、横浜市のある店舗で消費期限間近の惣菜や弁当などを、近くの食堂に提供することを始めたのだ。 
 一方、「フードバンク」という試みも日本で始まった。ラベルの貼り間違えや容器に傷があるものなど、店頭に商品として出せないものを譲り受け、それを児童養護施設などになどに配給するという仕組みだ。そうした商品も以前は廃棄されていた食品である。
 番組では、捨てられるはずだった食品を有効的に活用しようという様々な試みをリポートする。 
児童養護施設 録画
2007/2/8 NHK クローズアップ現代「性的虐待〜子どもをどう救うか〜        
2007/1/19   親子の絆をもう一度〜児童養護施設1年半のかっとう〜   児童養護施設「清心慈愛園」 児童養護施設 録画
2006/12/10 NHK こころの時代
虐待を超える力
    虐待 録画
2006/12/9 NHK 日本のこれから
“ネット社会”の安全どう守りますか?
  施設内虐待を許さない会の代表が出演。 児童養護施設,虐待 録画
2006/10/22 NHK NHKスペシャル「赤ちゃん 成長の不思議な道のり」 48分  「私たちの一生で、もっとも脳の潜在能力が高いのは、いつの頃か?」―――この問いに最新科学が明らかにした答えは驚くべきものだ。じつは生後8か月頃から1歳前後だというのだ。脳のなかで神経細胞同士の情報伝達を担うシナプスはその時期ピークに達したのち、早くも減少に転じてしまうのである。生まれた直後の赤ちゃんの知覚能力がきわめて高いこともはっきりしてきた。たとえば、赤ちゃんは世界中の言語の微妙な発音の違いも区別できる。つまり私たちは、いったんできたことが成長とともにできなくなるという不思議な道のりをたどっているのである。いったい、なぜそんな遠回りと思える道のりがあるのか?
そこには、人間らしい能力を獲得・発達させるための秘密が隠されている。赤ちゃんの最新研究からは、自分の環境に最も適した能力を選びとっていく姿が浮かび上がってきた。番組では、赤ちゃんの1年にわたる成長を実際に追い、最新の測定技術を駆使して画像化した赤ちゃんの不思議な成長のプロセスを探る。 
乳児院 録画
2006/10/8 NHK ニュース東京養育家庭の会街頭ティッシュ配り 1分     録画
2006/9/3 NHK サンデースポーツ
ゆっくり強くなれ!児童養護施設の子どもたち
12分   児童養護施設 録画
2006/8/15 日本テレビ 2千人の孤児の母 澤田美喜物語 〜母たるは地獄のごとく〜 94分  終戦後、進駐してきたアメリカ兵との間に生まれたが故に、捨てられ、殺された混血の子供たち。戦争で焼け野原となった日本で、そんな哀れな子供たちを何とか救おうと奮闘した1人の女性がいた。澤田美喜、旧三菱財閥の三代目当主の娘である。当時は、旧財閥の娘とはいえ資金調達は厳しく、美喜は私財を投じ、寄付を仰いで金を集めた。
 美喜にとって、資金の調達以上に厳しかったのは、周囲の視線であった。日本人からは、令嬢の道楽とか、売春婦の産んだ子どもを育てていると中傷され、進駐軍関係者からは、アメリカの誇りを汚していると妨害を受ける。しかし、美喜は、様々な困難に立ち向かい、可愛い子供たちのために必死で頑張るのである。
 美喜が設立した『エリザベス・サンダース・ホーム』から巣立った混血児たちは、2000人以上。混血の子供たちに、夢や希望を与え、人間としての誇りを教えた美喜は、昭和55年の5月に天国へと旅立った。
 この作品は、戦後の荒廃した時代の中、愛と自己犠牲の精神で、見捨てられた混血児の救済に自分の半生を捧げた1人の勇気ある女性の物語である。
児童養護施設 録画
2006/5/26 TBS イブニング5特集 「虐待を受ける子供達 
里親制度の実態に迫る」 
14分  家庭内で虐待を受ける児童が急増している。厚生労働省は先日、「要保護児童」が3年連続で増加と発表。こうした中、民間で初めて一時保護施設を設立したNPOが誕生。
 里親制度とは何か、里子が家族になるための道のりを取材した。
里親,虐待 録画
2006/3/17 NHK 特報首都圏
また来てねデボさん 児童養護施設と写真家の記録
    児童養護施設  
2006/3/3 フジテレビ 金曜エンターテイメント
ドラマ「生きていてもいい?〜ひまわりの咲く家〜」
92分  2003年11月に金曜エンタテイメントで放送され大好評だった『ぶどうの木』の第二弾企画。里親制度を世の中に広く伝え、社会的意義の高さを評価されたヒューマンドラマの前作は里親目線で描かれました。3月3日(金)21時よりお送りする、金曜エンタテイメント『生きててもいい…?〜ひまわりの咲く家〜』は里子目線で描きます。  前作は、子供の出来ない夫婦(松下由樹・仲村トオル)が、里親制度を知り、里子を引き取り、数々の試練を乗り越えて一人前の里親になるまでのストーリー。子供の出来ない大人が里子との親子愛を育んでいくというエピソードでした。 今回は、親が居ない子供(広末涼子)が、里親制度の中で、里親をどのように見て、どう感じ成長していくか、里子目線で描いていきます。 里親 録画
2006/2/26 フジテレビ ザ・ノンフィクション
母さんの愛を聞かせて!
45分  『生きててもいい…?〜ひまわりの咲く家〜』の著者が児童養護施設、里親家庭、児童養護施設と転々と生活の場が変わっていた子ども時代のドキュメンタリ。 里親 録画
2006/2/18 静岡あさひテレビ  明日へのストローク〜ハンディと気付かず生きてきた〜     里親,障害 録画
2005/8/26 関西テレビ 第14回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『くらやみにまけないで―虐待の記憶との闘い―』
  急増して止まらない児童虐待。
 岸和田のケースでは子どもを監禁、殺人未遂の事態に至って、警察が介入し、最終局面で命は救えたが、警察庁によるといまも3日に1人の子どもが親による虐待と推察される死を迎えているという。子どものSOSは見えにくく、警察や児童相談所もなかなか手がまわらない。警察は立件の壁、児童相談所には親権の壁が立ちはだかる。
 一方、虐待されて育った人たちはどんな幼年期や思春期を過ごし、その後、どんなトラウマを抱えるのだろうか?
 自身が母親から虐待され育ち、自身の子どもを虐待した経験者をもつ33歳の母親が、同じ痛みを持つ虐待体験者やDV被害者らとネットワークをつくり、被害者救済の活動や法律の改正を求め始めた。8月25日(木)放送の第14回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『くらやみにまけないで―虐待の記憶との闘い―』(関西テレビ制作)<2:35〜3:30放送>では、この女性の家庭に密着。メディアに虐待の後遺症の実情を訴えたいと、家族全員の顔出しを決意。虐待の記憶が色濃く残る子育ての苦労や友人たちの虐待の事例を紹介する。児童相談所の現体制の問題点、日本の支援体制のあり方を問いかける。
児童虐待,児童相談所  
2005/6/11 NHK 地球街角アングル
週末は里親に フランス・パリ
  離婚などで家族の形が多様化する中で、NPO(民間非営利団体)の「パラン・パラ・ミル」は独自の里親活動を続け、注目を集めている。ボランティアの里親が、週末など時間の空いているときに親代わりをつとめ、子どもたちを支えるシステムだ。子どもの置かれている環境も、そして里親となる人の境遇もさまざま。里親と里子の交流を描きながら、子どもたちのために奮闘する「パラン・パラ・ミル」の活動を追う。 里親  
2005/5/23   テレメンタリー2005「自立へのストローク」〜手足に障害があろうとも〜 24分     録画
2005/5/19 日本テレビ ザ情報ツウ「里親家族の実態とは」 19分   里親 録画
2004/8/11 フジテレビ FNSドキュメンタリー
「家族の絆を求めて
〜ある里親一家・愛と葛藤の6年間〜
47分 現在、親と一緒に暮らせない子供の数は全国でおよそ3万6千人。
“家族を失った子供に家庭を”という意識の高まりから“里親”の存在が見直されてきている。
これは、6年前に身重の中学2年生の少女を引き取った里親と、里親に見守られながら母として成長していく“彼女”の記録である。
里親 録画
2004/2/16 NHK BS世界のドキュメンタリ―いのちの家「スーザンと9人の子どもたち」   両足のない子、両手のない子、ひどいやけどを負った子・・・。いずれも、幼い頃、その障害のために親が養育を放棄した子どもたちだ。スーザンはそんな恵まれない子どもたちを迎え入れ、自分の子どもとして育てている。ジョーは、一番のトラブルメーカー。学習障害があり、先天性の重い病気「嚢胞性線維症{のうほうせい せんいしょう}」をわずらっている。そのために、いつもイライラを抑えられずに、周りに悪態をつき、トラブルが絶えない。
8歳の少女フェイスは幼いころ、親が家に放火。全身に大やけどを負い、右手や鼻、耳などを失ってしまった。その外観から、いじめにあいながらも、常に前向きな人生を歩もうとしている。ジョーとフェイスの間にはケンカが絶えない。
子どもたちは計り知れないほど大きな苦悩をスーザンに直接ぶつける。彼女に悪態をつきながら、彼女の愛に包まれながら、子ども達は成長してゆく。
里親,障害児 録画
2004/2/13 NHK 真剣10代しゃべり場
親って必要ですか?
  提案者は柏井裕也。物心ついた頃から養護施設で育った柏井は、高校中退後上京し、運送会社で働きながら1人暮らしをしている。親がいないと言うと同情されるが、柏井にはその理由が分からない。自分は親がいなくても一人前に働いて自活しているのに、親のいる子たちと一体何が違うのか。柏井の問いかけに対して、メンバーそれぞれにとっての親の存在する意味が明らかになっていく。ゲスト:森達也(ドキュメンタリー作家) 児童養護施設  
2004/2/8 NHK NHKスペシャル再放送
◆「こども 輝けいのち 第1集
父ちゃん母ちゃん、生きるんや 〜大阪・西成こどもの里〜」
   「こどもの里」の誕生は1980年。「守護の天使の姉妹修道会」が母体となって遊び場がない子どもたちのために学童保育を始める。乳幼児も障害児も外国籍の子どもたちも必要とする子は誰でも利用できるのが基本方針。児童館としての側面の他に、問題を抱える子どもたちや保護者たちが緊急避難して一定期間生活できる場も提供してきた。
 20年間の活動の実績により、2000年12月には里親の認定を受け、大阪市中央児童相談所に一時保護された子どもたちを里子として引き受けるなど活動の幅を広げている。
 尚、1999年より「宗教法人カトリック大阪大司教区」が母体となって運営。
 大阪市の「子どもの家事業」の認定を受け、補助金を受給している。
里親  
2003/11/7 フジテレビ 金曜エンタテイメント
ぶどうの木〜里親と子供たちの愛の物語〜
94分  東京都内に住む家族、片桐響子(松下由樹)と直之(仲村トオル)、17歳の息子・陽介(山下智久)、中学生の娘・幸(末永遥)。一見、ごく普通の家族に見えるのだが、陽介の名字は新藤、幸の名字は永井である。しかも陽介は現在は片桐家では生活しておらず、養護施設暮らしである。14年前。子供に恵まれないと知った片桐夫妻は、その事実にショックを受けながらも、里親制度というものを知った。そして悩んだ挙句、里親として名乗りを挙げ、ついに一人の男の子を家に迎えることに。未婚で彼を産んだ母親が病弱だったため、2歳で養護施設に預けられ、父親が誰かも分からない、母親の顔も知らないといった子供である。親としての経験のない片桐夫妻は一生懸命に育てようと努力をするが、施設で育った不安が根底から抜けない陽介は、なかなか家庭にも環境にも馴染むことができない。だが響子と直之が精一杯愛を注ぐことによって、徐々に陽介は打ち解けていく。
 そして3年後、二人目の子供、幸を妹として迎えることに。幸は、生まれてすぐに母親に死なれ、たった一人の家族である父親に虐待を受けながら育った子供である。よって最初は大人の男である直之を怖がり、なかなか懐かないのだった。だが、直之と響子の深い愛情が通じていき、4人家族の絆が深まっていく。その一方、陽介が小学校に入学してから、社会の無理解と差別という壁にぶち当たり、夫婦も陽介自身も苦しんでいく。
 そんな中、夫妻は陽介に絵本を読んで聞かせる。「わたしはまことのぶどうの木、あなたがたはその枝である」この意味を父・直之は、「このぶどうの木の先の枝に繋がっている枝は、いつまでも一緒なんだよ。この枝は陽介、この枝は幸、これがお母さんで、これがお父さん」と説明し、「いつまでも一緒だよ」という約束を交わすのだった。だが、陽介の精神状態は安定することなく、ますます夫婦は戸惑いを覚えていき……。物語は、陽介が17歳・幸が15歳の現在の問題が進行しつつ、現在に至るまでの過去も描かれていく。思春期を迎えた陽介と幸との葛藤を、片桐夫妻は乗り越えることができるのか? 里親と里子というむずかしい関係にとっての、幸せのゴールは一体何なのか?
里親 録画
2003/8/25
から連続5回
NHK 愛の家〜泣き虫サトと7人の子〜    全国には552の児童養護施設がある。子供の数は減少しているのに、児童養護施設への入所者数はこの数年増加の一途をたどっている。そして、そのほとんどは親がいるのに様々な事情で、親と暮らせない子供たちである。
 そんな中、一軒の家で、少人数の子供と職員が一緒に生活する「グループホーム」が、施設の新しい形態として注目されている。家族と暮らせない子供にとって、家庭の味や密接な人間関係が必要だからだ。
 このドラマは「グループホーム」を舞台に、泣き虫保育士と7人の子供たちの「本当でない家族」が生活し、いつしか、お互いをかけがえのない存在と認め合う姿を描くヒューマンホームドラマである。
児童養護施設,グループホーム  
2003/5/30 テレビ朝日 親の目子の目「がんばれ!たこやき4兄弟〜子を育て家族をはぐくむ〜」 14分  愛知県豊田市の中山さん一家が紹介されます。4人の子どもの生みの親は違っても、中山夫妻と養子縁組した絆親子だと胸を張っている小6年、4年、1年、幼児さんたちです。  里親,養子縁組 録画
2003/5/2 フジテレビ 金曜エンタテイメント
もう泣かない!〜大村子供の家・児童養護施設の465日〜
93分  日本全国に551ヶ所ある児童養護施設。その中のひとつ、『大村子供の家』で子供たちとそれを見守る先生たちが日々葛藤しながらも互いに逃げることなく向き合う姿に密着した465日間。
☆小学5年生、微妙な年頃の少年の不安と喜び
 2002年の春、小学5年の子供が新たに『大村子供の家』の新メンバーとして加わった。母親の元を事情があって離れ、誰も知る人のいないこの家でうまくやっていけるのか。
☆4月・新米先生がやってきた!
 2002年4月、新米先生の女性2人がやってきた! 中村佐和子先生と榎和代先生は大学を出たばかりの22歳。いきなり80人の子供を育てる母親にならなければならないものの、すべてが初めての経験でとまどうばかり。
☆2002年夏、高校生弁論大会、全国大会に出場!
 『大村子供の家』の生活について包み隠さず話をしよう、世の中にもっと児童養護施設のことを知ってもらおう、と高校生になったひとりの少女が弁論大会に出場、ついに、全国大会にまで進むことができた。
☆2002年涙の大晦日、そしてお正月
 年末年始、それは、子供たちの明暗を分ける時。迎えに来る親もいれば、なかなか事情があって迎えに来られない親たちもいる。日頃は明るく元気なこどもたちもさすがに涙にくれている。『大村子供の家』に残る子供たちを悲しませまいと、何人かの先生たちは自分の家に子供たちを連れて行く。
児童養護施設 録画
2003/3/30 フジテレビ ザ・ノンフィクション
親子の絆を求めて〜里子たちの葛藤と自立〜
    里親  
2003/3/26 NHK ニューヨーカーズ <終>
私たちが作る家族 〜デボラ・ワッサー〜
  今アメリカで家族の形が大きく変わろうとしています。独身の女性や男性が子供を持つ。あるいは同性同士のカップルが子育てをするなど、伝統的な社会にはなかった家族の形が増えています。それを可能にしているのは整った養子縁組のシステムと、人工授精などの高度な医療技術です。アメリカの大都市、特にニューヨークでは当たり前のようになった新しい家族の形と、それを戸惑いながら受け入れる地域社会の姿を映し出します。 養子縁組,国際養子  
2003/3/6 テレビ東京 レディス4 特集
里親18年 10人の我が子との感動的な出会い
34分  虐待、離婚、失業などの理由で親と一緒に暮らせない子どもが、日本全国に3万8千人もいることを、ご存知ですか?
 子どもに恵まれず、里親になり、今までに10人の子どもを育てたのが、坂本洋子さん。18年間の里親生活を綴った著書『ぶどうの木』は、大きな感動と反響を呼んでいます。 その坂本洋子さんが、3月6日(木)16:00〜テレビ東京系「レディス4」に生出演します。現在も6人のお子さんと暮らす、にぎやかな坂本家の日常も紹介。坂本さんの語る「真の親子の絆」とは?
里親 録画
2003/2/12 NHK クローズアップ現代「赤ちゃんが笑わない」 24分      
2003/1/24 フジテレビ 特ダネ!特捜部
自ら動き始めた里親たち
10分 東京都の里親さんと、石原都知事が出演されます。 里親 録画
2002/10/24 NHK にんげんゆうゆう
シリーズ「虐待を受けた子どもを支える」児童養護施設の取り組み
27分  10月、日本で初めて「専門里親制度」が実施されます。被虐待児に関する研修を行い、自立や家庭復帰までの支援を専門に行う里親を、100人養成するというものです。
 現在、1年間に寄せられる児童虐待の相談件数は、18000件にも上ります。この10年で15倍になり、水面下にはその数倍もの数が潜んでいるといわれています。虐待を受けた子どもの、心身の傷からの回復と自立への支援は、緊急の課題となっていますが、乳児院、児童養護施設の数は少なく、里親や専門家の数も不足しています。今後も増え続ける被虐待児を、社会はどうケアし、新たな人生の手助けをしていけるのでしょうか。
 番組では、新制度の発足にあわせて、アメリカから招かれた専門里親のノウハウを紹介するとともに、被虐待児のケアをめぐる日本の課題と、進むべき方向について考えます
児童養護施設,虐待 録画
2002/10/23 NHK にんげんゆうゆう
シリーズ「虐待を受けた子どもを支える」始まる専門里親制度
28分 里親,虐待 録画
2002/10/22 NHK にんげんゆうゆう
シリーズ「虐待を受けた子どもを支える」3000人を育てた母に学ぶ(2)
28分 里親,虐待 録画
2002/10/21 NHK にんげんゆうゆう
シリーズ「虐待を受けた子どもを支える」3000人を育てた母に学ぶ(1)
28分 里親,虐待 録画
2002/10/12 NHK NHKスペシャル ウチらの子どもは60人〜里親夫婦の子育て人生〜   大阪市東淀川区で町工場を営む永井利夫さん(68歳)、サヨコさん(58歳)夫婦には、実は60人の子どもがいる。涙もろく子どもに甘い父と、曲がったことが嫌いな世話焼きの母。永井さん夫婦は、親の病気や離婚、家出、虐待などの事情で、家庭で暮らすことのできない子どもを預かる「養育里親」だ。短い子どもで1週間、長い子どもになると10年近く育てることもある。永井さん夫婦の子育ては、決して特別なものではない。大切にしているのは、家族みんなで食卓を囲むこと、どんなに忙しくても見送りを欠かさないこと。今年もふたりには、いくつもの出会いと別れがあった。永井さん夫婦と子どもたちの半年間を追い、「家族」の絆を見つめる。 里親  
2002/7/28 日本テレビ   NNNドキュメント
「太っ腹母さんと子どもたち
〜 もっと里親になって 〜」
   幼稚園から小学3年までの5人の子供を育てる坂本さん夫婦。
 子供たちとの間に血のつながりはない。実の親から育児放棄や虐待を受け、児童養護施設に保護された子供を16年前から預かってきた。「里親」だ。都内の里親は約200世帯。 様々な理由で保護を必要とする子供が増える中、里親の数は年々減少している。傷ついた子供の心に向き合うある里親の姿を追う。 
里親 録画
2002/6/13   にんげんゆうゆうシリーズ親になる私4「縁あって親子〜里親・養子制度〜」 29分      
2002/6/12   にんげんゆうゆうシリーズ親になる私3「障害のある母として」 29分      
2002/6/11   にんげんゆうゆうシリーズ親になる私1「シングルファザーの挑戦」 29分      
2002/6/10   にんげんゆうゆうシリーズ親になる私1「シングルファザーの挑戦」 29分      
2001/11/24 NHK ウィークエンドスペシャル
インターネットで家族が生まれる
  米国の養子縁組は年に12万件(推定)。簡便さが人気を呼び、1994年以降は、インターネットで養子縁組をする例が急増している。 番組では、ネット養子縁組を通じて家族を作ろうと試みる夫妻に密着し、その奮闘ぶりをドキュメントする。  養子縁組,国際養子 録画
2001/6/1 NHK 特報首都圏
児童虐待 子どもをどう癒すか
  虐待を受けた子どもたちの心を癒す取り組みが始まっている。児童養護施設では、親から話しかけられた経験の少ない子どもに、絵本などを使って言葉を教えている。東京都では、子どもたちをどのように保護し、ケアをしていくのか、急増する児童虐待に対応するための会議を続けている。
温かい家庭生活を体験してもらおうと、里親のもとで育ててもらう取り組みも始まっている。親から虐待を受けた子どもの心には、深い傷が残っている。里親たちは家族の一員として、時間をかけながら不安を取り除こうとしている。虐待を受けた子どもたちの心をどう癒していくのか。番組では、施設や里親の取り組みを取材した。
里親,児童養護施設,虐待 録画
2001/5/19 NHK 列島スペシャル
ひとつ屋根の下で 〜児童養護施設”家族”めざす日々〜
  最近、児童養護施設には、肉親の親の暴力を避けて入所した子どもたちが増えている。金沢ホームでは、心を閉ざしたこうした子どもたちを、救い育てる一つの試みとして、施設の職員が親代わりとなり、数人の男女の子どもたちを兄弟姉妹として、一緒に生活し面倒をみている。この番組は、子どもたちが次第に心を開き、明るい家族を築いていく記録である。  児童養護施設,虐待  
2001/4/20 TBSテレビ TBS「ニュースの森」
シリーズ ゆらぐ絆「大人は信じられない」
7分 児童養護施設「生長の家神の国寮」における児童虐待 児童養護施設,虐待 録画
2001/4/19 MXTV 健康家族「養育家庭」     養育家庭,里親 録画
2001/4/12 MXTV 健康家族「二葉乳児院」     乳児院 録画
2001/3/20 NHK ホリデーにっぽん
“家族”になりたい 〜児童虐待 心の傷をいやす〜
34分 幼いころ虐待を受け、3歳のときから福島県の児童養護施設で生活してきた少女がこの春、社会に旅立つ。家族とは何か、親とは何か、普通の暮ら しと家族の愛を求めて真剣に生きようとする18歳の少女の姿を追う。 福島県堀川愛生園金沢ホーム 児童養護施設,虐待 録画
2000/10/11 岡山放送 第9回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『日本最初のドキュメンタリー 〜石井十次・愛の記録〜』
   岡山を舞台に、その生涯を孤児の救済に捧げた石井十次(いしい・じゅうじ=1865〜1914)。この明治時代を代表する社会福祉事業家が、孤児たちの生活ぶりを映像(フィルム)で記録し、孤児院に寄付を募るための宣伝に使う、という実に“先駆的”な活動もしていたことはあまり知られていない。
 10月18日放送の第9回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『日本最初のドキュメンタリー 〜石井十次・愛の記録〜』(制作 岡山放送)は、この石井十次にスポットを当てた。
「福祉という言葉もない時代に孤児院を作り、孤児の救済に一生を捧げた十次。彼が撮影した映像を手がかりに、その功績を20世紀の終わりに再検証してみました。現代は、自由競争のもと弱者が切り捨てられる“心の渇望の時代”です。だからこそ、彼の生き様はきっと現代人の心を打つに違いない、と思いました」と岡山放送の太田和樹ディレクターは語る。 
児童養護施設,石井十次  
2000/10/13 NHK ニューヨーカーズ
母のいない風景 〜ジョウ・ソル〜
  子供を生むことそして育てること。生むと育てるはあたかもセットのように扱われがち。しかし必ずしもそうとは限らない。アメリカ国内では、およそ5分に1件の割合で養子縁組みが成立している。養子縁組みは子供を生んでも育てられない親たちや行き場を失った子どもたちの救済策としてアメリカ社会に定着している。しかし養子縁組みさえすれば問題は解決かと言えばそう単純ではなく、養子縁組みで生ずる心の問題に取り組むサイコセラピストに焦点をあてる。  養子縁組,国際養子  
2000/8/27 NHK アメリカで手に入れたものは
ポーランド孤児の養子縁組
49分 ポーランドからアメリカに養子縁組みした子どものドキュメント。番組の最後にひと組の養子縁組の失敗を示唆するコメントがある。 里親・養子縁組,愛着障害 録画
2000/5/28 NHK NHKスペシャル 世紀を越えて
いのち・生老病死の未来 第4集トラウマ・心の傷
48分  21世紀に向けて、「いのち」を考察していくシリーズの4回目。人が強い恐怖にさらされた時に受ける心の傷・トラウマ。最新の研究結果によって、トラウマが人々の精神や身体に、想像以上に深刻な後遺症を残すことが明らかになってきた。トラウマはどのようにして心の病を引き起こすのか? 科学による解明が始まったトラウマに迫る。  虐待,トラウマ 録画
2000/5/20 日本テレビ 報道特捜プロジェクト
「赤ちゃん虐待」
22分 乳児院の実態を報道。日本で初めて「愛着障害」を報道した。ヘネシー澄子氏、弥満田氏出演 乳児院,愛着障害 録画
2000/5/9 NHK クロ―ズアップ現代「恩寵園」 25分  千葉県の児童養護施設で体罰や虐待が行われてきたことが問題になっている。子どもたちが暮らす施設から虐待はなくせないのか。児童養護施設の実態に迫る。
児童養護施設,虐待 録画
2000/2/13 日本テレビ NNNドキュメント00 『虐げられた子供たち」
〜児童養護施設の闇〜
26分  児童養護施設「恩寵園」の児童虐待
 両親から虐待を受けたり、育児放棄された子供たち、その子供たちをかばうはずの施設で繰り返される恐るべき虐待の数々。子供たちは、一体誰を信じればいいのか。
 ある少女に密着し、閉ざされた施設での想像を絶する虐待と行政の見てみぬ振りを告発する。 
児童養護施設,虐待 録画
2000/1/23 日本テレビ 特命リサーチ200X
子供達に一体何が起こったのか? 
44分  1989年、ルーマニアではチャウシェスク大統領の独裁政権が崩壊した。人口倍増計画が推し進められていたため、深刻な食料不足に陥り、捨て子の数が約10万人と急増。約5000人の孤児が養子縁組されて、ヨーロッパやアメリカへ渡っていった。しかし、60%もの孤児達に行動障害や知能低下、歩行障害などが起きていたのだ!
 2年間を孤児院で過ごしたサラ・ローマイン(7歳)は、言語障害を持ち5歳までオムツがとれなかった。彼女の脳活性状態を調査した結果、言語を司る側頭葉の活性が非常に低いことが分かった。孤児院では哺乳瓶に入ったスープだけしか与えられず、放置されたままの状態で、極度のストレス状態だったのだ。ストレスが長時間続くとコルチゾールの分泌が増加、脳内の神経細胞をつなぐシナプスの間に侵入し、神経細胞の周囲に存在する大量のカルシウムが神経細胞内に入りやすくなる。すると、神経細胞は興奮して死滅してしまう。
 また、孤児院では、交感神経の働きを盛んにし、脳や体に成長を促すスキンシップもなかった。生後2〜3年間の成育環境は、一生を左右するという。その時期に知的刺激がなかったため、脳が成長することができなくなっていたのである。オハイオ愛着&絆センターのグレッグ・ケック博士は、「発達障害を完全に克服することは難しいが、全く道が閉ざされているわけではない。」と説明している。現在、サラはカウンセリングを中心とした治療を行っており、少しずつだが着実にその能力を上げている。
乳児院,児童養護施設,孤児,発達障害,虐待・養子縁組 録画
2000/1/22 日本テレビ 日本テレビ報道特捜プロジェクト
児童養護施設「恩寵園」 第3回
22分 児童養護施設「恩寵園」の児童虐待 児童養護施設,虐待 録画
1999/12/18 日本テレビ 日本テレビ報道特捜プロジェクト
児童養護施設「恩寵園」 第2回
23分 児童養護施設「恩寵園」の児童虐待 児童養護施設,虐待 録画
1999/11/12 NHK NHKスペシャル
子どもをどう救うのか〜児童虐待・苦悩する対策の現場〜
49分   虐待 録画
1999/9/23 NHK ETV特集
”ねむの木村”ができた女優宮城まり子 32年目の新たな挑戦
  32年前、宮城まり子は静岡県浜岡町に養護施設「ねむの木学園」を設立した。学園の障害児が20歳以上になった。より広い敷地と施設が必要になって、掛川市に施設移転を計画して、ようやく完成して移転した。番組では5年間にわたる長期取材で記録した学園における教育実践のもようにに、新しく開村した「ねむの木村」の映像を交えて、宮城まり子の32年目の新たな挑戦を描く。  児童養護施設  
1999/9/18 日本テレビ 日本テレビ報道特捜プロジェクト
児童養護施設「恩寵園」 第1回
20分 児童養護施設「鎌倉保育園」と「恩寵園」の児童虐待 児童養護施設,虐待 録画
1997/11/15 NHK 列島スペシャル
虐待 心の傷を乗り越える子どもたち
  愛知県東海市の養護施設・暁学園は、虐待によって親と暮らせなくなつた子供を受け入れ、心のケアを行っている。番組では、学園でのひと夏を取材、子供たちの虐待による心の傷を浮き彫りにし、日々の生活を追う。  児童養護施設,虐待  
1997/9/25 NHK ETV特集
ヒューマンドキュメントシリーズ虐待・心の傷を見つめて〜暁学園・子どもたちの記録〜
  愛知県東海市の養護施設・暁学園は、虐待によって親と暮らせなくなった子どもを積極的に受け入れ、その子のケアも行っている全国でも稀な施設である。暁学園のひと夏を取材し、成長する子どもたちの姿を通して、虐待による心の傷を浮き彫りにし、それを乗り越えるために何が必要なのかを考える。
児童養護施設,虐待  
1997/6/10   家族の愛が見えますか〜消息不明の父を待つ幼い姉弟〜 47分 児童養護施設「大村子供の家」 児童養護施設 録画
1996/10/31   共に生きる明日 お母さん、もう殴らないで児童虐待防止への模索 」 30分      
1996年   1996 ドキュメント特集東京'96「里親 出会いを待つ子どもたち」 17分   里親,児童養護施設 録画
1995/7/27 NHK あすの福祉
福祉ジャーナル変わる養護施設
    児童養護施設  
1994/8/29 NHK 列島リレードキュメント
さっちゃんの帰省〜福岡県北九州市〜
  この春、北九州市の高校を卒業して山口県の半導体メーカーに就職した上田幸子さんは、お盆に合わせて1週間の休暇を取り帰省した。帰省先は、北九州市の養護施設。高校卒業までの15年間をこの施設で過ごした上田さんの社会人になって初めての夏休みを追う。  児童養護施設  
1994/6/16 NHK 列島リレードキュメント
ある赤ちゃんの養子縁組〜東京・川崎ほか〜
  東京・新宿区の「環(わ)の会」代表の横田和子さんは、子供を育てることの出来ない事情にある親に代わって、養親を探す仕事をしている。
 番組では、「環(わ)の会」の活動と養子縁組までの横田さんの努力を伝える。 
養子縁組  
1993/10/28 NHK あすの福祉
子どもたちに里親のぬくもりを住宅改善ボランティア − 福祉ジャーナル −
    里親  
1993/7/8 NHK ワールドウォッチング
里親制度
    里親  
1992/1219 NHK 幸ちゃんは2歳、たった一人で海を渡った 46分 平成3年度 文化庁「芸術作品賞」受賞作品。
この作品は、乳児ホームから、たった2歳でアメリカに渡った幼児の入園出国までの2年間と保母さんたちの幼児(幸子ちゃん)への思い、そしてアメリカで暮らす国際養子の先輩たちの姿を追った作品。
里親,海外養子縁組
1992/1/31 NHK NHKミッドナイトジャーナル
ホットジャーナル(特集) そらちゃんはアメリカへ国際養子縁組の記録
  生まれて間もない赤ちゃんが、アメリカへ渡る国際養子のリポート。赤ちゃんは、なぜ、海外へ出されるのか、わが子を手放す母親の事情と苦悩。ある母子の5か月を追いながら、今までに94件の国際養子縁組を手がけた産婦人科医・中島洋さんに話をきく。

養子縁組,国際養子  
1990/1/6 NHK スタジオドキュメント あなたならどうする 里親里子泣き笑い 27分   里親
1989/10/27 NHK あすの福祉
動き出した新里親制度
    里親  
1986/11/28 NHK 人間いきいき
家族のぬくもりを伝えたい 養護施設アットホーム作戦
       
1985/5/3 NHK あすの福祉
32000人のこどもたち 全国養護施設実態調査から
    児童養護施設  
1983/11/12  関西テレビ ドキュメンタリー親子むすび 62分 昭和51年度(第31回)芸術祭 優秀賞受賞  養子縁組,里親,乳児委託
1983/4/30 NHK 土曜リポート
レフチェンコ単独インタビュー 離婚孤児
  レフチェンコ単独インタビュー ソ連(インサート編集済み素材あり その1)
 諜報機関KGBの協力者として日本の政財界、マスコミ関係者ら26人の名前を挙げたレフチェンコ元少佐とサンフランシスコで単独インタビュー。在日当時のスパイ活動を聞く。
離婚孤児(インサート編集済み素材あり その2)
 全国の養護施設の子ども3万人のうち、1万人は離婚孤児。急激に増える離婚、それによる孤児の姿を埼玉県子供の町に取材。子どもたちの声を通して離婚の実態をさぐる。
児童養護施設  
1981/1/12 NHK 旅立とういま〜こずえさん20歳の青春〜   サリドマイドの悲劇からすでに20余年、両腕をうばわれた吉森こずえさんはいまひとりの女性として社会に巣立つ。昭和55年秋の欧州旅行まで吉森さんを見つめ続けた映像素材をもとに、一女性の不屈の青春をたたえる。  薬害,障害
1980/11/15 NHK ルポルタージュにっぽん
太平洋ベビー 海を渡る養子縁組
  女子中学生や高校性たちが産んだ赤ちゃんをハワイなど日本人に養子縁組する太平洋ベビー。5年前、広島市に設立されたベビー救済協会の活動を紹介するとともに、子どもの権利を放棄しながら親権回復訴訟を起こした事例を追い、現代の親権とは何かをさぐる。 養子縁組,国際養子  
1974/1/25 NHK 特集ドキュメンタリー
ホー・ティ・キュー 〜ベトナム戦争と少女〜
  昭和43年秋、アオザイを着た南ベトナムの戦争孤児ホー・ティ・キューは、里親泉龍寺住職石川周覚氏の出迎えを受け羽田に着いた。彼女は日本 語を習得、中学に進み、東北の暮しにも馳れて、美しい16歳の少女に 成長した。 1973年ABU賞受賞作品 里親  
1969/1/18 NHK ある人生
六百人の母
  東京の下町では、45年間孤児たちを育てて来た板橋区の養護施設
まつば園の園長涌井まつさん(75)の施設に生きぬく姿を描く。
児童養護施設  
1965/6/20 NHK ある人生
晩春に悔いなし
  幸うすい子らのために27年もケースワーカーを勤めている金城芳子さん(63歳)の生活を描く。金城さんは沖縄出身で、京都中央児童相談所に勤め、里子、里親の相談、精薄児の世話などに活躍中。  里親  
1957/11/17 NHK 日本の素顔
養護施設の子供たち
  東京杉並区上高井戸の社会福祉法人「東京家庭学校」での学令児の生活と登校。それに世田谷にある学令前の幼児を収容している「赤十字子供の家」を訪ね、すこやかに育つ子どもたちと保母さんの心あたたまる交流を描く。  児童養護施設  
             
2010/3/1 Youtube 里親普及啓発ドラマ
「私たちは里親になりたい。」 
   さまざまな事情によって親とともに暮らすことのできない子どもたちを、家庭的な環境で養育する「里親制度」は児童福祉を支える重要な制度のひとつです。香川県は、里親と子どもの出会いから自立までを分かりやすくドラマ化しました。4部構成でストーリーテラーとして落語家の桂 こけ枝さんが登場して、里親制度に関する情報を楽しく説明します。
第1話「里親になりたい」
第2話「子どもとの出会い」
第3話「子育て奮闘記」(前半)・(後半)
第4話「家族記念日」
里親 録画
  DVD 養育家庭制度広報ビデオ
扉を開いて…
  東京都の養育家庭広報ビデオ 里親,広報
  DVD 埼玉県里親会創立40周年記念事業
子守歌が聞きたかった
  埼玉県里親会が作成した里親制度広報ビデオ 里親,広報
2008発売 DVD 風とどまる−自立援助ホーム「憩いの家」40年の歩み−    「憩いの家」、それは「子どもたちの、未来のため」の運動だ。
「自立援助ホーム」の存在が、全ての人の心の中にとどまリ続けることを私たちは願っている。
 第1章 憩いの家前夜 〜1967年
 第2章 出発!三宿「憩いの家」開設
 第3章 活動の広がり
 第4章 憩いの家スタッフ1970年代〜1995年
 終章  現在(2008年)憩いの家、暮らしの家
 「憩いの家」は「自立援助ホーム」と呼ばれる施設だ。行き場のない16歳から20歳ぐらいまでの子どもたちが、5・6人で暮らしている。世田谷区に3軒ある。子どもたちは、大人と暮らしながら、この家から仕事に出かけ、貯金をし、自立への準備をする。子どもたちと大人の関係は一生続く。
 これまで500人をこえる子どもたちと関わってきた。その中には虐待を受けてきた子どもたちも数多かった。虐待に向かい合うことの大切さに気づいた前施設長広岡知彦は「子どもの虐待防止センター」創立に尽力し、代表に就任した。「憩いの家」は、虐待に苦しんできた子どもたちの「やすらぎの場」ともなっている。
 日本における「自立援助ホーム」のさきがけである「憩いの家」。その「憩いの家」は、なぜ、どのようにしてつくられたのか?公の認知も公の援助も全くないところから、その活動は始まった。その40年にわたる歴史が、貴重な映像資料やインタビューによる証言で、今初めて明らかにされる。

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映画「風とどまる」制作委員会 / 〒156−0045 東京都世田谷区桜上水1−27−11青少年と共に歩む会 / TEL/FAX:03−3304−4702 
メール:ikoi_Since1967@kif.biglobe.ne.jp / 販売価格 2,800円
自立援助ホーム 購入
  書籍 かけがえのないあなたへ…
長谷場夏雄と青少年福祉センターの50年
   五十年前、行き場のない戦災孤児がいた。その子ども達のために四畳半のアパートを借りたことからすべては始まった。本当の意味での高齢児童福祉の夜明けとなった。
 長谷場夏雄の子どもに対する熱い思いと青少年福祉センターの50年の思想と実践が一冊の本にまとまっている。貴重な映像が満載のDVD付き豪華版で絶賛販売中。
定価:1,800円 (DVD付) / 長谷場 夏雄 著 / 社会福祉法人 青少年福祉センター 編
児童養護施設,自立援助ホーム 購入
1935年公開   世界名作映画全集8 孤児ダビド物語    懐かしの映画を堪能できる「世界名作映画全集」の第10巻は、長編小説『デイヴィッド・コッパーフィールド』を非常によくまとめたG・キューカー監督の初期の代表作。孤児となったデイヴィッドが逆境にめげずにたくましく生きていく様を描くドラマ。  孤児 購入
2013/3/29 DVD オレンジと太陽 106分 その手を誰も忘れなかった。
★名匠ケン・ローチを父に持つジム・ローチ監督、待望のデビュー作!
これまでテレビの演出家としてドラマやドキュメンタリーを手掛けてきた新鋭・ジム・ローチ。父のビッグネームに負けることなく、歴史に埋もれた真実に光をあてる揺るぎない視線、そして傷ついた人々によせる優しいまなざしで、深く胸を打つ傑作を完成させた。
★「ママはまだ生きているの?」 どんなに時が経っても、母の手のぬくもりは誰も忘れない。
ソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、ある日見知らぬ女性に「私が誰なのか調べて欲しい」と訴えられる。幼い頃施設にいた彼女はたくさんの子供達とともに船でオーストラリアに送られ、自分がどこの生まれなのか母親がどこにいるのか判らないという。「私は誰?」「ママはまだ生きているの?」その一言が、すべての始まりだった。
★イギリス、オーストラリア両国を揺るがした、感動の実話。
イギリスが1970年代まで行っていた"児童移民"。政府は、施設に預けられた子供たちを福祉の名の下にオーストラリアに送っていた。しかし、子供たちを待っていたのは、過酷な労働や虐待だった・・・。親の許可も得ないまま移民させられた子供たちの数は13万人にものぼる。その真実を明らかにした実在の女性、マーガレット・ハンフリーズの物語
児童移民,棄児,孤児院 購入
 2006/09/27 DVD Annie 127分 有名なミュージカルを巨匠ジョン・ヒューストン監督が映画化。仕事も食べ物もままならない大恐慌の1930年代。孤児院暮らしのアニーは、こんな時代でもいつかは両親が迎えに来てくれると希望を捨てない、夢みる少女だった。そんなある日、億万長者のウォーバックスの秘書グレースが孤児院にやって来る。イメージ・アップの為、孤児の一人を週末に招待するのが目的で、彼女は一目でアニーのことが気に入り、アニーを豪邸に招待することに……。 孤児院 購入
2006/6/23 DVD ある子供 95分  常に淡々としながらも緊張感のある演出に、最初から最後まで目が離せなくなる。18歳のソニアと20歳のブリュノの若いカップル。ふたりの間に子供が生まれたことで、ただじゃれ合うだけだった関係に変化が求められる。ソニアには自然と母性が生まれるが、ブリュノは変わる必要があることに気づかない。自分よりもかなり年下の仲間と一緒に盗みを働き、日々の食事にもやっとありつけているブリュノは、子供がお金になることを知り、ソニアとの子供を売ってしまう……。  人はいつから大人になるのか、なんて誰にも分からない。ブリュノは年齢的には若いと言えども、もう大人である。しかし自分の子供への愛情すら感じていない彼の行動に、観る側はふたりの未来を固唾を飲んで見まもるしかない。ただ、ここにあるのは絶望ではない。貧しいがゆえに無知で幼いブリュノだが、まだ彼はゼロの地点に立ったばかり。自らのゼロを認めたとき、未来が開ける。決して明るい未来ではないかもしれない。でもそこには可能性がある。そして彼は何よりもひとりではない。終始客観的な視点で描かれることによって、観客は意識的に彼らと時間を共にする。そして果てに見える希望の美しさと出会う。(望月ふみ) (PREMIERE)    
2005年公開 DVD ゲルマニウムの夜    花村萬月の芥川賞小説を大森立嗣監督が映画化したドラマ。人を殺め、自らが育った修道院に舞い戻った青年・朧。ゲルマニウムラジオから流れる“神の囁き”を聴いた彼は、欲望の赴くままに暴力に身を委ね、修道女と交わり放蕩の限りを尽くすが…。  児童養護施設,花村萬月 購入
2007年公開 DVD 永遠のこどもたち   海辺の孤児院で育ったラウラは、障害を持つ子供のためのホームにしたいとその孤児院を買い取り、夫と7歳の息子シモンと移り住む。間もなくシモンは、古い屋敷の中で空想上の友達を作って遊び始めた。そして、この家には6人の子供たちがいると言い出し、彼らとの遊びに夢中になる。そんな息子を見て、ラウラの不安は募っていく。やがてホームのオープンを控えたパーティの日、シモンがこつ然と行方不明になってしまう。ラウラは必死に我が子の行方を探すが何の手がかりもなく、半年が過ぎていく。やがて彼女は屋敷に人の気配を感じるようになるが…。 児童養護施設,孤児 購入
2008年公開 DVD 非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎    子ども時代を孤児院で育ち、孤独なパラレルワールドに生きる孤高のアーティスト、ヘンリー・ダーガーのミステリアスな生涯と創作の謎に迫る異色のドキュメンタリー 児童養護施設,孤児 購入
2008/10/22 DVD 奇跡のシンフォニー     “きっと会える”と信じて両親を探す少年の一途な想いと、再会の奇跡を呼び起こす<音楽の魔法>に心揺さぶられる、感動のファンタジー!
 11年と16日、施設で孤独な日々を耐えていた少年。「パパとママに会いたい-」その想いだけを胸にNYへやって来た。何ひとつ手がかりがないまま、両親を探し続ける毎日。しかし、その旅の途中で出会う人々、生まれて初めて手にした楽器の数々が彼の運命を変える。彼はストリートで無心にギターをかき鳴らし、あふれる両親への愛を音符に託し続ける。必ずこの音は、この世界のどこかにいるふたりに届くと信じて・・・
児童養護施設,孤児 購入
  DVD オリバー・ツイスト    19世紀の英国。救貧院に連れて来られた、オリバー・ツイストは、粗末な食事に腹をすかせた孤児を代表してお粥のおかわりを要求し、追放処分になる。一旦は葬儀屋に奉公するが、不当な仕打ちに耐え切れず逃げ出してしまう。行く当てもない天涯孤独な身の上では、目の前に延びる街道を遥かロンドンまで、目指すしかなかった。7日間歩き通して、大都会に辿り着いたオリバーは、スリの少年に拾われ、食事と寝床にありつけるからとフェイギンという男に引き合わされる。 児童養護施設,孤児 購入
  DVD エンジェルス     母親と死別し、父親とも離れて里親家庭で暮らすロジャーは、「(リーグ最下位の)エンジェルスが優勝したら一緒に暮らせる」と言った父親の気休めの言葉を信じ、夜空の星に祈った。すると天使が現れ、エンジェルスの守備を助けた。夢と希望を捨てないことの大切さを教えてくれます。 里親 購入
  DVD サラ、いつわりの祈り    里親から息子のジェレマイアを引き取った実母のサラだが、ドラッグや行きずりの男とのセックスが止められない。やがてジェレマイアも、サラの生活に影響されていく。 里親,虐待 購入
  DVD アイ・アム・サム(I am Sam)    『アイ・アム・サム』(I am Sam)は、2001年に公開されたアメリカ映画。知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた感動作。日本での公開は2002年6月8日。父親役のショーン・ペンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。娘役のダコタ・ファニングは放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞し、映画俳優組合賞の助演女優賞にも最年少でノミネートされた。また、当映画は日本アカデミー賞の外国作品賞にノミネートされた。 里親 購入
  DVD マグダレンの祈り    1960年代のアイルランドを舞台に、性に堕落した女性たちを神の下で矯正をする施設“マグダレン修道院”に収容された3人の少女たちが、自らの運命と向かい合い、生きる活力を見出していく。  児童養護施設 購入